岩屋山〜岩茸山〜桟敷ヶ岳〜魚谷山
- GPS
- 07:54
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,264m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 7:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
もくもく号 - 北大路駅前〜雲ケ畑岩屋橋 500円 叡山電鉄 - 貴船口〜出町柳 420円 京阪電鉄 - 出町柳〜祇園四条 210円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■雲ケ畑岩屋橋〜志明院〜岩屋山〜薬師峠 岩屋橋〜志明院の駐車場前までは舗装路です。 志明院の駐車場の手前から登り始め、程なくして沢沿いの気持ちの良い道を進みます。 踏み跡を辿れば問題ないと思っていたのですが、ルートをそれて左の沢を進んでしまいました。 途中で気付き、戻ろうかとも思いましたが、岩屋山に近づく方向に進んでいたので、地形図と周りの様子を確かめ、安全に登る事ができそうな斜面から岩屋山方面への尾根道に乗りました。 岩屋山〜薬師峠は問題なし。 ■薬師峠〜岩茸山〜桟敷ヶ岳 トラバース道もあったりで、少し注意を要する所もありますが、特に危険はなし。 いくつかルートが並行している所もあるようだけど、尾根を意識して、そこから大きく逸れなければ問題なさそう。 この時期だと、尾根から少しずれた辺りの方が紅葉が美しいのかなという印象で、尾根に乗り損なった所で見た紅葉がこの日一番の絶景ポイントでした。 落葉が多い所では、踏み跡が不鮮明になるのに加え、滑りやすくなっています。 これは今回のルート全般で言えるかと思います。 ■桟敷ヶ岳〜ナベクロ峠〜祖父谷峠 特に問題なし。 ■祖父谷峠〜狼峠 沢沿いの道を進み、林道に出ます。 少し進んだ辺りでワイアで通行停止を促している地点で渡渉し、作業道を登って行きます。 この道の斜面上方の崩壊が進んでいるのがワイア設置の理由でしょうか。 道自体がえぐられている所もありました。 すぐに危険な状態になるようには見えなかったけど、大雨の後などの通行は避けた方が良さそう。 ■狼峠〜P831〜魚谷峠 狼峠〜P831は問題なし。 まほら谷と思われる谷への下りは落葉の堆積のせいか、滑りやすかったです。 派手に滑ってしまいました・・・ 途中に紅葉が見事な場所があり、そこをゆったりと登って行くのは至福の時間でした。 ■魚谷峠〜魚谷山〜柳谷峠 魚谷峠〜魚谷山は問題なし。 魚谷山〜柳谷峠は踏み跡が不鮮明な所もありましたが、問題ないでしょう。 ■柳谷峠〜滝谷峠 沢沿いの道を何度となく渡渉しながら進みます。 道は湿りがちなので、滑らないように注意するぐらいでしょうか。 途中、東側へ進むルートと分岐するようですが、気付かないまま進みました。 林道に出た後、滝谷峠への登りになります。 道は荒れ気味ですが、見た目ほどではなかったような印象。 ただ、谷の最終部分で踏み跡を見失い、薄い足跡らしきものがある辺りを無理によじ登り、正規の道に辿り着きました。 左寄りに進むのが正解だったようです。 ■滝谷峠〜奥貴船橋 早めに山道から出るためのルートかなという認識でしたが、実際には危険と思われる個所があり、初級者が単独で行くのは止めておく方が無難でしょうか。 自分は経験を積みつつある初級者という認識なので、暗くなりつつある中、疲れた体で歩くのは危ないなと思いました。 P831から下っている際に派手に滑った影響で気弱になっていたのか、かなり慎重に歩を進め、何とか無事に下山できました。 ヤマレコMAPのみんなの足跡を見ると、右岸に巻くルートがあるように見えますが、どうなんでしょうね? ■奥貴船橋〜貴船口駅 舗装路です。 観光客にザックをぶつけないように気を付けましょう? |
その他周辺情報 | 雲ケ畑岩屋橋にトイレがあります。 貴船神社付近にもトイレがありました。 貴船界隈は観光地でもあり、それに付随するものが色々あると思われます。 叡山電鉄は一部区間で線路脇のライトアップを実施中でした。 |
写真
感想
GPS端末を携えての山歩き、今回が5回目になります。
登山靴の不安がほぼ解消しただろうという事で、かねてから行こうと思っていた京都北山方面へ行って来ました。
色々とある中から桟敷ヶ岳を目的地に選んでみました。
この付近は林道が多くあるようで、次第に日が短くなる状況下で、各地点の到着時刻次第で山道から抜け出やすいのではと考えたのです。
土地勘が全くないので、不安要素を減らすための方策ですね。
愛宕三山を除くと、京都北山へ赴くのは初めてだったので、期待と不安を抱きつつの山歩きでした。
各地点の状況やどういう判断で進んだかは、上記のコース状況の説明や写真のコメントでほぼ分かると思われるので、今回は割愛します。
紅葉の撮影、進路の把握、メモ書きなど、何だかんだで時間を取られ、判断ポイントに設定していた滝谷峠に到着するのが遅れ、貴船山経由で二ノ瀬には向かわず、奥貴船橋方面に下る事にしました。
思っていたよりも難易度が高く、この最後の下りが最も精神的に疲れるものになりましたね。
初めて歩いたという点を差し引いても、この時期に今回のルートで岩屋橋から二ノ瀬に下ろうという予定は、自分の技量では少し無理がありました。
歩くなら、春でしょうね。
今回は何度かルートを外してしまい、引き返した場合もあれば、気付いた地点付近から登りやすそうな所を探して登ったりしました。
ルート通りに進むのは簡単ではないけど、より高い意識を持って進む必要があると感じました。
強引に登って行く場合の判断についても、今のままだと危険な目に合いそうな気がするので、もう少し慎重さを持って臨みたいですね。
紅葉に関しては、標高700m辺りからは色付きが顕著で、800m付近はピークだったのではないでしょうか。
桟敷ヶ岳の山頂に近づくに連れ、日頃の強風の影響か落葉が進んでいて、見頃は過ぎていました。
ゆるやかな谷に広がる紅葉や黄葉の色彩の素晴らしさを心から堪能できた山歩きでした。
京都北山の魅力の一端に触れる事ができ、ここに惹かれる人の気持ちが多少なりとも理解できたような気がします。
コメント
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