金峰山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,180m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 8:08
自宅3:45・・・高井戸5:05・・・須玉IC6:36・・・瑞牆山荘駐車場7:20
瑞牆山荘8℃7:50・・・富士見平小屋8:30・・・鷹見岩分岐9:08・・・
大日小屋12℃9:17/25・・・大日岩9:50・・2317m手前樹林帯10:51/11:05
2317m11:10・・・金峰山2599m12:13・・・砂払ノ頭鞍部12:35/55・・
大日小屋14:16・・・富士見平小屋15:00/35・・・瑞牆山荘15:58
国土地理院の地図では飯森山-大日小屋-大日岩のルートが北側よりだが、ヤマケイオンライン、昭文社地図では2ルートあり、北側が地理院ルート、南側がヤマケイ昭文社ルート。実際に大日小屋もそこにあるので、地理院地図は誤りだとしており、この旨国土地理院へ報告したが、20181106現在修正されていない。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
高校時代から奥秩父の山々は知っており田部重治の名もなつかしいが、一度も踏みいれることがなかった。北アや南ア、八ヶ岳に比べればマイナーに見えるからであろうか。
長らく東北に住み、山とはブナ林であり山菜、キノコ、イワナがいるところであるという確信から、関東に戻ってきてもなかなかその考えから離れられず、花崗岩の白砂や岩の重畳への思いはあまりなかった。
3週間前、初心者と北八ヶ岳にいったがあえなくハイキングで終わったために、年一回の山行がこれで絶えるのかの思い強く、不完全燃焼、なんとか今回奥秩父山行の計画となったものの・・
いかんせんトレーニング不足は否めず、未明発4時間ドライブそして予定コース7時間以上をこなせるのか、大いなる不安があった。
いざとなれば瑞牆山だけで終われば 次回(ないかもしれないが)に金峰山でもよいなどとのっけから、エスケープモードであった。
8時に瑞牆山荘を出るが、15-16時には下山したいので、ピークにこだわらず12時をタイムリミットとした。そこでだめなら下山し、夕方遅くの下山は避けることにきめたら何となく気が楽になった。
とはいうものの森林限界2300mの稜線に出ないことには戻れないので、あえぎまくる体にむち打ってあるく。3時間かけてやっとのことで稜線2317mに出て、富士山から南アルプス、中央アルプス、御嶽山、八ヶ岳、妙義?(浅間山だった)、北アルプスはかすんでよく見えず。 こういう山並みを見たのは大学時代以来30年ぶりである。ここでもう下山してもいいなと思った。日和って時間を十分につぶせばピークに行くよりも楽であるし・・・
しかし行先を眺めるにあと一時間ほどでつきそうな距離感。時刻は11時少しすぎ。大展望に感激しながらも、うまくいけばピークに行ける。そうすれば今後の山行の計画はさらに伸びる。
百名山はやりだが、点の山ではつまらない。奥秩父は奥深く何とかつなげていくには、金峰がそのスタートである。次には大弛峠から往復でつなげられるなどなど・・
最後の一時間は膝に力が入らずほうほうの体、五丈岩の裏に出て表に回り、その少し先の岩塊のピークで写真を撮り。12:13着。何とかタイムリミット少しオーバーで済む。大弛峠からの人を合わせた五丈岩付近は賑やかさを通り越して 騒がしいのみだったので、休むことなく 踵を返し、下山し始めた。
人が全くいない砂払ノ頭鞍部で休憩し、予定を半分消化できた感慨に浸った。
あとはひたすら下るのみ。今回発導入の300mlPETボトルにカキの種をいれた行動食とパワーバランス、いつものほし梅、水は1.5lあったがすでに1Lは消費。大日小屋の水場で補充してカップめんかな?とも考えたが、富士見平小屋の冷たい水の方がいだろう。カップめんの時間がなければコーヒーだけでもと様々考えて 富士見平小屋までノンストップで 膝痛に耐えながら下る。
富士見平の水は 往路でも飲んだが、想像以上の冷たさとまるさで 甘露甘露であった。 水場そばのルート脇で淹れたコーヒーは 傍らを行く人々にわが身を晒したが気にもせず 予定コースを消化できたので その香りはより疲れを忘れさせてくれた。
あと一時間もかからずに 駐車場着だ 夕暮近い 晩秋の森にコーヒーの香りと
鹿の遠鳴きが こだましていた
ダケカンバの黄色い葉が カサリと風に 飛ばされた
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