本仁田山と川苔山 マイナールート?を利用
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,442m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません |
写真
感想
今回は久しぶりの奥多摩、川苔山へ登りました。
奥多摩駅からスタートして、本仁田山〜川苔山、帰りは赤杭尾根を通って川井駅へ下るルートです
奥多摩駅〜本仁田山
駅から登山口までは約50分の舗装路歩き。
奥多摩工業の工場脇を通り、氷川国際マス釣り場を過ぎて、民家がまばらになった所から登山道が始まります。
登り始めからかなりの急登。
この日は比較的気温が高かったこともあって、汗が噴き出してきます。
しかし急登ではありますが、歩きやすい道だったのでぐんぐんと標高を稼ぐことができました。
奥多摩駅を出発して2時間程で本仁田山山頂へ到着。
山頂にはベンチがあり、景色も良いので休憩するには良い場所だと思います。
本仁田山〜川苔山
まずは下り。
ここまで登ってきたのがもったいないな〜と思いながら鳩ノ巣駅との分岐を通り過ぎ、さらに下って大ダワに到着。
コブタカ山はどこだかわからず通り過ぎてしまったようです…
大ダワから船井戸まではルートが2つあり、ひとつは巻道(船井戸まで50分)、もうひとつは鋸尾根直登(船井戸まで60分)でした。
巻道よりも鋸尾根の方が距離は700mも短いのに、鋸尾根の方が時間が掛かる…どうみてもドMっぽい道です。
嫌な予感がしましたが、案の定ドMなkenboさんは鋸尾根を選択。
細く急な歩きにくい道を登り、登った分だけ下りまた登り返すというアップダウンを越えて、船井戸に到着。
巻道で合流しましたが、こちらは道幅も広く歩きやすそうな道でした。
船井戸から先は、以前下りで歩いたことのある道です。
山頂に向かって緩やかに登っていくと、段々と人が多く賑やかになってきました。
最後の登りを終えると、川苔山山頂へ到着。
紅葉の時期なので混んでいるかと思い巻いたが、お昼前の時間だったので比較的空いていました。
ベンチが空いていたので、奥多摩の山々と紅葉を眺めながらお昼ご飯。
風が少し吹いていましたが、天気が良かったのでそこまで寒くはありませんでした。
川苔山〜古里駅分岐
下山は赤杭尾根を通って川井駅まで下ります。
川井駅と古里駅の分岐までは、とても歩きやすく割とあっさり到着できました。
しかしここから川井駅に下りる人はほとんどいないようで、分岐を過ぎると道は一変して細く歩きづらくなります。
蜘蛛の巣を振り払ったり、藪をかき分けてなんとか進むと、下の方に人工的な建物が見えてきました。
歩きづらい登山道ももうすぐ終わり…と安心したところで、かなりの急坂(下り)とトラロープが!
地面は粘土質で滑りやすく、所々にあるコンクリートも苔が覆っていてツルツルします。
泥だらけのロープを掴んで慎重に下りました、
急坂をなんとかクリアして駅方面へ向かいますが、ここにきて道がわからなくなりました。
下の方に舗装路が見えていたので民家跡がある方向へ進むと、下から上がってきた老夫婦の方に「こちらは違うよ」と正しい道を案内していただきました。
舗装路が見えたら民家跡方面に進むのではなく、先ほどの人工物(排水槽)を回り込んで下りるのが正解でした。
あとは舗装路をひたすら下って無事川井駅へ到着。
奥多摩方面への電車を30分程待って帰路に着きました。
今回は本仁田山から川苔山に登り、下りは赤杭尾根から川井駅というコースでしたが、結構マイナーなようであまり歩いている人に会いませんでした。
その分静かな山歩きが出来ましたが、人が歩いていない道はやはり歩きづらかったです。
川苔山に登るのならば、川乗橋から百尋の滝経由で登り、鳩ノ巣か古里駅に下るのがメジャーなようですね。
紅葉は川苔山の山頂ではもう終盤でしたが、途中の道は良い感じに色づいていたので、もう少し楽しめるのではないかなと思います。
先月の平ヶ岳以降、間隔が空いてしまった感があり、確実に身体が鈍ってしまいました。
近場で軽めにしておこう。以前から本仁田山気になっていたことや、今年のGWに古里駅からスタートした際に川井駅からスタートしてみたかったこともあり、奥多摩駅から川井駅まで歩いてみることにしました。これなら、直前の旅行で肥えてしまった分を奥多摩三大急登のひとつとされている大休場尾根で燃焼させることが期待できそう。
寝坊により、約1間遅れで奥多摩駅に到着。多くの方がバス停に並ぶ中、本仁田山の登山口を目指します。工場萌えしそうな味のある奥多摩工業、立派な氷川国際マス釣場を通過して、民家の脇から登り始めます。
すぐに左方面に乳房観音があるようで、少し寄り道して登山の安全?と乳癌予防?を祈りました。元の場所に戻ると、すぐに急登となりました。
一部ザレている部分はありましたが、歩きやすい道で、ぐんぐんと標高を稼ぎます。偽ピークのような場所を数回超えて、本仁田山に到着。山頂標識の横にはベンチがあり、開けているために眺望がよく、休憩するには適した場所だと思いました。
少し下って鳩ノ巣駅との分岐を通過し、さらに下って大ダワに到着。船井戸までの分岐となっていたので地図で確認すると、既に瘤高山を通過してしまっていることに気が付きました。どうやら、先ほどの鳩ノ巣駅との分岐点が瘤高山であった模様。少しガッカリでした。
舟井戸までの道は、右方面は私の2014年版の山と高原地図では「2012年12月現在通行禁止」と書かれていて、さらに標識には「悪路」と書かれた札がぶら下がっていました。しかし、舟井戸まで距離が長くても50分、左方面は距離が短いのに60分と記されており、さらに左方面には危険マークが…。どうしようかkazuruさんと相談した結果「悪路」の札を信じて左方面へ進むことにしました。
左方面は、いきなり大休場尾根よりも急登となり、しかもなんだかほとんど歩かれていない様子で道は細く、歩きにくいものでした。これなら、距離が短くても時間がかかるのには納得できました。
一箇所で迷いそうになりながらも進んで、少し下って舟井戸に到着。ここには、私たちが進んできた逆の道、つまり先ほどの右方面の道は「巻道」と書かれていました。ガッカリするよりも、そういえば一昨年に川苔山から鳩ノ巣駅へ下山した際にそんな感じだったなぁ、脂肪を燃焼させたと思えばいいか、と前向きに考えるようにしました。kazuruさんには「kenboさんはドМだから」と責められましたが…。
舟井戸から先は、道がはっきりしてきて安心することができました。だんだんと賑やかになってきて、川苔山山頂に到着。混雑しているかと覚悟していましたが、時間のせいか時期のせいか、ベンチを確保することができました。
さて、昼食にしようとすると、ヤマレコで見たことがある女性が写真を撮影していました。あれ?気のせいかな?少し近づいてみると、たまにレコを参考にさせていただいているmonsteraさんに間違いありません。どうしようか悩みましたが、おそるおそる声をかけてみるとビンゴ!でした。旦那様とともにかなり驚かれたご様子で(まぁ当然か…)、せっかくのお楽しみのところを邪魔してしまったようで、少し反省したのでした。
昼食後、下山開始。赤杭尾根の下りは歩きやすく、GWに感じた作業道手前は注意かな?もそれほどではなく、割とあっさり古里駅と川井駅の分岐に到着。勿論、今回の目的のひとつである川井駅方面へ。
こちらは、利用する人がほとんどいないのでしょう。道は細い上に傾いていて倒木もそのままであったりと、予想以上に歩きにくい道でした。それまでサクサク歩けていたのが嘘のよう。藪漕ぎや蜘蛛の巣祭りを若干うんざり気味に進み、配水槽が見えてきて登山道の終了が近いことがわかります。しかし、この道はここで安心させてくれません。配水槽の箇所は傾斜が急でかつ滑りやすく、念のため設置されていたロープを掴んで慎重に下りました。
両手が真っ黒になって下り終えると、2つ目の配水槽で道がわからなくなりました。とりあえず下の方に道路が見えているし、間違えていることはないだろう。どうしようか迷っていると、kazuruさんが左方面にピンクテープの残骸のようなものを発見し、とりあえずそちらに進むことに。
土台が残っている民家跡に出て、そこの玄関跡から階段を下りて道路に出ようとしたところ、向こうから老夫婦が歩いてきました。そして「登山者か?」と若干不審者のように扱われてしまったので、道に迷っていることを伝えると「ここはよそ様の土地だから、案内してあげよう」と、逆方向(右方面)へ。
「昔あった登山道が排水槽ができた時になくなってしまったからわかりにくいよな。川井駅から来ると、下に登山道入口の標識があるからわかるけれど」「川苔山までのせっかくの良い道なのに、鳩ノ巣駅利用ばかりで今ではほとんど利用されていない」などと教えていただきながら道路に出ました。
登山道入口の標識の近くにお住いのこのご夫婦は、登山者が珍しかったのでしょう。不審者のように思われても仕方がなかったかもしれません。あとは道沿いにテクテク歩いて川井駅に到着。ゴールとなりました。
車を回収するために駅のホームで電車を待っていると、「赤杭山に救助隊が出動中」と防災無線のようなものが放送され、かなりの台数の救急車や消防車がサイレンを鳴らしながら大丹波方面に向かっていきました。あまりの物々しい雰囲気に心配になりました。どのような事故であったのかはわかりかねますが、大事には至らないで欲しいと願うばかりでした。
kenboさん、kazuruさん、おはようございますっ♪( ´▽`)
本仁田山、ちーすけはまだ未踏だったので、興味深く拝見させていただきました〜✨なんと!奥多摩三大急登なのですねっ(゚Д゚)勝手なイメージとして、川苔山の通過点の優しい低山をイメージしていました(^◇^;)また、鋸尾根すごいですねーーー!!💦写真からも急峻な岩場なのが伝わってきます!✨なかなかワイルドな感じですねえ(;^_^A✨あはは(笑)kazuruさんの、kenboさんはどMだから、には笑ってしまいました(笑)ふふふ、ちーすけも赤杭尾根は下ったことがあるのですが、古里駅に下りました♪川井駅の方への道は藪に蜘蛛の巣祭りですか(笑)kenboさんの、正直、二度と歩くことはないでしょうに笑ってしまい、おそらくちーすけはいっしょうないなと思いました✨
奥多摩三大急登は諸説があるようですが、大休場尾根はほぼ入りそうですね。
でも、歩き易くて、そんなにキツイとは感じませんでした。
むしろ、鋸尾根の方が傾斜が急で面倒な歩きでした。
私はドМ…なのでしょうか?
自問自答しながら登ったのは、この夏の富士山と唐沢岳でした。
kazuruさんと登るときは、ペース配分を考えていつもゆっくり目なのですが、
高確率でブーブーと文句を言われています。
話のタネに、一度は川井駅まで歩いてみてはいかがでしょうか。
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