喜怒哀楽、久々の山行は入川林道から真ノ沢林道の偵察
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,473m
- 下り
- 2,466m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:10
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 9:30
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:40
天候 | 23日(晴れ)24日(晴れ)25日(晴れ〜雨の予報) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
大滝温泉は源泉ポンプ故障で臨時休業だった。 |
写真
感想
お彼岸過ぎ、忙しかった畑も管理に移り時間ができてきた。
休日のローテーションが師匠と同じなこともあり、何度も中止になった和名倉行きを提案し了承された。
しかーし!縁がないというかなんというか、師匠の都合でキャンセルとなる。
さて・・・冬も近いし足慣らしはしたい。
川又から秩父湖へ車2台を予定していたので、1台ではめんどくさいなぁと。
第1感は、昨シーズン突破できなかった樺小屋からの雁坂小屋。
これで良かったのでは?と今も思うところはある。
うーん・・・と足踏みしたのは、紅葉シーズンと週末ということ。
あまり人に会いたくなかった。
職場で師匠と話をしていると、真ノ沢偵察いけば?と。
!!!それは・・・ありだな・・・でもなぁ・・・。
正直、初見で真ノ沢林道をソロで立ち入るのはずっと怖くて躊躇していた。
タツマノ尾根でも感じたけど、廃道のような不明瞭で踏み跡がわからない道は、登りで迷ったら引き返す方が難しいと感じてしまっている。
特に周りの景色が見えない深い森の中で、地形があてに出来ない以上登りきってしまったほうがよほど安全に思えてならない。
迷うことを前提にしたなら、ペア以上のパーティが好ましいと思っていた。
偵察となれば、帰路が存在する。
しかし、怖い怖いと言っていては、いつまでたっても行けないし。
正直、LarcさんとかKURIRINさんに頼んで、ガイドしてもらおうか?とひっそりと真剣に考えていたくらいで。
でもね、ウズウズと湧き上がる初見単独突破!のワクワク感も無きにしも非ずな感情。
一時期通行禁止になっていた入川林道でもあるし、森林軌道も見たい。
第一目的、柳避難小屋までの道中視察。
第二目標、千丈ノ滝までの偵察。
第三目標、真ノ沢林道への入口と可能ならば行ける所まで偵察。
真ノ沢林道侵入が難しければ、未踏破ルートの十文字小屋を目指す。
決まればさっさと、計画に。
今回、事前情報は皆無に。
土曜から月曜を日曜から火曜の行程へ変更し、畑は火曜から土曜に。
久々の山道具、高度計と温度計が見つからん・・・。
食材をあされば、賞味期限切れの山・・・(汗
それでも7食分買わずに揃ってしまう在庫の山だった。(賞味期限切れ含む
フリーズドライの新しいアマノフーズのカレーと焼酎を買い足し。
案外さくっと準備完了、ちょっと安心。
ツェルト泊装備にして、ファストパッキングの8.5kg(水無し
テルモスお湯500cc+飲料用500cc+非常用1L、計2L追加しても11kg弱。
レギンスに7分短パン、下着はジオライン。
靴下はダーンタフ、スマートウールの薄手長袖。
バーグハウスのウィンドストッパージャケット。
モンベル#3に、保健にダウン上下。
ザックはライト用グレゴリーのアルパイングロウ30L(40以上入る)
土曜日、畑仕事も早々に、仕事疲れを引きずらないで良い条件で当日を迎えた。
3時起床も2度寝し、4時起床。
急げ急げと向かう道中、まさかの定峰峠通行止め。
まさかの迂回で、タイムロス。
入川林道のゲート前についたのは、7時近くだった。
地図上にPの文字も、ちゃっかり有料駐車場。
封筒に料金とナンバーを書き入れ、ポストに投入。
先に来ていた若者に声を掛ければ、森林軌道だけ見に来たとのこと。
他に停まっている車は1台、土曜からの先行者だろうか?
自販機があったので、支度しつつ温かいコーヒーと一服。
7時を過ぎ、最悪柳小屋までだなと出発した。
砂利の林道を歩けば、程なく登山道入口に。
この林道行き止まりらしいが、地図上の1557mのピークから白泰山にぬけられそうだと睨んでいる。
そのうち、偵察に来よう〜。
とか思っているうちに、早々に軌道跡!
歩きやすい広い軌道跡、左には入川。
東京大学演習林だけあり、植生も豊かで目に楽しい。
湧き水も豊富で、水の心配がないのが嬉しい。
川又での気温は10℃、歩くには少し高いなと思いながらも沢筋は涼しかった。
道中気になったのは、小動物の捕獲用罠。
いくつか蓋が閉まっており、コトコトと動く罠も。
ヤマネとかネズミ系の小動物か・・・。
す・・・凄く中が気になる・・・。
早く回収されることを祈りながら、そっと後にしたがなんとも微妙な心境でもあった。
心配していた身体の鈍りも順調で、あっというまに赤沢出合。
親切な案内看板に、小屋へは下がり基調なことを知り安堵した。
なにせ・・ブランクが酷い。
一服しながら沢に掛かるコンクリーの橋跡と先に伸びる軌道跡を見ながら、今度見に行ってみようと思った。
さてさて、いよいよ本格的な登山道へ。
つり橋を渡り、いきなり九十九の急登。
足が重いし、息が上がる。。。きつー。
途中、軌道跡復活。
どこかでスイッチバックして、こちら側に上がってきたのだろうか?
登山道とは分かれてしまうが、直進「山道」の先に何があるのかも気になる。
幅広の尾根に出れば、緑の楽園がそこにあった。
天候不順から気温は低くなったものの、紅葉はまだら。
しかし、ブナや楓が一面に広がる庭園。
嬉しい誤算に心が踊る。
やばい・・・楽しすぎる。
とまぁ、楽しかったのは尾根を乗り越すところまでだったけど。
尾根から外れトラバース道になってから、冬に来られるだろうか?という楽しみは打ち砕かれた。
沢筋のトラバース道・・・ハイ、わかっていました。
見える沢、細い道、沢越えのキレットトラバース。
崩落箇所に、ガレ場にザレ場。
無理無理・・・冬期は絶対無理だ。
沢が見える範囲なんか、崖よ崖。
うっかりが出来ない緊張感に震えながら、どうしてこんな道ばかりとヒヤヒヤしながら先を目指す馬鹿・・・と自分を罵る。
途中、地図を見ながら・・・お!と。
モミ谷ノ頭に続く尾根を見、これ・・・四里観音に抜けられるんじゃね?
今度・・・来よう。
離れていた沢の音が近くなり、視界に入る。
おお?もうすぐか?と思ってもすぐじゃないんだが。
昼前に、柳小屋到着。
薄暗いのは定番だが、綺麗な小屋に感謝感謝。
窓を全開し床をほうきで掃き、クイックルワイパーがあったので丁寧に掃除。
宿泊装備を下ろし、昼食準備。
小屋内12℃、外も12℃暖かい。
さてさて・・・これからどうしよう?と緩めに作った焼きソバを食べながら思案する。
11月5日21時現在、今日はここまで。
コメント
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タイミングが会えば同行したい気持ちはあります。
しかし現在、身内に要介護者がいるので秩父への機会・意欲は減少しており家内と近場の日帰り山行が主体です。
奥秩父バリエーションは常に視野に入れています。
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