立山(雄山) 冬景色
- GPS
- 05:09
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 598m
- 下り
- 613m
コースタイム
天候 | 快晴 8時時点での室堂 気温 -8℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ケーブルカー立山駅始発 8:40 室堂発高原バス最終 15:30 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は室堂30cm、一ノ越周辺で50cm前後 風は一ノ越までは無風、一ノ越から上部で強風が吹いていました。 一ノ越まではトレースがしっかりついていました。 一ノ越からはアイゼン、ピッケルを使用しました |
その他周辺情報 | 登山後の温泉はもちろん みくりが池温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
アイゼン
ピッケル
ツェルト
|
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感想
今回の山旅の目的は、とにかく雪の剣岳を見ること。
北陸地方も回復するという天気予報を頼りに、計画より一日遅れで立山方面を登ることにしました。みくりが池温泉小屋に泊まることで、前日のキャンセル料金の発生を防ぎたいというセコい思いもあります。
日を遅らせたことにより生じた問題はアルペンルートのダイヤ改正。
11月4日からシーズンオフダイヤとなり、ケーブルカーの始発が8時40分、室堂発の高原バスの最終が午後3時半と、行動時間がかなり限られます。
雄大な剱を拝めれる奥大日岳、或いは別山を行き先に考えていましたが、積雪がかなりあるようで所要時間が読めません。コースについては現地に着いてから考えることにしました。
8時前に立山駅前駐車場に到着。
さっそく始発のケーブルカーの切符をゲットしました。
昨夜の雨も上がり、青空が拡がってきたので気分も高揚します。
ぎゅうぎゅう詰めのケーブルカーを降り、バス最前部の一人席をゲット。
このあたりは何十回?もの過去経験が生かされます。
美女平を出発し立山杉を過ぎた頃から早くも雪が現れました。
登るに従い積雪はどんどん増え、まるで冬本番の風景です。
ちょっと降り過ぎじゃない?
真っ白な弥陀ヶ原、そして大日連山冬景色を目にし、不安の気持ちが芽生えます。これって、もう冬じゃん。
冬支度を整え、室堂を出発したのが10時半頃。気温は何と−8℃。
室堂の積雪は30cmとのことでしたが、雪中行軍となれば奥大日岳も別山も目標である午後3時頃に下りて来れそうにありません。
計画変更し登山者の多い一ノ越に向かい、状況を見て雄山登頂するかどうか判断することにしました。
一ノ越についたのは12時頃。そこまでは雪見ハイクの人も多くいましたが、その先、雄山に向けては時刻もあってか下ってくる人はいるものの、登っている人を見かけませんでした。
でも何とか3時頃には室堂に下りてこれると判断し、雄山を目指すことに決定。ここでアイゼン・ピッケル装備します。
しかし11月始めとはいえ、さすがは3000m級。
稜線に取り付くや否や強風が吹きすさび、体験したことのないような冬の一人世界となりました。体感温度は-20℃?(ちょっとオーバーか)
風で踏み跡もハッキリしない中、1時間半ほど掛け山頂の社務所に到着。
ここで休憩中の先行者に出合い、山頂での記念撮影も出来ました。
不思議にも山頂では風もなく、360°パノラマを満喫することが出来ました。
いつもながら下山だけは快調で、登り3時間掛かったコースを半分以下の時間で下山。目標の3時には間に合わないものの3時半にみくりが池温泉小屋に辿りつくことが出来ました。
小屋についてからは荷物をおいて先ずビール。その後夕景を見て温泉。
山小屋としては豪華な晩ごはんを食べて、満天の星を見てまた温泉。
しっかり身体を暖めてから快眠しました。
満足すぎる山行となりました。明日もがんばれそう・・・
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