上日向→棒ノ折山→さわらびの湯
- GPS
- 05:35
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 934m
- 下り
- 947m
コースタイム
10:40 上日向バス停
11:30 奥茶屋 *ここから登山道
13:00 棒ノ嶺 *休憩
13:40 棒ノ嶺 *出発
15:30 さわらびの湯 *休憩
17:00 さわらびの湯 *出発
17:50 飯能駅
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:さわらびの湯→飯能駅(西武池袋線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近は雪が残っていました。北斜面は一部凍結していました。 下りはアイゼンが合った方が安全ですが、無いと進めないわけではありません。 (ちなみに下りで2回転びました) |
写真
感想
■川井駅まで
金曜日に飲み会だった人や夜更かしした人がいたもので、翌朝家を出たのは8時すぎ。飲み会や夜更かしがなかったとしても、仕事の疲れが溜まり気味だったので5時や6時に起きることは出来なかった気もする。外は真冬の寒さではなかった外はけれどそれなりに寒い。朝食は暖かいものが食べたいのう、ということで駅構内の立ち食いそば屋でしらすとアオサのうどんを食べた。キオスクでエルゴラッソを買い、青梅快速へ乗り込む。幸い2駅ほど先で座れたので今日行われるJリーグ開幕戦の予想スタメンなどを読んだりうとうとしたりしながら、青梅へ向かう。時間が遅いせいか、登山客はちらほらと見かける程度だった。
青梅駅で各駅停車に乗り換える。青梅快速は通常とは異なり日向和田にも停車するらしい。日向和田と言えば吉野梅郷。気がつけば初春になっていたのである。青梅から出た各駅停車に乗る人も、登山客よりは吉野梅郷を目指す人が多いようだった。向かいの席で、作業服を着たおっさんが携帯電話で話をしている。夜勤明けで、これから実家へ帰る、5時からミホちゃんのおごりで飲もうよ、とそんな内容である。
■川井駅〜奥茶屋
川井駅に着きトイレを済ませると10時になっていた。この時間から登り始めるのは結構久しぶりである。登山口は遠く、上日向というバス停から更に40分ほど歩く、というのが一般的である。のだが、今日は既に上日向行きのバスがなく次の便は昼すぎになってしまうため、上日向までも徒歩で向かうことにした。
大丹波川沿いの車道をのんびりと歩く。日差しが強い。空気はひんやりとしているが、歩き始めると体が温まってむしろ暑いくらい。結構な量の羽虫が飛んでいて春の訪れを感じるとともに、低い山を歩く季節も終わりに近いのかなと少し哀しくなった。
下半身にサポートタイツとパンツを履いていた。サポートタイツの放熱機能が結構、なかなかのものであり、ちょっと冷えて寒さを感じるくらいだった。真夏でも履けそうなので心強いのだが、冬は保温系のタイツをさらに履いた方がいいかもしれない。何度かくしゃみをしながら思った。
■奥茶屋〜棒ノ嶺頂上
奥茶屋の、冬場は営業していないと思われるキャンプ場の奥に公衆トイレがあり、その向かいの橋を渡ると登山口になっていた。しばらくは沢沿いに登る。沢を利用したわさび畑がずっと続いていた。
ここから90分ほど、途中多少なだらかな尾根道もあったが、基本的には急斜面を登り続けた。今日は体温調節がうまく行かず、バテながらの登りだった。体温調節がうまく行かなかった原因をいくつか考えてみた。登る前にかいた汗を拭かずに登り始めてしまったこと。フリースを着たまま登り始めてしまったので更に汗をかいてしまったこと。フリースを脱いでから汗をきちんと拭かなかったこと。書き並べてみるとごく初歩的なことばかりであることに驚く。タオルマフラーで首を巻くようにしてからは体温が安定したように思う。これは覚えておこう。
頂上に着いたのは13時ちょうど。雲一つない快晴。風が吹くと肌寒かったが、アウターをもう一枚着た後は暑くも寒くもなく快適そのもの。まるで2000m級の山に登ったような(登った事ないけど)眺望。他にも3・4組の方々が休憩していた。テーブルに陣取って食事を取る。いつもの棒ラーメン、なのだが今日は「魚介豚骨棒ラーメン」なのである。豚骨ラーメンにかつお節粉が付いており仕上げにまざて食す。うまい、うまい。単なる豚骨よりもさすがに味が深く、それでいてくどさが消えている。偉いぜ、と海無し県の山の頂上でかつおを褒めたたえたのだった。
■棒ノ嶺〜さわらびの湯
北側の斜面は雪が残っていた。人が踏んだあとはかなり固く凍結していてすべりやすくなっていた。気をつけないと、と思っていたものの、2度しりもちを着く。手袋をしていため直接肌で転ばず擦り傷もなかった。
白根沢との分岐では河又方面へ進んだ。沢沿いは凍結の可能性があります、という看板の文をそのまま信じたのだった。分岐を超えた後、途中、思いがけず林道に出てしまった。登山道が林道で分断されただけだったので、林道をまたいでそのまま進めば問題なかったのだが、地形図を用意できなかったので山と高原地図しかなく手元にちょっと混乱した。下山は難しい。ほとんど毎回こういう場面に出くわしてしまう。どんな場合でも、地形図は用意すべきだと思った。
その後は特に問題もなく下山できた。多少時間がかかってしまい、登山口を出たころには15:30になっていた。結構ないきおいで下ってしまったので、足が疲れてしまった。こういうときも歩幅を狭くして慎重に行くべきなのだろうけれど、なかなかそうも行かない。難しいもんだな、何にしても。
さわらびの湯に1時間ほど滞在して、バスで飯能駅に向かい、帰宅した。夕食は地元の駅近くのカフェで食べた。そこでちょっと不思議な経験をしたのだけれど、それはまた、別の話、ということで。
左から
水原弘(歌手です)。「黒い花びら」で第1回レコード大賞ですね。
由美かおる。・・・説明不要でしょう。
志位和夫。・・・同上。
ありがとうございます!
いずれも大ベテランですね。
いつから貼ってあるんだろうと不思議に思いました。
これで部会メンバーは約1名だけが棒ノ嶺未体験です。
岩茸石山からの縦走だと奥多摩&奥武蔵の両方の良さが楽しめます。低山ですし、次は冬場ですかね。
棒ノ嶺、たいへんよかったです。天気がよかったのもありますが、見晴らし度は過去最高。
北斜面は凍っていたので、雪の降り始めの時期に行くのもいいかなーと思いました。
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