大岳山 〜 奥多摩駅から鋸山経由で白倉へ

2016年11月05日(土) [日帰り]

• GPS: 06:37
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,206m
• 下り: 1,228m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:37

8:43 奥多摩駅
9:08 9:13 愛宕山
9:55 10:02 天聖神社
11:13 天地山分岐
11:23 11:31 鋸山
12:58 13:23 大岳山
15:15 15:20 白倉バス停
15:20 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

白倉から武蔵五日市へのバスは1本/1時間程度。要時刻表チェック。

コース状況／危険箇所等

鋸山への途中の鎖場を除いて大きな危険個所なし

写真

11/5 8:37

快晴・休日の奥多摩駅の人出は凄い！

11/5 8:38

計画書受付
提出者は少なめ

11/5 8:38

奥多摩湖方面バス乗場の行列、長い

11/5 8:38

慎重に経路を確認

11/5 8:43

「奥多摩駅入口」の交差点を越えて直進

11/5 8:44

昭和橋を渡ると

11/5 8:46

右手に大きな周辺案内図があり、

11/5 8:47

その奥の石段を昇ると登山道開始

11/5 8:56

急登なのでゆっくり昇る

11/5 8:58

小さな分岐が多いので、「鋸山」の表示を確認して進む

11/5 9:01

いきなり愛宕山神社への長い急階段

11/5 9:11

神社なのに五重の塔…？

11/5 9:14

愛宕山神社の鳥居を逆に抜けると

11/5 9:15

登計峠
左の道を進む

11/5 9:18

すぐに右の石段を登って登山道へ

11/5 9:31

杉か檜か？　とにかくきれいな林

11/5 9:47

天聖神社のあるピークへの登り

11/5 9:58

覚束ない足取り

11/5 10:04

下りも撮らせて貰った

11/5 10:06

さらに鎖場が続く

11/5 10:07

梯子も越えて

11/5 10:11

少し視界が開ける

11/5 10:13

取材なので鎖場の方へ行くしかない

11/5 10:16

鎖場の上から鷹ノ巣山方面が見える

11/5 10:18

完全に鎖にぶら下がって登る人

11/5 10:19

まだ鋸山への半分も来ていない

11/5 10:40

下りて来る人とすれ違うようになってきた

11/5 11:03

少し長めの登り

11/5 11:06

1,046mの三角点
もう少しで山頂

11/5 11:18

御前山方面への分岐

11/5 11:22

急登をこなすと、すぐに鋸山の山頂に着く

11/5 11:23

ベンチが3つ4つあるが、展望はない

11/5 11:38

鋸山からの下り始めは割と急な坂

11/5 11:43

この辺りは杉の林

11/5 11:43

御前山方面への分岐を過ぎると

11/5 11:51

幅広でなだらかな気持ちの良い尾根道になる

11/5 11:59

この辺りの紅葉はまだまだ

11/5 12:11

道が緩やかなのは良いが、展望は殆どない

11/5 12:14

やや色づいた木々

11/5 12:21

枝の間から初めて大岳山が覗いた

11/5 12:24

木漏れ日が暖かい道が続く

11/5 12:32

山頂を巻いて馬頭刈尾根方面へ抜ける道を分ける
大岳山頂へは左に進む

11/5 12:45

頂上直下には段差の大きな岩場もある

11/5 12:54

やっと頂上広場が見えた

11/5 12:55

山頂の広場に出る

11/5 12:55

奥多摩駅を出てから4時間15分で大岳山頂上に到着

11/5 12:55

三角点

11/5 12:58

立派な山容は御前山
ここからは鋸山方面の展望はない

11/5 13:01

午後になったので太陽が南に周ってしまい、富士山は霞んでいる

11/5 13:14

登山者は途切れなく登って来る

11/5 13:35

馬頭刈尾根方面へ下山開始

11/5 13:36

大岳山荘の前を右へ行くと馬頭刈尾根

11/5 13:43

トラバースの道は細く、左側は切れ落ちているので注意

11/5 13:49

紅葉のピークは来週末くらいか？

11/5 13:52

鋸山方面からのバイパス道と合わせて左へ

11/5 13:55

草むらのなかの道を見失わないように歩く

11/5 14:01

見晴らしベンチで食事中の二人を撮らせて貰う

11/5 14:04

バイパスとの合流点から10分あまりで斜め右に白倉への分岐

11/5 14:06

最初のうちは急な坂を30分ほど下る

11/5 14:35

やっと平坦な道になる

11/5 14:55

1時間ほどで林道に出る

11/5 14:56

バス停へのショートカット

11/5 15:01

大嶽神社の鳥居

11/5 15:03

馬頭刈尾根の分岐から1時間でやっと人家が見えてきた

11/5 15:05

白倉の集落に出る

11/5 15:11

5分ほど歩くとバス停へのサイン

11/5 15:15

さらに5分ほど歩いて下を見下ろすと、バス停が見えた

11/5 15:17

白倉バス停に到着
今日も無事下山！

11/5 15:37

バスの時刻表
1時間に1本なので事前によく調査が必要

撮影機器：

iPhone 6s Apple

X-T2 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

Tad

奥多摩駅から鋸山を経て大岳山へ登る初めてのルート。

快晴の土曜とあってホリデー快速おくたま号は満杯。奥多摩駅でも各方面行きのバス乗場には長蛇の列。登山計画を駅前で提出して出発する。

昭和橋を渡ってすぐに右側に大きな案内板があり、その奥が登山口。先ず愛宕神社のある愛宕山へ最初から割と急な登山道をゆっくり登って行く。長くて急な石段を昇り切って五重塔の傍を過ぎ、鳥居から出ると登計峠。この先から本格的な登山道の登りになる。

神社から30分ほどで天聖神社のある小さなピークを越え、さらに少し先に数メートルの高さの鎖場がある。ここを登り切った場所から鷹ノ巣山方面の展望が得られるが、ここでやっと鋸山までの道程の半分ほどで少しがっかり。

この後は展望の殆どない杉やヒノキの林の中を鋸山へ向かってジリジリとした坂道を登って行くが、この辺から対向する登山者と時々すれ違うようになる。
少し長い登りを終えた所が三角点のある1,046mのピークで、そこからさらに10分ほど進むと御前山への道を分ける。ここから少し登ると数分で鋸山の頂上に着く。

頂上にも全く展望はなく、10m四方ほどの広さに幾つかのベンチが置いてあるだけ。11時を過ぎたのでおにぎりを1個食べながら10分ほど休憩する。念のためにGPSのバッテリーも交換しておく。
ほかにも数人が同じように軽く食事を摂りながら休んでいる。

鋸山からの下りはかなり急なジグザグの坂で始まるので少し慎重に下りる。10分ほどで再び御前山方面への道を分けると傾斜は緩くなり、道幅も広がって快適な尾根歩きの道になる。

鋸山を過ぎてからは大岳方面からの登山者とすれ違う頻度が格段に増える。大岳山の紅葉の様子を聞くと「そこそこ色付いている」との答えに加えて「今日の富士山はきれい」との情報も。
十分にお礼をするが、大岳山に着く1時頃には太陽が富士山の真上付近に来るので霞んで見えるだろうな、と推測する。

尾根の上からも背の高い木々のおかげで周囲の展望は殆ど得られず、大岳山まであと30分くらいになって初めて大岳山の頂上が木々の間から覗くようになる。さらに10分ほどで、大岳山頂を捲いて馬頭刈尾根方面へ向かう道を分ける標識に出合い、愈々山頂が近くなってきたことを実感する。
が、この先もまだ意外に長く、鎖場や急な登りを堪えて20分ほどかかって漸く山頂に辿り着く。

快晴の山頂には沢山の人。
案の定、富士山の方向は白んでしまい、目を凝らさないと富士山の姿を見つけられない。それでもこれまで展望が殆ど得られなかったので、奥多摩を始めとする多くの山並みが富士山の前に重なる景色は目に楽しい。
暫く景色と撮影を楽しんだ後、岩に腰かけて残っている一つのおにぎりを食べながら下山の支度をする。頂上に30分ほど滞在した後で下山を開始。

休業中の大岳山荘前まで下り、分岐を右に馬頭刈尾根方面へ進む。最初のうちは急斜面をトラバースするかなり細い道で左側が切れ落ちているので嫌な感じ。歩く人は格段に少ない。
15分ほどで大岳山頂を捲いた右からの道と合流して左の馬頭刈山方向へ折れる。道は平坦だが草叢を分けて進むような感じ。10分余りで白倉への分岐点があり、ここを斜め右下へ下りて行く。

道はかなり急坂の上、カーブする箇所で切れ落ちていたりする部分もあるので、落ち葉や小石に足を取られないように注意して歩く必要がある。
この急坂は30分ほども続いて辟易するが、その後に傾斜が緩んでからもなかなか人里の気配が現れず、気分も疲れてくる。

分岐から1時間、ひたすら下り続けてやっと白倉の集落に下りる。集落の中を10分ほど歩いて眼下にバス停を見つけて思わずホッとする。
気持ちが落ち着いてから周りを見廻すと味のある古民家もあり、檜原村らしい雰囲気。1時間に1本のバスを30分待ち、武蔵五日市駅に着くと電車も30分待ちというのも西東京らしいペース。

展望はあまりなかったが奥多摩の快適な尾根歩きを好天の下で楽しめて、満足な山行だった。