中ノ岳 〜十字峡から周回〜

2016年10月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.2km
• 登り: 2,085m
• 下り: 2,102m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:55
• 休憩: 0:25
• 合計: 10:20

5:30 十字峡登山口
8:00 日向山
9:40 池ノ段分岐
10:00 10:15 中ノ岳
10:30 池ノ段分岐
12:10 兎岳
13:00 13:10 丹後山
13:10 丹後山避難小屋
15:20 林道入口駐車場
15:50 十字峡登山口
15:50 ゴール地点

天候

晴れ、後、曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・六日町ICから十字峡登山センターまでは約30分です。途中コンビニ1件あり。
・しゃくなげ湖の左岸のどんつきから橋を渡り右岸を少し進むと十字峡登山センターがあります。10台程度ですが、近傍に何箇所か駐車スペースがあります。
トイレ有り。

コース状況／危険箇所等

・登山ポストは登山口にあり。三国川沿いの林道入口にもあります。
・登山口より1合ごとに石柱が立っています。ちなみに最初から急登を30分近く登って漸く1合目。そして標高差にして1000m以上登った日向山が五合目です。
・日向山まではところどころ斜度の緩むところがあるものの概ね急登です。何箇所か鎖場もあります。
・日向山から一旦下り、暫くは平坦な道が続きますが六合目を越えると再び急登になります。
・九合目で稜線に乗り、中ノ岳山頂と兎岳の分岐になります。分岐からは山頂までもう一息です。避難小屋は山頂からわずかの距離です。
・分岐から兎岳方面は最初片斜面の道となり、その先は笹に隠れ気味の急斜面を下ります。兎岳への登り返しは遠くから見ていた印象よりも急登でした。兎岳から丹後山は気持ちのよい穏やかな道です。丹後山山頂の少し先に避難小屋があります。

写真

10/22 6:19

いきなり急登から始まり、あっという間に眺望が開けてきます。

八海山・入道岳に陽があたり始めました。

10/22 6:21

阿寺山。何故かピントがなかなか合わず苦労しました。

10/22 6:31

うーんと・・・どこ撮ったんだっけ？

10/22 6:32

巻機山方面。割引岳かな。。

10/22 6:47

入道岳

10/22 6:48

良いスラブです。

10/22 6:50

桑の木山・ネコブ山でしょうか

10/22 6:54

朝日を浴びて良い感じです。

10/22 7:12

巻機山の全景が見えてきました。

10/22 7:12

紅葉が点在しています。

10/22 7:13

下津川山かな？

10/22 7:16

このあたりの岳樺は綺麗に葉が落ちています。

10/22 7:18

いい山です。

10/22 7:21

尾根に当たる日が印象的です。

10/22 7:25

急登がきついので写真を撮ってばかり・・・

10/22 8:15

日向山。ここまで標高差1000m以上。漸く中ノ岳が見えます。
それにしても1000m登って五合目って・・。

10/22 8:37

6合目まではなだらかな道が続きますが、その後再び急登です。
後ろを振り返ると日向山の紅葉が綺麗です。

10/22 8:50

中ノ岳のあと、あの尾根を歩きます。
どこが丹後山だろう？

10/22 8:51

まだきれいな紅葉残っています。

10/22 9:20

こっちの斜面も良い感じ。

10/22 9:29

八海山らしい姿になってきました。

10/22 9:43

漸く尾根筋に出ました。向こう側に、荒沢岳がスクッと現れました。

10/22 9:51

この後歩く尾根です。気持ちよさそう。

10/22 9:55

こちらから見る荒沢岳は格好良いです。

10/22 9:59

この辺りはまだ色が鮮やかです。

10/22 10:00

中ノ岳に登ると越後駒が見えます。

10/22 10:01

こちらは八海山

10/22 10:08

奥は至仏山と武尊山ですね。山深さが良いです。

10/22 10:08

こちらは燧岳

10/22 10:35

上越の山らしい風景です。

10/22 10:38

草紅葉と荒沢岳

10/22 10:41

急斜面を下ります。少し道が笹に隠れ気味でした。

10/22 10:58

何度も撮ってしまいます。いい山だねぇ。再び晴れてきました。

10/22 11:29

紅葉をアップで。

10/22 11:42

中ノ岳と越後駒ヶ岳

10/22 11:51

少しずつ見え方が変わってきます。

10/22 11:56

兎岳。遠くから見たら楽そうな尾根に見えたのに結構急坂を登ります。

10/22 12:10

中ノ岳から除く駒ヶ岳が徐々に大きくなってきます。

10/22 12:13

荒沢岳に続く道です。

10/22 12:15

ここからは快適な道を歩きます。

10/22 12:16

こちらは平ヶ岳に続く尾根です。

10/22 12:17

三色の斜面

10/22 12:39

中ノ岳と八海山

10/22 12:39

秋たけなわです。

10/22 12:50

長閑な道です。

10/22 12:55

丹後山まではこんな感じの快適な道です。

10/22 12:59

兎岳を振り返って。

10/22 13:02

中ノ岳と兎岳

10/22 13:03

中ノ岳が左右に八海山と駒ヶ岳を従えているようです。

10/22 13:03

日向山越しの八海山。左に雨量計測所が見えます。

10/22 13:20

幻想的な巻機山

10/22 13:21

丹後山の山頂らしくない山頂を少し越したところに避難小屋があります。素敵なロケーションです。入り口は塞がれているようです。

10/22 13:21

後ろには中ノ岳。

10/22 13:31

こちらも素敵な尾根ですが夏は道がないんですね。

10/22 13:31

中ノ岳を見ながら下ります。

10/22 13:32

紅葉の名残を見ながら

10/22 13:38

どんどん下ります。

10/22 13:40

ここはちょっと綺麗。

10/22 13:41

10/22 13:41

コブシ沢

10/22 13:41

コウガイ沢

10/22 13:42

いい山ですねぇ。

10/22 13:45

紅葉のピークに来てみたいものです。

10/22 14:19

立派なブナの木

10/22 14:21

気持ちのよい道ですが疲れてきました。。。

10/22 14:30

巨大な松ノ木。三合目です。この後、二合目から斜度が増します。足が疲れてきたところで急坂・・・鬼のような道でした。

10/22 15:23

漸く林道に降り、渓谷に沿って歩きます。

10/22 15:41

渓谷美が綺麗でなかなか素敵な林道でした。

10/22 15:42

素敵な山でした。

撮影機器：

PENTAX K-5 PENTAX

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

usatako

夏のはじめに十二平〜駒ヶ岳のコースの途中から見えた中ノ岳があまりに格好良かったのでそのうち登ってみたいと思っていました。でも、このコース、ヤマプラでコースタイムを確認すると17時間半も掛かることになっているんですよね。2／3で歩けるとしても12時間・・・。私に回れるんだろうか？って不安になりました。

そう言えば、昨年、danyamaさんとkomemameさんが歩かれていたことを思い出し、確認してみると彼らは9時間で歩かれてます。健脚のお二人と同じペースは無理ですが、＋2時間として11時間なら明るい内に降りてこれるなぁ。。。ということで行ってみることにしました。

駐車場から道を渡ったところが登山口。いきなり急斜面から始まります。急坂を喘いでいると間もなく一合目の表示が・・・ああ、登山口が一合目じゃあ無かったんだっけなぁ・・と、一度目のため息。その後も急登が断続的に続きます。十二平からグシガハナまでのような間断無く一途に続く急登では無いながらも、「道をつづらに曲げるなんて軟弱だ」とでも言わんばかりに急な尾根筋を愚直に辿った道が続きます。途中、写真撮影にかこつけて休憩をとりながら、2時間半かけて漸く日向山に着きました。ここまで一気に標高差1000m以上を稼ぎますが、石柱に刻まれた文字は「五合目」。再び溜息をつきます。五合目〜六合目の間はdanyamaさんの言葉をお借りすれば「なごみの区間」。中ノ岳を前にみて、池塘も点在するなだらかな道です。そして再び急登、急登。漸く9合目で稜線に出ると正面に堂々とした荒沢岳が現れます。こちらから見るとピラミダルなピークが惚れ惚れするほど格好良いです。ここに荷物をデポして駒ヶ岳へ。結局登山口から山頂まで4時間半。（コースタイムは8時間超でしたが山頂で少し休んでいる内にご年配の方も含めて何組かが登って来られたところを見ると、私のペースが速いわけではなく、このあたりのコースタイムがかなり甘めの設定のようです。）

山頂で一服した後は兎岳、丹後山へと向かいます。最初は片斜面の歩きにくい道から始まり、笹に覆われ気味の急斜面を下っていきます。離れて見ていた時には気持ちよさそうに見えていた稜線ですが、歩いてみると結構アップダウンが厳しい道でした。
それでも素晴らしい眺望に慰められながら兎岳に着くと、そこから先は正真正銘気持ちのよいハイキングコースが丹後山まで続きます。丹後山の不明確な山頂を過ぎ暫くすると道は稜線を右に外れて急降下していきます。こちらのコースもなかなかの急坂です。特に2合目から先の急坂は、疲れが溜まり始めた足には堪えました。最後は美しい渓谷沿いの林道をまったりと歩いてスタート地点に戻りました。

ちょっとシンドかったけどいい山でした。越後の山は魅力的な山とコースがまだまだ沢山ありますね、来シーズンもぜひとも尋ねてみたい山域です。

コメント

LX

カッコイイ〜
中ノ岳の山容、惚れ惚れしますね。
しかし自分には、この標高差と急登は無理ですね。
避難小屋が使えて、水場があればな〜。

usatakoさんの写真で我慢するしかないですね。
お疲れさまでした。

usatako

Re: カッコイイ〜
todohLX さん
　コメントありがとうございます。駒ヶ岳やグシガハナから見る中ノ岳も素晴らしかったですが、丹後山の下山途中から見る中ノ岳も素敵でした。　10月初めまでは小屋も水も使えるようですからぜひ尋ねてみて下さい
　ちなみにこの日のヤマレコの記録を見ると同じコースを7時間弱で回られている方や、枝折峠から駒ヶ岳を越えて中ノ岳までピストンのコースを8時間でこなしている方が居ます 凄いですね