鶏頭山〜中岳〜早池峰縦走
- GPS
- 30:35
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,560m
- 下り
- 1,559m
コースタイム
- 山行
- 1:53
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 1:55
- 山行
- 10:41
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 10:53
天候 | 曇り時々晴れ、弱風時々無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はありませんが、野生動物のトレース多数。熊のトレースらしきものもありましたので注意が必要でしょう。 また中岳周辺の岩は凍りついていて滑りやすく、アイゼンが必須です。 |
その他周辺情報 | 道の駅早池峰は冬季仕様、トイレと自販機しかありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
インナーグローブ
アウターグローブ
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
シェルター
細引き
スリング
バラクラバ
ガムテープ
シュラフ
クッカー
マット
|
---|
感想
初日は岳駐車場に車を止めて、鶏頭山の避難小屋に宿泊しました。
この日はてんきとくらすによると鶏頭山も早池峰もC評価だったので、風が強く、樹林帯に居ても頭上をビュービューを強い風が流れていました。
避難小屋にはストーブはありませんが、トイレがあります。
早池峰のトイレは携帯トイレを前提としたものですが、鶏頭山は普通に便器がありました。
標高は高くないものの、隙間が多めの小屋なので結露少な目だとおもいます。
当日泊まったのは私だけだったので小屋の中にシェルターを張って防寒を図りました。
シュラフはモンベルの#1とシュラフカバー。寒いかと思って#3のシュラフを重ねようかと持っていきましたが使いませんでした。ユニクロのウラボアキルティングパーカ(現在廃番)が温かかったです。ユニクロは一部致命的な欠点をもった製品がありますが、使い方を限定すれば結構使えるものが多いと思います。なにより安い。ウラボアキルティングパーカは寝るとき以外にも中間着にしてみましたが悪くなかったです。
2日目、この日がいうなれば本番でしたが、出発が6時を過ぎてしまいました。予定では4時30分くらいに出発しようかと思っていました。
鶏頭山から早池峰までは思ったより時間がかかりました。
特に中岳あたりの岩場が滑るしギャップが大きくて登りにくい、残置ロープは凍っていてとても使う気になれない。岩場のトラバースがスリリング、アイゼンなければ登れなさそうな壁や丸太渡りなど、時間がかかりました。
また峰々をつなぐ稜線も低木が多く、背の高いザックや取り付けた道具類がひっかかり、降雪ないのに雪まみれになります。トレイル上の動物たちの足跡を見るのは楽しいです。これは何の動物だろうと想像しながら楽しめます。動物達が歩く道を自分もまた歩いていると思うと、とてもいい気分です。
この日はてんきとくらすのA評価、時折無風になる予報で当たっていました。
山頂では好天に恵まれました。
しかし下り始めると小田越へ至るコースは岩々がツルツルに凍っていて大変でした。
どうも前日についた氷雪が西日で溶けて、夜また凍る。を繰り返しているようです。
足運びを気を付ければアイゼンは必要ありませんが、着けたほうが安全です。
5合目まで下りれば氷も少なくスムーズに歩けます。
1合目より下ったところでまた氷。まるでスケートリンクのようになっています。
それでも平らな場所なので慎重に歩く&ストックを使うで大丈夫でしょう。万一転んでも滑り落ちる心配はありませんが、打撲に注意。
小田越に降りてからは長い林道歩き。アスファルトは場所によって凍結し滑る。
起伏も無く、ぼーっとしてくるとザックの重さがズシーッと感じてきます。話し相手もいないので、ラジオを聴いて歩きました。
暗くなってくると一頭のシカかカモシカ(多分)に会いました。私のヘッドランプに反射した目がこちらを観察していました。「おーい!」を声を上げてみましたが、まったく無反応。なんだか怖くなって急いで下りました。
林道歩きに2時間かかるので、駐車場に着いたころには真っ暗でした。このあたりにお店などは無いのですぐに帰りました。
熊のトレースがおよそ3頭分ありました、この季節もまだまだ熊さんは活動中のようです。
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