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Yamareco

記録ID: 996998
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

✈と🚢と🚌で行く宮之浦岳+屋久島観光

2016年10月29日(土) ~ 2016年11月02日(水)
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GPS
56:00
距離
17.5km
登り
846m
下り
1,463m

コースタイム

1日目
山行
1:30
休憩
0:00
合計
1:30
14:30
90
紀元杉
16:00
淀川小屋
2日目
山行
10:00
休憩
0:00
合計
10:00
4:30
360
淀川小屋
10:30
240
宮之浦岳
14:30
新高塚小屋
3日目
山行
9:30
休憩
0:00
合計
9:30
6:30
570
新高塚小屋
16:00
白谷雲水峡
天候 29日:晴れ
30日:曇り時々晴れ、11時頃から雨
31日:雨
1日:晴れ
2日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
29日:8:15鹿児島空港(リムジンバス:1250円)8:40→9:32高速船ターミナル(トッピー)10:00→12:45安房港(紀元杉行バス:940円)13:31→14:32紀元杉
31日:白谷雲水峡16:10→16:37宮之浦
1日:「屋久島交通乗り放題」一日バス乗車券で観光
2日:安房港13:30(トッピー)→15:30高速船ターミナル

トッピーは事前に予約した方がいいですが、日にちと時間が変更できるものにしておいたほうがいいでしょう。
コース状況/
危険箇所等
道も印もはっきりしています。ただ、木の根などでころばないように。
携帯トイレは絶対に持っていったほうがいいです!
新高塚小屋の方が収容人数も多く、トイレも広く、水場も近いです。
その他周辺情報 宿泊(素泊まり)
31日:宮之浦「晴耕雨読」(各部屋に台所があります)
1日:安房「民宿あんぼう」(かわいい!)

飲食
31日:宮之浦「恵比寿大黒とし」(お刺身が新鮮でした)
1日:ボタニカルリサーチパーク「むいごっ娘」(地元の方が集まるお店^^)
   安房「レストランかもがわ」(おばちゃんがとても明るい^^)
2日:安房「れんが屋」(ヤクシカが食べられます…)

観光
「屋久島交通乗り放題」一日バス乗車券(のんびり島めぐりができます)
「屋久島ガイドクラブ」半日のリバーカヤック(安房川をカヤックで上がります。屋久島を別の視点から楽しめます)
小花之江河
花之江河
投石岩屋
投石平かな?
モアイみたい
修道士?
宮之浦岳登頂!ここから焼野方面に少し下り、石をまわりこんで、すき間を覘くと、祠があります。岳参りの際、ここに浜の砂を捧げるようです。
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宮之浦岳登頂!ここから焼野方面に少し下り、石をまわりこんで、すき間を覘くと、祠があります。岳参りの際、ここに浜の砂を捧げるようです。
ヤクシカ。道を塞いでいて、困った(^^;)
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ヤクシカ。道を塞いでいて、困った(^^;)
平石岩屋
雨とガスで
自然が創る芸術?
自然が創る芸術?
秋ですね
木肌をよく見ると…
木肌をよく見ると…
古い木から新しい木が
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古い木から新しい木が
ウィルソン株
トロッコ道
楠川分かれから、白谷雲水峡への道は人通りも少なくて、苔の色が濃いような気がしました。
楠川分かれから、白谷雲水峡への道は人通りも少なくて、苔の色が濃いような気がしました。
辻の岩屋
太鼓岩。雨で何も見えず
太鼓岩。雨で何も見えず
苔むす森
苔むす森
苔むす森
苔むす森
くぐり杉
三本槍杉
びびんこ杉
三本足杉
根が黒光りしてすごい
根が黒光りしてすごい
自然が創る芸術…
2
自然が創る芸術…
ニ代大杉
ヤマグルマ?
おまけ:大川の滝
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おまけ:大川の滝
おまけ:トロ―キの滝
おまけ:トロ―キの滝
おまけ:いなか浜
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おまけ:いなか浜
この日は風も波も強かった。
この日は風も波も強かった。
おまけ:安房川でリバーカヤック!
おまけ:安房川でリバーカヤック!

感想

楽しかった~

淀川から入った日と次の日の午前中までは、晴れていましたが、あとは、雨、雨、雨。二泊目は、高塚小屋のつもりでしたが、心が折れて、新高塚小屋に泊まることにしたぐらい。でも、霧や雨のおかげで幻想的な風景を楽しむことができました。(下山したら快晴でした…)

これまで登った山とは、全然ことなったので、どのように屋久島ができたのか、なぜ屋久杉はあんなに長生きなのか、興味が湧いたので、調べてみました。

「1400万年前、海底に土砂が溜まってできた堆積岩層にマグマが入り込み、花崗岩になった。屋久島は、その花崗岩が1000年に1メートルという速さで盛り上がってできたとされている。
花崗岩の土は植物にとって栄養素に乏しいので、水には恵まれているが成長は遅くなる。その結果、屋久杉などの植物は、樹脂の多い緻密で腐りにくい材質になり、長く生きることができる」『屋久島』(東京地図出版株式会社、2008年)

また、木が、木や岩に巻き付いているのも面白かったので、調べてみると。。

「着生とは樹木や岩の上に植物が根を下ろしている状態。他の植物から栄養を奪っているヤドリギのような寄生とは違う。島では締め殺しの異名を持つヤマグルマが杉など幹に根を絡まして、ついには枯らしてしまう生態も観察できる」(同上)

うーむ...すごい!

下山後は、一日バス乗り放題券を買って、大川の滝、ボタニカルリサーチパーク、いなか浜をのんびり巡りました。次の日は、半日のリバーカヤックに参加!

そのガイドさんが言っていたのですが、「登山の人は、宮之浦岳に登ったら、さっさと帰ってしまう。でも、川や海なども楽しんで、屋久島を知ってほしい」

観光客は年々減っているので、東京から直通便を飛ばす計画もあるそうです。一方で、安易に来る人達によって、島の自然が壊される心配もあるようです。

いろいろ考えさせられました。

また、けっこう前から準備していたにもかかわらず、いろいろ問題が生じて、反省することろも多い旅でした(テントを持ってきてしまったのでザックが重すぎた、とか、帰りの飛行機の日にちを間違えて予約していた、とか、下山後の宿泊先を決めていなかった、とか)

それでも、無事に帰ってこれたのは、様々な方が助けてくださったおかげです。
本当にありがとうございました。

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