北大船山
- GPS
- 07:30
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,068m
コースタイム
11日 8:20長者原-雨ヶ池-10:30坊ガツル(野営)11:30-12:45段原-13:00北大船山-13:35坊ガツル(テント泊)
12日 5:30坊ガツル非難小屋11:50-13:00すがもり-14:00長者原
天候 | 暴風雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
12日 長者原〜自宅 |
写真
感想
442、鯛生金山で雪がちらつき始め、一部路面凍結におっかなびっくり下って行くが、黒川温泉の登りでボタ雪になりかなりの積雪。
久々で、積雪ドロドロ路肩でのチェーン装着に手こずりヘトヘト、しばし車中休憩。
雪の重さで木が頭を垂れ道を塞ぐ中をソロソロと通過して行く。
遅れを取り戻そうとちょっとした下りで35キロ程、車が尻を振りリアバンパーをガードレールに接触・・・。
高速道路で180キロ(出した事無いけど・・)で走るより、雪道で35キロの方が数段恐ろしいと思いました。
みなさん、ご用心あれ。
バンパーにチッチャな黒いサインが。まぁ記念と思うか・・。
やまなみは轍が凄く、すれ違ったロードスターがフロントバンパーで雪を飛ばしながら走っていったので、20センチは積っていたかも・・。
牧ノ戸は車が3台 寒そぅ〜。
男池は雪が深そうだったので、長者原での車中泊に変更 25:30着・・。
車中、明日からの計画を練る。
予報では明日から曇り程度だったので、キャンプにしよう・・。
就寝。
翌朝、やっぱり朝寝坊・・。
雨ヶ池で坊ガツルキャンプの方とすれ違い
「夜中あまりの雪と風で、小屋に非難した」とか。
「がんばってネ」と言われるが、今日は大丈夫だろう。
6本アイゼンでは後ろ足に踏ん張りが効かず、スピードが上がらない。
3ヶ月ぶりの大型ザックに
”月で歩いたらどうんなんだろう”と、思いながら坊ガツルに到着。
テントは5〜6張り。翌日見ると20張り程があった。
いつもの設営位置を踏み固め、雪の中からペグ打ち石と大きな木の板を発掘。
ラッキー。
隣のテントの方に声をかけるが、いまいちノリが悪く・・・。
今日の宿 完成。
ザックを変更し、悪天候の中を高塚山を目指して登って行く。
段原で出会った先輩から
「2週間前に行ったが、誰も歩いてないし、腰まで雪」との事、
「赤テープを巻いて廻っているけど、時々道迷いする」とか・・・
ん、見ると足跡は全く無く、吹雪の気配。
これは危険と判断し北大船往復でテントに引き返す。
後は野営を楽しんで、夕方 法華院にお茶でもしに行こう。
真夜中12時頃から暴風雪が段々酷くなり、テントがバタバタと鳴り出し朝まで眠れない。
遠くで、「ごおお〜」と・・。
だんだん近づいて来ると、一瞬 間を置いたかと思うと台風並みの突風がやって来る。飛ばされそうな勢いで室内はグチャグチャ、テントは左右にパタパタと潰され、真ん中に寝ていても冷たく凍ったテントが顔に落ちて来る凄さに、恐怖。
外に出てペグの具合を確認すると、遠くのテント周りにもヘットライトが見える。
そろそろ止むだろうと両手で踏ん張りながら頑張ってみるが、5時過ぎテントを諦め荷物を纏めて小屋に非難する。
無念・・。
数人が続々と非難して来るが、明け方小屋泊の方から
「低気圧が来てるし鹿児島でも雪がちらついている」とか・・・。
あれ、天気予報は・・?
テントはポールが2本とも曲がっていたが無事に回収。
今のテントは凄い。モンベルありがとう。
登山を始めた頃(四半世紀前)の布の家型テントだったら、とっくに飛ばされてただろうな・・。
今日は、「鉾立・白口・稲星・久住」、明日は「星生・扇ヶ鼻・沓掛・牧の戸・長者原」と壮大な計画は、低気圧に吹っ飛ばされ、すがもり経由で長者原に引き返し、帰路に付く。
すがもりを吹雪の中登ってくるご夫婦は、
「高速道路通行止めで、山口県から6時間掛けて着て、法華院に泊まるけど、どっこも登れないだろう。それもまあいい思い出です・・。」と。
潔さに納得させられ、高塚山に行けなかったので、なぜか高塚地蔵に寄りトボトボと帰宅・・。
”これもまたいい思い出の久住”でありました。
こんばんわ、113さん 。
福岡市内は12日に結構雪が降りましたが、山は違うようですね。それにしても11日の坊がツルの夜はすごかったようですね 。
先週に続きハードな山行お疲れさまでした 。
ちなみに今日、山であった福岡の大先輩の6人パーティは本当は久住に行く予定だったけど、高速が通行止めなので金山に来たと言われてました。
冬の坊がツルも人気ですね。来年はチェーン買おうかな・・・ 。
木曜日の深夜、「金曜日の朝はこの道は無理だろうな〜」と思いながらやまなみを目指しました。
やっぱり、高速も止まってしまったようですね。
chengfuさんこそ、トレースの無い雪道をバクシン!
お疲れ様でした。
と、いうか、楽しんで来られましたね〜
私は、腰が引けた口ですので・・・
またの、雪まみれの写真を楽しみにします
風はあるし、雪は降るし、今シーズン、雪を楽しめる最後の休日かな〜、「山に行きたいな〜、最高の天気と3連休が重なる奇跡」と思いつつ、3日間を別件の用事で下界で過ごしていました
夜中の「ゴ〜ッ」と轟音と共にやって来る風はなかなかのものですね。年末、私も雨ヶ池ですれ違った人に「昨夜は台風並みだった。」と言われて「昨日は大変だったんだ。」と他人事のように思った記憶があります。 炊事棟横の灌木の中にテントを建てて木の幹まで使ってロープでテントをガチガチに固定している人を見て「そこまでせんでもよかろうに…。」と思ったのに、翌日、さすがだな〜と感心に変わりました。
テントのポールが曲がると、心も「ポッキン」と折れそうになりますが、曲がった部分だけの修理で「意外と安いな〜 。」と心が癒された思い出があります。まあ、すばらしい山行に払ったちょっとした追加料金ということで
3連休に雪山に行けなかったのは残念でしたね〜・・。
非難小屋のすぐ横に先客が2張り寄り添ってたので、そこを遠慮してキャンプ場のど真中に設営したもので嵐にフキッサラシ状態に成ってしまいました。
炊事棟横の灌木の中にも2張りありましたが、ロープでの補強は去れてなかったので、ほぼ同じ状態だったそうです。
”ん、次はロープを準備して行こう・・ ”
日曜日、朝から道具を洗いながら
”ポールよ、よく頑張ったな〜”と、労いながら、自力で直そうと試みたのですが・・。
キチンと直しとないと、次同じ暴風にさらされたら、本とに”ポッキッ・”と行きますよね〜。
明日、ショップに持って行く事にします。
ブログ等を見ていると、この日は「テント全壊」「たいへんな1日」などの文字が飛び込んできます。あの炊事棟横のベストポジションでもロープ固定ではなかったらアウトだったんですね 。
無理してでも行けばよかった…、とジワリジワリと後悔の思いが湧いてきます 。
日曜日の午後遅く、仕事が終わって、急に「ストレス解消に温泉に行く」と阿蘇まで行ってきました。気になったのか「運転しようか〜。」と気をつかって言ってくれて一緒にドライブとなりましたが、ストレスと言ってもそれは仕事のではなく、単に「山に行けなかった…」というストレスだったのですが 。
こんばんわ、westupさん。
「テント全壊」「たいへんな1日」で無理してでも行けばよかった…、とはチャレンジャーですね。
私の場合は、正直、ちょっと引いてしまいます。
まだまだ修行が足りませんね・・
こんばんは、chengfuさん
この日明け方、小屋に非難してきた方は、
「ポールが折れてテント潰れてしまった〜」と・・・
さほど悔やんだ様子もなく、楽しそうに非難の時を過ごしていました。
113は、
「早く風よやんでくれ〜。テントが、こっ壊れる〜」と、
ショウシンモノ・・
今晩は、chengfuさん
暴風雪にさらされながら「いつ避難小屋に行こうかな〜 。」とタイミングを計り、それでもダメな厳しい状況になったら「法華院山荘まで走ろ〜っと、宿代ちゃんと持ってきたし〜 。」と坊がツルは安全が保障されている場所です。どんなに不安でも、あの山荘の明かりが見えるとホッとします 。
でもテントの破損は結構、メンタル的にダメージはありますね。まあ、道具はいずれ壊れるもんですから〜 安全がある程度保障されているから楽しめますね
そういわれると、「坊がツルは安全」なのかぁ・・。
そういわれると、そうですねぇ・・・。ん?
113は、まだまだ山歩きが足りないようです。
westupさんの、「安全だった、安全じゃなさそうな」お話を、楽しみにしながら、ヤマレコ生活を過ごすとします・・。
ヤマを歩く時、絶対にしてはならないレベルは…
「新聞には載りたくない 」といつも心に誓っています 「遭難」「捜索」レベルですね。
その次が、「大けが」
この2つさえクリアできれば、長く山行を続けさせてもらえる、と思っています。
それ以外のアクシデントは「楽しみの一つ」と考えて、いつも歩かせてもらってます
もちろん小心者ですし、体力ないし、忘れ物はするし、計画性はないし…
こんな性格はO型に多いそうです。道に迷ったら「これが楽しいんだよね。」とうそぶくらしいです。
血液型うんぬん、は鼻で笑うタイプでしたが、この一文だけは、「お〜俺のことだな〜。」と妙に納得でした
まあ、以前の話でヤマレコにはUPしていませんが、失敗武勇伝は数知れず…、そして「いつか本当に痛い目に遭うのでは。」と思う日々です
用心したいと思います
おはようございます。 westup さん。
遭難・捜索・・は、本と避けたいですね。
今は、携帯電話が頼りになりますが、113のauは谷に入ると・・
高橋庄太郎 著「トレッキング実践学」の中に、
「山歩きはロールプレイング、主人公はもちろん自分自身、代償も自分自身、無事に帰宅するのが最終ゴール」、のような記述があったかなぁ。
少々のトラブルは、楽しいのですが、「ケガ」は・・痛いです
最近、準備体操・ストレッチが、ケガ・翌日(または翌々日・・)の筋肉痛防止に効果的だな〜と感じてます。
って、昔から言われてますけどね〜
今日は晴天なのに、山にいけない・・
雪山は賑わってるんでしょうね〜・・
みなさん、ケガの無いように、楽しんできてくださぁい
私の記録のほうに113さんのテントが写ってるかもと思いながら見てますが、113さんのテントはどれでしょうか?
同じ日に野営しておられたんですね
113テントは残念ながら写っていない様です
この日は、本とにとんでもない風でした〜
スノーフライ よろしいですね
今シーズンは購入出来ませんでしたが、来シーズン様子みで試して見たいと考えてます
あ〜”来シーズン”の言葉、雪の九重が終わってしまう寂しさをしみじみと・・
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