乗鞍岳(鈴蘭橋から日帰りピストン)
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- GPS
- 10:40
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,615m
コースタイム
注2:位ヶ原から肩の小屋口までは雪が深く何度も踏み抜いて、無積雪時より多くの時間を費やしています。コース時間はあまり参考になりません。
06:00 第3駐車場(鈴蘭橋)
07:10 三本滝分岐点(ルートミスで約30分ロスタイム)
07:45 摩利支天(GPS)
08:30 冷泉小屋
09::02 位ヶ原山荘
09:40 宝徳霊神(小休止/アイゼン装着) 09:44
10:40 肩の小屋口
11:20 乗鞍岳肩の小屋(剣が峰口) 11:31
12:21 蚕玉岳(kodamadake)
12:37 剣ヶ峰(小休止/行動食) 13:00
13:04 頂上小屋
13:30 剣ヶ峰口
13:55 肩の小屋口
14:47 位ヶ原山荘
15:06 冷泉小屋(アイゼン着脱/小休止) 15:15
15:45 摩利支天
16:06 三本滝分岐点
16:27 スキー場分岐点
16:40 第3駐車場
天候 | 快晴(ドピーカン) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路(2016/11/12):第3駐車場(17:10/284km)−県道84号−<前川渡>−国道158号−松本IC(18:17/325km)−松本市内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■県道84号乗鞍岳線 深夜に走りましたが道路の凍結はありませんでした。 休暇村のすぐ上のゲートが閉じられていて、三本滝までは行かれませんので、少し戻った第3駐車場に駐めました。 摩利支天辺りのエコーラインは積雪もあり凍結していますので、今後は冬タイヤが必要かと思います。ちなみに我が車はスタッドレスタイヤに履き替えました。 ■第3駐車場から肩の小屋口 第3駐車場から道路を横切り、鳥居尾根のスキー場へ入ります。スキー場の左側を登って行くと、駐車場から15分位で左に入る古い道標があります。ここから乗鞍岳登山道は三本滝の分岐を経て摩利支天へ向かいます。 三本滝への分岐を過ぎた頃から登山道に白いものが出始めました。登山道はエコーラインをショートカットするように登って行きます。最初にエアコーラインに出た辺りが摩利支天だと思いますが、確認するようなものは見当たりませんでした。 エコーラインには積雪があり、日陰はスケートリンク状態でルート中最も危険です。 位ヶ原山荘の先で登山道は最後の樹林帯に入りますが、ここから肩の小屋口までは雪が深く、吹き溜まりでは膝から太腿まで沈みました。宝徳霊神の手前でアイゼンを装着しましたが、ワカンを持ってきた方がよかったと思います。 ■肩の小屋口から剣ヶ峰 肩の小屋口から剣ヶ峰口(肩の小屋)までは大半がクラストしており、大きく沈むようなことはありませんでした。 剣ヶ峰口から剣ヶ峰までは、アイゼンの食いつきもよく、急斜面は前歯を蹴り込んで登りました。12本爪アイゼン、ピッケルの世界ですが、滑落の危険はあまり感じなかったので、ストックで登りました。 稜線に出ると風は強いです。今回は耐風姿勢を取るほどではありませんが、日によってはバラクラバやゴーグルが必要になると思います。 |
写真
感想
この秋、信州には法事などで3度訪れているが、準備は怠りないものの、天候に恵まれなかったり、野暮用が入ったり、解禁した北アを前にしてなかなかチャンスがなかった。
この週末の法事は日曜日、土曜日の天気はマズマズ、当初クリヤ谷からの笠ヶ岳を予定していたが、松本泊とはいえ時間的にかなり遅くなりそうだったので、直前に乗鞍岳に変更した。
乗鞍岳...過去3回か4回か登っている。まだ乗鞍スカイラインが有料の頃で、車で山頂近くまで入ることができた。
来年から乗鞍スカイラインが無料になるよ...そんな話が話題になった翌年からマイカー規制が始まった。
それ以来、乗鞍岳には足は向いていない。
最近、雪が少ないからひょっとして三本滝まで入れるかと思い、鈴蘭橋の先まで行ってみたが、休暇村の先のゲートが閉まっていた。
仕方がないので、鈴蘭橋からスタートすることにして第3駐車場に車を駐め仮眠をする。
4時に目覚ましを掛けたが、目覚めたのは5時を過ぎていた。
慌てて炭水化物を詰め込み、出発の準備をするが、外に出てみると空は既に白み始めていた。
そして駐車場からは真っ白な乗鞍岳の山頂、この歳になるとなかなか無い胸キュン、ワクワクする。ここまで白くなっているとは思わなかった。
出発直前、我が車が1台のみだった駐車場に、登山者の車が入ってきた。
この登山者とは、抜きつ抜かれつ、山頂直下まで同行することになる。
この地元の登山者によると、昨年に比べて大変な積雪だという。
今回、この好天で休暇村から乗鞍岳に向かった登山者は3人のみ、この3人それぞれ違うスタイルで山頂に挑んだ。
私は12本アイゼン+ピッケル(ストックも)、地元の登山者はワカン、そして後から追いついてきた登山者はザックにショートスキー。
さすがに地元の登山者、肩の小屋口辺りまではワカンがかなり有効に思えた。樹林帯では膝から吹きだまりでは太ももまで沈んだ。ワカンを持ってこないことを悔やんだ。
肩の小屋口からはアイゼンの世界、それまでのルーファイ、トレースを感謝してトップに立つ。
ワカンの登山者とは山頂直下までご一緒したが、蚕玉岳か頂上小屋で戻られた様子。
後から追いついてきたスキーの登山者、どこでスキーかと思いきや、朝日岳のコルからドロップか?、そして乗鞍エコーラインをスキーで下っていった、さすがに地元...
正直、この時期の乗鞍岳がこれほどの積雪とは思わなかった、登山者もたった3人とは...
ルートミス...第3駐車場から鳥居尾根のスキー場へ入り、スキー場の左側を登って行くと、すぐに左に入る古い道標がある。ここから乗鞍岳登山道が始まる。
何を血迷ったのか、分岐を左に入らず登山道に付けられた重機の跡を辿ってしまった。重機の跡は分岐を真っ直ぐに進み、鳥居尾根のリフトトップまで続いていた。
リフトトップで気がついてGPSを見ると、水平距離では登山道とそれほど離れていないので、どこかで合流するだろうと登山道方向にルートを変えてみたが離れるばかりで合流しそうもない。
ここで地形図を出してみると、垂直距離で100メートル以上ある。登山道はかなり低い位置をトラバースしているようだ。ここで戻ろうかとも考えたが、真っ直ぐ下れば下には登山道がある。でも地形図のコンターはかなり狭くなっている。そして身の丈ほどのクマザサが生い茂っている。クマザサを両手で掴み、後ろ向きに下った。ときに倒木に足をぶつけ、メットに付けておいたゴーグルはどこかに吹っ飛んだ。
この100メートルの激薮下りは長く感じた。途中何度もGPSを確認して、登山道に下り立った時はホッとした。
やはりアル中ハイカーか、アルツハイカーか?
このときは正直、戦意喪失気味だった。
アル中ハイカーhottenさん、おはようございます〜
もう太ももまでのラッセルですか
既に冬山ですね〜
キンキンに冷えたドライが旨そうです
ってことはなくて、メッチャ寒そうです
お互い長生きしましょうね〜
アル中ハイマーやろか...
FREさん、こんにちは!
コメどもです
チョット心配になってきました
朝駐車場を出るときは、真っ白な山頂にワクワクしていたのですが、スキー場の端っこを歩き出してから、分岐を通過したことを全く覚えていないのです
気がついたら分岐よりもかなり先のリフトトップまで登っていました。
寝起きでボ〜ッとしてたんかなぁ
ドライはギンギンに冷えると寒くて飲めないので、タオルに包んで保温して担ぎ上げました。
5分もお供えしておくと、すぐに飲み頃になりますが
今年は乗鞍でBCいかがですか
hottenさん、雪の乗鞍お疲れさまでした。
今年はどこも初冠雪が早かったですが、薄化粧程度かと思いきや、けっこうな積雪だったんですね。びっくり。
好天の中、白くなった北アや中ア、南ア、白山の眺めがすんばらしいですね。
雪が大好きなhottenさんにとっては、たまらない1日だったんじゃないでしょうか。
でもたまにしか行けないからって、晩秋の山も初冬の雪山も藪漕ぎもラッセルもアイゼン登行もなんて欲張りさんですね〜
あ、ラッセルはしてないのかな?
マイカーでスカイラインの上まで行けた頃が懐かしいですね。
ワタシも小4で乗鞍に登った時はエコーラインで畳平まで車で上がりました。
大学卒業後もまだ行けてましたね。
そういえば上高地も昔はそうでした。
不便ではあるものの自然保護のためには仕方ないですね
ワタシも近々法事で安曇野に帰省するんですが、こういうとき山に行けないと生殺し的でめっちゃツライですよね〜
kanosukeさん!おはようございます。
私も、この時期にしては雪が多いと感じました。
地元の方は、昨年と比べるとかなり多いと云っていました。
最初、この時期にワカンが必要か疑問に思いましたが、さすがに地元です。
マイカーで上高地とか乗鞍に入れた頃が懐かしいですよ
当時は登山者よりも観光客の方が多かったように思います。
駐車場も満杯なんてことはなかったような...
道路を造って自然保護かなぁ...商業主義のような気もするけど
hottenさん、こんばんは!
久し振りの、コメ解禁ですね。
江戸の仇は長崎で、今まで言われっぱなしだったからな〜
そういうワケで、乗鞍で仇を取りましょうかね
いや〜 乗鞍は既に雪山ですか!?
麓から見上げる中アや、南アの方が積雪量は少なく感じます。
やはり、積雪した山々は美しいですね!(見ている分には)
写真も綺麗なショットが沢山ありますね。
ラッセル嫌いな私、里山にシフトします
雪が無性に好きな、犬科のhottenさん、嬉しさのあまりルートを外れて
駆け回り、迷子になっちゃいましたか
まあ、ご自分でも思い当たる節がお有りのようで 。
私の思うに、素面でヤラカシタのですから、アルツハイカーでしょう
拍手忘れも年々増えてますし、ゴーグルも置き忘れたようなので
因みにこの日、親戚の法事でした
おはようございます、tailwind さん!
ご訪問ありがとうございます
仇討ちですか
最近はあまり感動をすることが少ないですが、白い山を見るとなぜかワクワクします。
ワクワクすることはアンチエイジングための効能があるようですので続けないと
それにしても今回ヤラカシタのは、困ったもんです
自覚がまったくないのでアルツかなぁ
アル中ではないと思うんだけど
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