古光山
- GPS
- 02:52
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 535m
- 下り
- 543m
コースタイム
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:53
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大峠から古光山までの道は急なアップダウンの繰り返しのため、雨の後は滑りやすく注意が必要です。 |
写真
感想
今回登った古光山は、ススキで有名な曽爾高原の南にあり、5つの小さなピーク(頂)で構成されている山だ。少し奥には展望のよい後古光山という山もあり、魅力的な山登りコースで、登りたいとずっと思ってはいた。しかしそれら全てを登るとなると同じコースでピストンするという方法しか考えられなくて、なかなか登る決心がつかずにいた。しかし地図とにらめっこをして、ピストンでなく、帰りは別の車道で戻ってくるという方法を思いつき、今回ようやく登ることになった。
朝は5時過ぎに家を出発。まだぎりぎりではあるが10月なのに、道中の気温は0度という表示。まるで初冬のような寒さだった。上はダウンにハードシェル、下はバイクのオーバーパンツを着込んでいたので、何とか凍えることなく行けた。出発から2時間弱で登山口の大峠に到着。案内板には「古光山まで1.2km。後古光山まで2km」とあった。何だ、余裕だなぁと思いながら、北方向へと登山スタート。登り始めると、いきなりものすごい急斜面。手足をすべて駆使しないと登れないような急な傾斜だ。フィックスロープが張ってあって助かったが、登り始めて30分で息が上がったほどだ。最初に5つの頂の1つ「南峰」に到着。空に突き出すような岩場にそれはあった。南は高見山、北は俱留尊山、東には大洞山、西には兜岳・鎧岳がのぞめる絶景だった。しかし風が強く、狭い岩場の頂では休めないので、先を急いだ。800mの間に5つものピークがあるが、いずれもフィックスロープを使うほどのきついアップダウンを繰り返すので、かなり体は疲れた。1番最後の5つ目の山が最高峰の古光山。でも展望はほとんどないので、すぐに降りた。深タワというとろまで一気に降りると、今度は後古光山までまた急な登り。でも休むと再スタートがしんどいので、ロープを掴みながらどんどん登っていった。スタートして1時間半で標高892mの後古光山に到着。思わず「ヤッター!」と叫んでしまった。この頂からも景色はとてもきれいで、特に北の俱留尊山のススキがきれいだった。ひと休みできるスペースがあったので、ここでコーヒー休憩。南峰ではきつい風で寒い思いをしたが、ここではそんな風もなく、ゆっくり休むことができた。さらに北に進むと、先ほどまでの急な傾斜の下りではなく、ゆるやかな傾斜だったり、階段だったりして、足に負担をかけることなく下山できた。長尾峠で車道に合流し、そこから山を囲むような車道を3kmほど南へ進むとスタート地点まで戻ってきた。途中の道でみつえ牧場の牛が放牧されて、むしゃむしゃと草を食べているのに遭遇した。ゆったりとした時間を感じた。往復3時間という軽い目の山登りの時間ではあったが、アップダウンの繰り返し、きつい傾斜道で、右ひざはじんじんするほどの登山だった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
alunizar45さんはじめまして
いい山なんですが何しろ遠い。昔、車や電車であの辺りの山を歩いた事があります。どの山も良い感じの山ですが、いずれの方法でも京都から遠いのが欠点です。
古光山は苦しかったのを思い出します。また、めったやたらに色とりどりのテープが付いていた記憶もあります。
下山時、テープに惑わされて迷って登りかけた小学生の一団がいました。その内の元気の無い子供の荷物を持って彼らの集合場所まで案内した思い出深い場所でもあります。
こんにちは。コメントありがとうございます。
私は大阪の東部に住んでいるため、曽爾や大峰などはアクセスがしやすく、よく登っています。逆に京都や湖北の山にはほとんど登ったことがありません。往復5時間内で景色のよかった山があれば、教えてください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する