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Yamareco

記録ID: 1011609
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ハイキング
大峰山脈

吉野山の紅葉と精神世界

2016年11月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:27
距離
18.0km
登り
933m
下り
933m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
3:36
合計
8:27
距離 18.0km 登り 935m 下り 937m
8:27
14
8:41
12
大橋
8:53
48
9:41
9:44
21
花矢倉(展望台)
10:05
10:06
6
10:12
13
10:25
10:51
26
西行庵
11:17
12
11:29
11:35
9
11:52
12:05
13
12:18
12:22
38
13:00
13:08
7
吉水神社
13:15
14:38
5
金峯山寺蔵王堂(特別拝観)
14:43
14:47
3
吉野朝宮址
14:50
8
役の行者像
14:58
15:17
11
脳天神社
15:28
15:30
6
15:36
16:23
31
吉野温泉(宝の家)
16:54
近鉄・吉野駅
日曜日、紅葉の吉野山を訪れてきました。蔵王堂の特別拝観がてら、西行庵まで周回してきたのですが、散策のつもりが、相当歩いて、汗だくになってしまいました。吉野の精神世界に圧倒され、興味の尽きない山行でした。
-
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【往路】所要時間 3時間24分
04:58発 三田 吹田行各停−(45分)ー05:44着 大阪
06:15発 大阪 環状線京橋方面ー(22分)ー06:37着 天王寺<徒歩9分>
06:50発 阿部野橋 吉野行−(1時間32分、970円)−08:22着 吉野

【復路】所要時間 2時間58分
18:07発 吉野 阿部野橋行ー(1時間35分、970円)−19:42着 阿部野橋
<徒歩9分>19:58発 天王寺 桜島行ー(21分)−20:19着 大阪
20:24発 大阪 快速 篠山口行−(41分)−21:05着 三田
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コース状況/
危険箇所等
●吉野駅〜金峯神社
 観光スタイルでも歩ける。細い道なのにクルマが入ってきてウザい。
●金峯神社〜西行庵周回
 急坂で滑り易い部分もあるが、新しく手すりが設置された。西行庵のある場所は落ち着いたイイ感じの場所で、休憩舎もある。
●周回路〜青根ヶ峰(858m)ピストン
 旧・女人結界石碑から古道へ左折して階段状の登山路を登るとすぐに愛想のない山頂に着く。展望などはない。名称の謂われなども知らない。
-
その他周辺情報 ●金峯山寺(蔵王堂)
 拝観は8:30〜16:30 500円
 特別拝観(11/19(土)〜12/11(日))は同時間 1000円
 ※秘仏・金剛蔵王大権現のご開帳
  ご開帳特別法話(開帳中毎日14時〜)金峯山寺蔵王堂・奥殿本地堂
 ※「蔵王堂特別拝観券つき割引きっぷ」(11/19〜12/11) 2590円
 (阿倍野橋⇔吉野の往復乗車券と特別拝観券がセット。特急券は別途。添付ファイル参照。)
 
●紅葉ライトアップ
 11月5日〜27日 17:00〜21:00

●温泉
 吉野町HPによると、日帰り入浴可能な温泉旅館は以下の2か所で、桜シーズンを除く。
http://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/welcome/yado/index.html#onsen
・吉野温泉元湯(要予約 0746-32-3061)700円 11〜14:30
・湯本宝の家(一応連絡 0746-32-5121)1000円 14:30〜19:00
-
 今回大汗をかいたので、宝の家(ほうのや)のほうに入ってきたが、吉野温泉自体の泉質はいまいちで、この旅館のお風呂は5〜6人も入れば満員となる。露天風呂(阿吽の湯)は開放的で気持ちがいい。
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ファイル
(更新時刻:2016/11/22 00:05)
(更新時刻:2016/11/22 00:05)
朝いちばんの阿倍野橋始発・吉野行急行に乗ります。
2016年11月20日 06:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 6:44
朝いちばんの阿倍野橋始発・吉野行急行に乗ります。
大屋根が美しい近鉄・吉野駅。
2016年11月20日 08:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:26
大屋根が美しい近鉄・吉野駅。
今回のルートではないが、如意輪寺へ行くルートもおもしろそう・・・
2016年11月20日 08:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:28
今回のルートではないが、如意輪寺へ行くルートもおもしろそう・・・
今回のルートは、現在地から案内板の左上(奥千本)までのピストンです。日帰り温泉(宝の家)も確認。
2016年11月20日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 8:29
今回のルートは、現在地から案内板の左上(奥千本)までのピストンです。日帰り温泉(宝の家)も確認。
いきなり紅葉のお出迎えです。
2016年11月20日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:29
いきなり紅葉のお出迎えです。
吉野くずの広告ですね。
2016年11月20日 08:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 8:30
吉野くずの広告ですね。
紅葉のトンネルを超えて、
2016年11月20日 08:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:30
紅葉のトンネルを超えて、
ケーブルには乗りません。右の七曲り坂を登ります。
2016年11月20日 08:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 8:30
ケーブルには乗りません。右の七曲り坂を登ります。
大木のカエデの紅葉は迫力があります。
2016年11月20日 08:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:31
大木のカエデの紅葉は迫力があります。
コケの雰囲気。
2016年11月20日 08:37撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:37
コケの雰囲気。
朱塗りの大橋に着きます。
2016年11月20日 08:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 8:42
朱塗りの大橋に着きます。
白とピンク色の山茶花ですね。
2016年11月20日 08:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 8:43
白とピンク色の山茶花ですね。
黒門です。金峯山寺の総門であり、造りは高麗門ということです。
2016年11月20日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:47
黒門です。金峯山寺の総門であり、造りは高麗門ということです。
焼き物のお土産屋さん。
2016年11月20日 08:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:47
焼き物のお土産屋さん。
世界遺産、銅(かね)の鳥居です。正式には発心門と言うそうです。
2016年11月20日 08:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:49
世界遺産、銅(かね)の鳥居です。正式には発心門と言うそうです。
山上ヶ岳までに、あと3つの発心門があり、これをくぐる度に俗世から離れて修行に専念していく決意を高めるものだそうです。
2016年11月20日 08:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 8:50
山上ヶ岳までに、あと3つの発心門があり、これをくぐる度に俗世から離れて修行に専念していく決意を高めるものだそうです。
世界遺産で国宝の仁王門は改修工事中です。この勧進のため、蔵王堂秘仏本尊の特別ご開帳が現在行われています。(添付ファイル参照)
2016年11月20日 08:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 8:53
世界遺産で国宝の仁王門は改修工事中です。この勧進のため、蔵王堂秘仏本尊の特別ご開帳が現在行われています。(添付ファイル参照)
阿形像ですね。こんどは間違えません!
2016年11月20日 08:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:54
阿形像ですね。こんどは間違えません!
吽形像です。
2016年11月20日 08:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 8:53
吽形像です。
ライトアップの時間まで待てずに帰路に着いてしまいました。相棒のせいです。
2016年11月20日 09:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:02
ライトアップの時間まで待てずに帰路に着いてしまいました。相棒のせいです。
喜蔵院は宿坊YHだったので、これまで何度か泊まったことがありましたが、いつのまにかにYHを辞めてしまっています。金色が原因でしょうか?
2016年11月20日 09:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:06
喜蔵院は宿坊YHだったので、これまで何度か泊まったことがありましたが、いつのまにかにYHを辞めてしまっています。金色が原因でしょうか?
蔵王堂より上の道は、大峯奥駆道です。したがって、ここも世界遺産です。
2016年11月20日 09:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:15
蔵王堂より上の道は、大峯奥駆道です。したがって、ここも世界遺産です。
地元の観光協会ですら、この名称の謂われは判らないそうです。そういった奥深さがここにはあります。
2016年11月20日 09:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:16
地元の観光協会ですら、この名称の謂われは判らないそうです。そういった奥深さがここにはあります。
後醍醐天皇ゆかりの地です。
2016年11月20日 09:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:24
後醍醐天皇ゆかりの地です。
カエデの大木です。
2016年11月20日 09:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 9:31
カエデの大木です。
興味深い歴史の話です。
2016年11月20日 09:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:35
興味深い歴史の話です。
これが覚範のお墓でしょうか?
2016年11月20日 09:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:36
これが覚範のお墓でしょうか?
車道脇に小道があります。
2016年11月20日 09:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:35
車道脇に小道があります。
吉野の街並みは、稜線上に続いているのが判ります。
2016年11月20日 09:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 9:38
吉野の街並みは、稜線上に続いているのが判ります。
花矢倉展望台からの景色。桜の季節には吉野千本桜が鑑賞できます。
2016年11月20日 09:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 9:44
花矢倉展望台からの景色。桜の季節には吉野千本桜が鑑賞できます。
寂しがり屋さん。
2016年11月20日 09:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 9:47
寂しがり屋さん。
高城山展望台は帰りに寄ることにします。
2016年11月20日 09:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:59
高城山展望台は帰りに寄ることにします。
修行門です。ケーブル上駅前からのバスの終点です。バス道は今回のルートの横にあります。バスに乗るのはズルい奴らです(笑)
2016年11月20日 10:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:07
修行門です。ケーブル上駅前からのバスの終点です。バス道は今回のルートの横にあります。バスに乗るのはズルい奴らです(笑)
お決まりの写真。ステタラア缶!
2016年11月20日 10:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:12
お決まりの写真。ステタラア缶!
山上ヶ岳までの距離も書いたってや!たしか、15kmぐらいでしょうか・・・
2016年11月20日 10:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:13
山上ヶ岳までの距離も書いたってや!たしか、15kmぐらいでしょうか・・・
西行庵を巡る周回ルート地図です。
2016年11月20日 10:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:13
西行庵を巡る周回ルート地図です。
最初はこんな石畳を登りますが、100mほどで地面に変わります。
2016年11月20日 10:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:13
最初はこんな石畳を登りますが、100mほどで地面に変わります。
周回ルートの合流点です。進路は右で、左は戻って来る道です。
2016年11月20日 10:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:16
周回ルートの合流点です。進路は右で、左は戻って来る道です。
杉木立の中を進みます。
2016年11月20日 10:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:17
杉木立の中を進みます。
分岐路で左へ降りていきます。
2016年11月20日 10:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:20
分岐路で左へ降りていきます。
新しい手すりが設置されていました。
2016年11月20日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:22
新しい手すりが設置されていました。
いい雰囲気です。
2016年11月20日 10:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:23
いい雰囲気です。
これもいいです。
2016年11月20日 10:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:24
これもいいです。
滑り易いので、注意して降りていきます。
2016年11月20日 10:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:24
滑り易いので、注意して降りていきます。
これはすごいですね。
2016年11月20日 10:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:25
これはすごいですね。
西行庵に着きました。
2016年11月20日 10:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:30
西行庵に着きました。
いい感じに複製されています。
2016年11月20日 10:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:28
いい感じに複製されています。
この地で3年間、暮らしはったそうです。
2016年11月20日 10:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:28
この地で3年間、暮らしはったそうです。
お元気です!
2016年11月20日 10:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:27
お元気です!
もと”北面の武士”というエリート階級を捨て、妻や子供を残して、世捨て人になった理由は、研究者の間で、いまでも判っていないそうです。
2016年11月20日 10:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:26
もと”北面の武士”というエリート階級を捨て、妻や子供を残して、世捨て人になった理由は、研究者の間で、いまでも判っていないそうです。
休憩舎から西行庵を見る。
2016年11月20日 10:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:35
休憩舎から西行庵を見る。
もうワンショット。絵のような景色です。
2016年11月20日 10:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 10:51
もうワンショット。絵のような景色です。
苔清水。とくとくと・・・に詠まれた水場。甘くてうまかったです。芭蕉も訪れて、味わったことでしょう。
2016年11月20日 10:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:54
苔清水。とくとくと・・・に詠まれた水場。甘くてうまかったです。芭蕉も訪れて、味わったことでしょう。
周回路を登りながら振り返ります。左が西行庵、右が苔清水。
2016年11月20日 10:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 10:57
周回路を登りながら振り返ります。左が西行庵、右が苔清水。
休憩舎。周回路は手前ですが、先に進んで青根ヶ峰をピストンします。
2016年11月20日 11:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 11:07
休憩舎。周回路は手前ですが、先に進んで青根ヶ峰をピストンします。
この女人結界碑を左折して古道に入ります。
2016年11月20日 11:14撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 11:14
この女人結界碑を左折して古道に入ります。
景色も愛想もない青根ヶ峰ピークです。
2016年11月20日 11:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 11:19
景色も愛想もない青根ヶ峰ピークです。
世界遺産・金峯神社です。修験道の行場で、藤原道長がここで祈願したという歴史があります。
2016年11月20日 11:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 11:32
世界遺産・金峯神社です。修験道の行場で、藤原道長がここで祈願したという歴史があります。
義経、弁慶の隠れ塔。
2016年11月20日 11:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 11:34
義経、弁慶の隠れ塔。
黄葉もいっぱいです。うしろは金峯神社の前の休憩所です。
2016年11月20日 11:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 11:36
黄葉もいっぱいです。うしろは金峯神社の前の休憩所です。
高城山展望台に登る道は紅葉の落葉に埋まっています。
2016年11月20日 11:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 11:53
高城山展望台に登る道は紅葉の落葉に埋まっています。
山座案内板はあるのですが、わかりにくいです。
2016年11月20日 11:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 11:55
山座案内板はあるのですが、わかりにくいです。
高城山展望台からの景色はいまいちです。
2016年11月20日 11:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 11:55
高城山展望台からの景色はいまいちです。
また道路に合流する。
2016年11月20日 12:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 12:11
また道路に合流する。
世界遺産・吉野水分神社(みくまり)です。水を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とする。
2016年11月20日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 12:20
世界遺産・吉野水分神社(みくまり)です。水を司る天之水分(あめのみくまり)大神を主神とする。
いい雰囲気です。
2016年11月20日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 12:20
いい雰囲気です。
ここにも西行法師像がありました。
2016年11月20日 12:20撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 12:20
ここにも西行法師像がありました。
親しみやすい雰囲気がいいです。
2016年11月20日 12:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 12:21
親しみやすい雰囲気がいいです。
近代の水分(みくまり)は、これです!
2016年11月20日 09:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 9:27
近代の水分(みくまり)は、これです!
カエデの大木が本当に多いです。
2016年11月20日 12:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 12:31
カエデの大木が本当に多いです。
後醍醐天皇ゆかりの地です。
2016年11月20日 12:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 12:47
後醍醐天皇ゆかりの地です。
いたずら小僧犬!
2016年11月20日 12:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 12:55
いたずら小僧犬!
世界遺産・吉水神社に向かいます。
2016年11月20日 13:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 13:02
世界遺産・吉水神社に向かいます。
狛犬の阿行。
2016年11月20日 13:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 13:03
狛犬の阿行。
古めかしい雰囲気です。
2016年11月20日 13:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 13:04
古めかしい雰囲気です。
ここは人出がありますね。
2016年11月20日 13:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 13:05
ここは人出がありますね。
ふーむ。
2016年11月20日 13:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 13:06
ふーむ。
神官の衣装がいいです。
2016年11月20日 13:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 13:08
神官の衣装がいいです。
吉野名物の葛製品です。
2016年11月20日 13:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 13:13
吉野名物の葛製品です。
葛製品がいろいろ並んでます。
2016年11月20日 13:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 13:13
葛製品がいろいろ並んでます。
蔵王堂まで下ってきました。
2016年11月20日 13:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 13:16
蔵王堂まで下ってきました。
ここにもカエデの大木です。
2016年11月20日 13:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 13:16
ここにもカエデの大木です。
世界遺産・蔵王堂です。
2016年11月20日 13:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 13:17
世界遺産・蔵王堂です。
これから特別拝観します。
2016年11月20日 13:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 13:18
これから特別拝観します。
(パンフ写真より)秘仏・金剛蔵王大権現3体です。めちゃめちゃデカい!顔は怖いですが、青色なので安寧の表情らしいです。プライベートスペースに入って拝むことが出来るようになってます。
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(パンフ写真より)秘仏・金剛蔵王大権現3体です。めちゃめちゃデカい!顔は怖いですが、青色なので安寧の表情らしいです。プライベートスペースに入って拝むことが出来るようになってます。
提灯もデカいです。
2016年11月20日 14:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 14:38
提灯もデカいです。
吉野朝宮、つまり南朝跡です。
2016年11月20日 14:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/20 14:44
吉野朝宮、つまり南朝跡です。
ここのカエデもいいです。
2016年11月20日 14:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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ここのカエデもいいです。
役の行者像がありました。
2016年11月20日 14:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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役の行者像がありました。
役の行者。
2016年11月20日 14:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
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役の行者。
左が前鬼だったような・・・いまでも子孫が旅館を経営されているとか
2016年11月20日 14:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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左が前鬼だったような・・・いまでも子孫が旅館を経営されているとか
すると、右は後鬼。夫婦の鬼です。
2016年11月20日 14:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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すると、右は後鬼。夫婦の鬼です。
脳天神社へ寄るため長い階段をくだります。
2016年11月20日 14:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
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脳天神社へ寄るため長い階段をくだります。
谷底に降りる気分です。
2016年11月20日 14:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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谷底に降りる気分です。
休憩所でお茶をいただいたのち、石段を登り返しました。
2016年11月20日 15:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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休憩所でお茶をいただいたのち、石段を登り返しました。
蔵王堂に戻りました。
2016年11月20日 15:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
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蔵王堂に戻りました。
蔵王堂にまつわる伝えです。
2016年11月20日 15:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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蔵王堂にまつわる伝えです。
今日は湿度も高く、大汗をかいたので少々お高い料金でしたが、宝の家・阿吽の湯をいただきました。
2016年11月20日 16:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/20 16:24
今日は湿度も高く、大汗をかいたので少々お高い料金でしたが、宝の家・阿吽の湯をいただきました。
さっぱりして、下りました。ここはケーブル下駅で、すぐ前に近鉄・吉野駅があります。今日の散策は盛り沢山でした。
2016年11月20日 16:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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さっぱりして、下りました。ここはケーブル下駅で、すぐ前に近鉄・吉野駅があります。今日の散策は盛り沢山でした。
撮影機器:

感想

 日本の古刹にはその精神世界がとても深い場所がある。多くは山岳信仰や自然崇拝によって極められたものだが、やはり歴史的な理由で京都や奈良にある場合が多い。より深く山に分け入ったら、より深まるだろうと思ったら大間違いで、いまの時代、それはおうおうにして観光地のなかにひっそりと埋もれている場合が多い。

 ここ吉野山もその精神世界がとても深い場所のひとつで、世界文化遺産となっている。ここ吉野から山道の距離にして約180km南にある熊野へ続く大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)は、この道自体も世界遺産になっていて、修験道の山岳修行ルートである。しかし、部分的に何度か歩いたことがあるが、山深く分け入るにつれ、その精神世界はむしろ薄れていく様な気がした。熊野から吉野に向かって修行しながら進むことを順峯(じゅんぷ)とよび、吉野がゴールとなる。吉野で精神世界が深まるのは、修行の最終地点でその精神性が昇華されるからなのかも知れない。

 吉野山は古来より日本一の桜の名所として知られているが、実は紅葉もすごいのだ。吉野山の桜はほとんどが(シロ)ヤマザクラで約3万本あるそうだが、この品種は桜の中では唯一、黄葉する。カエデの木の数も多い。春には桜で山全体が埋まり、秋には錦繍の世界が広がる。つまり春夏秋冬が際立って訪れることになる。そういった自然環境に育った高い精神世界は、後醍醐天皇がこんなに不便なド田舎を都(南朝)に選んだ理由のひとつなのかも知れないと感じた。なお、吉野山にもソメイヨシノはあるが、最近の時代になってから植えられたものが多く、その本数はヤマザクラに比べて極めて少ない。

 吉野山には、役行者(役小角)を開祖とする修験道の寺をはじめとして、 南朝ゆかりの史跡、源義経ゆかりの地や、西行法師が暮らした庵、その西行を慕った芭蕉が訪れたあとなど、文学の史跡、歴史的な場所が数多く見られ、高い精神世界をかたち造っている。残念なことにこれらの世界は、意識して見出さないと、いまは埋もれてしまっているのだ。したがって、とりわけここ吉野山のような精神性の高い古刹を訪れる場合、背景的知識をもって訪れるのと、そうでないのとでは、趣も、ものの見方も全然違ってくる。そうでない場合は、先人が残してくれた深い精神世界も気づかないままに終わってしまう。ボク自身の知識もまあ知れたものだが、方向的な意味あいで、ただ景色を眺めるだけの健康ハイカーや、ナルシストの一周野郎、またはただ登ったというだけの百名山登山者などには絶対になりたくないと思った。おっと、また毒を吐いてしまった(笑)

 なお西行法師の永眠場所(西行墳)は、吉野からずっと大阪に近づいた大和葛城山の山麓にある。
 『願はくは花のもとにて春死なむ その如月の望月の頃』
 (願わくば2月の満月のころに、満開の桜の下で逝きたい)。
 ここで意味する2月15日は陰暦であり、お釈迦様の入滅日でもある。西行法師は亡くなる十数年前にこの歌を詠んで、実際に亡くなったのが陰暦2月16日だったというから驚きだ。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-300850.html
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コメント

いや〜間逆でいいですね
アルプスとは間逆の景色・・・でも心が和みます。
西行庵みたいな場所、行ってみたいなぁ。
クマさんが目指すような「背景的知識をもって訪れる」とまでいかずとも、ただの健康ハイカーとして景色を眺めてみたいものです。
北陸にも景色だけなら近い場所があるんだろうけど、そっち方面は知識なさすぎて;;
京都一周トレイルとかやってみようかな。雪もないことだし(笑)
2016/11/22 6:05
Re: いや〜間逆でいいですね
さんちゃん、
雪山とは”真逆”で、いいでしょ。
雪が降ってくれないので、行く場所をいろいろ考えます。
しかし、背景的知識があるのと無いのとでは、
同じ場所を訪ねても、見方が全然違ってきますよ。
その結果、感動も倍加されます。

京都一周トレイルも、
できるだけ背景的な知識をもって訪ねることをおススメします。
でないと、オリエンテーリングしただけで終わってしまいます(笑)
プラスアルファがあれば、感慨もひとしおですから。
クマ
2016/11/22 10:45
吉野山
kuma-san, Masayanさん、こんにちわ。
吉野山は紅葉の名所でもあるんですね。知らなかったです。
私は深い知識はありませんが、こういった精神世界を見て歩くのは好きですね。
お釈迦様の入滅日、こちらでは「やしょうま」を作ってお供えして食べます。

子供のころ行っていた山の中のピアノ教室に、
「この奥に桜の里のあればこそ裾花川と人はいふ  西行」
という句の書かれた木札がかかっていて、いつも眺めていたので
子供心に「西行さん」を身近に感じていました
2016/11/22 8:05
Re: 吉野山
さくちゃん、
そーなんですよ。
吉野山は紅葉の名所でもあるのです。

『やしょうま』って信州の郷土料理で、細長いお餅ですね。
ボクも、何度か、食べたことあります。
涅槃会に食べる風習があるというとは、初めて聞きました。

日本中のほとんどの桜の名所には、
西行さんが訪ねた跡があり、
何らかの歌が詠まれています。
すべてが、事実ではないらしいのですが、
この行脚というか放浪の旅の距離は、
すさまじい距離になります。
個人的には、とってもそそられます。
漂泊の思い止まず・・・といったところでしょうかね
クマ
2016/11/22 10:54
吉野の紅葉
桜は落葉すると思っていたので紅葉は知りませんでした。まあ、考えてみれば、山ですから桜だけではなく他の広葉樹もありますよね。
30年ほど前の新婚時代に四日市から吉野まで家内と車で観桜に出かけました。ロープウェイに乗ったか、横目に見ながらだったかで上がった記憶があり、街中の一本道を、この道の行きついたところで義経と静が別れたのか、とロマンティックな気分に浸りながら歩いたような。
ちょうどその日はお祭りか何かで武者行列があって、神社仏閣は寄らずに帰りましたが、色々歴史のあるところなのでkuma-sanのレコを読んだらいつかまたゆっくり歩きたくなりました。
2016/11/22 15:27
Re: 吉野の紅葉
レッズさん、
そんな思い出をお持ちですか・・・
正直、似合わんわ〜(笑)

その話は、吉水神社での話ですね。
『吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき』(吉野山の峰の白雪を踏み分けて姿を隠していったあの人(義経)のあとが恋しい)と、静御前は義経を慕う歌を唄い、頼朝を激怒させたということです。

頼朝の執拗な追撃をかわしながら、義経たちは吉野の吉水神社(当時は吉水院という僧坊)にかくまって貰っていました。しかしこれより先は「大峰山」で女人禁制の山となり、静御前が一行の足手まといになることを知った義経は、この場所で静御前に「都へ帰りなさい」という。それを聞いた静御前は「あなたの子供を身ごもっている」ということを打ちあけ、「別れるくらいならいっそのこと殺してください」言うも聞き入れられず、義経は自分が使っていた鏡を渡して「これを自分だと思って使ってくれ」という。静御前は「確かに鏡は、見る人の顔をうつすけれど、恋しい人の顔はうつしてくれない」と言ったとか・・・・歌舞伎や浄瑠璃で演じられる『義経千本桜』であまりにも有名なシーンですね。

感受性が鈍らないうちに再訪されることをおススメします
クマ
2016/11/22 16:51
プロフィール画像
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