今年の山で一番晴れた!中央アルプス・南駒ケ岳〜空木岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,393m
- 下り
- 2,376m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:08
天候 | 両日ともド快晴‼ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道からの入口を通過してしまいましたので、入り口を注意して走行して。 |
その他周辺情報 | せせらぎの四季(とき)¥700 |
写真
感想
今年の紅葉も最終段階、せめて林道の紅葉が見られればと、越後三山を予定していたが、新潟の日曜日の天気はあまり良くない感じ。今シーズン、週末の悪天にやられっぱなしでフラストレーションがたまっていた。晴れの範囲は太平洋側であり、南・中央アルプスは晴れが確定していた。紅葉よりもいい天気に飢えていたため中央アルプスに決定、以前見た南駒ケ岳から仙涯嶺までの緑と白のコントラストが気になっており、うまく一周ができるとあって伊那川ダムからの登山に決定する。
11/5 自宅を3時に出発する予定が4時に出発、よくよく地図を見ればもうほとんど南木曽、時間設定を考えれば越百山からの周遊は無理な感じだ。R19では登山口の入り口をやり過ごしてしまい、大桑駅でUターンしてくる。林道は渓谷をどんどん登り、伊那川ダムに出る。その先、左側に白砂の駐車場がある。エアリアにはゲートの表示がないが、Pのすぐ先でゲートが閉まっていた。単純計算で17時には摺鉢窪にいられそうなのは南駒へ上がる北沢尾根、天気は上々、最後はヘッデンでもどうにかなるかなという感じだ。
歩いてみてわかったことだが、地図のコースタイムと道標のコースタイムがバラバラ。はじめの林道も40分で越百への登り口、さらに30分で今朝沢登山口。ルートはトラバースしながら下り加減、なぜ下る?その後植林の登りとなりロボット雨量計が出現する。刈払いの行き届いた道を進む。上に進むほど幅広になり、いい道へと変化してゆく。いつも思うが奥秩父と南アルプスを足したような感じの樹林帯を行くと急登となり、5合目の道標が出てくる。尾根に取り付いてからのコースタイムは、道標がほぼ正解といった感じだった。
ここから6合目までは30分ほど。全然コースタイムが違う。緩やかに尾根上を進むようになると、立ち枯れの木がまとまって林立している。ここが6合目。その先には三角点Pが大きく立ちはだかっている。やる気がなくなるほど壁のように見えるが、左から回り込むように尾根が伸びており、見た目ほどきつくはない。三角点までに危険箇所と迷い箇所が地図上に示されていたが、よくわからなかった。北尾根三角点は無風快晴、昼寝してしまいたくなるほどの天気だ。
2700mから傾斜はなだらかだがハイマツがかぶってきており、思いの外引っかかって歩きにくい。南駒ケ岳Pはやや風が強く、岩陰で休憩。越百方面から来た女性は完全防備という感じで歩いてきた。この後、摺鉢窪方面に下り始めると風がものすごい。近いから…と思っていたのが間違い。手の指が取れてしまうんではないかというくらい寒かった。コルからカールに入るとほとんど風がなく、無音といった感じだ。今日の小屋は三重からの男性、東京からの女性と自分の3名。初対面で融合できるのが山のいいところかな?小屋内は十分寒かったが、夕飯時に女性が持ってきてくれた焼酎をふるまってくれた。荷物は軽くしたいがお酒は欠かさないという。すごい。
この夜は星も夜景もすごかった。ネズミの足音もすごかった。
/6 今日の行程は3人とも一緒だったため、なんとなくパーティーになって行動することになる、というかさせてもらう。稜線は微風、天気はド快晴。普段沢ばかり登っているので、日の出を見たのはとても久し振り。そういえば、今年に登った山でこんなに晴れたのははじめてだった。夏と比較して緑が少ないのが物足りないが、これだけ天気がいい山に、これ以上何も要求してはいけないか?空木で最後の景色を堪能し下りにかかる。木曽殿越から下はすぐに樹林帯になってしまう。力水で給水しひたすら下る。3人いればつまらない樹林帯の下りも、話で気がまぎれ楽しい下りになる。仙人ノ泉で少し長めの休憩をとる。残り2時間で林道と思っていたが、あの道標の時間設定は何なんだろう?吊り橋まで20分、ここから少し登らされて気持ちが折れかかるが、5合目から植林帯との際を下降すると林道に出た。1時間もかかってない。
ところがここからが長かった。林道のコースタイムは縮まなかった。林道の紅葉は終盤、景色で気がまぎれることはなく、ひとりであれば温泉に入るという目標を人参としてぶら下げて歩くが、3人いることでかなりというか相当気がまぎれた。駐車場に到着し、また別の山での再会を誓い、それぞれ帰宅の途に就いた。
このあと、やすらぎの四季は休日だけあってそれなりの人の量、伊那でソースカツ丼を食べそびれ、高遠でそばも食べそびれて帰宅した。
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