御坂山塊北面の周回コース(節刀ケ岳北西尾根から鬼ヶ岳北尾根)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 6:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:芦川農産物直売所BSからバスで石和温泉駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
節刀ケ岳北西尾根及び鬼ヶ岳北尾根はバリエーションルート。後者の方の一部は山と高原地図で準登山道(赤破線)扱いになっている。 どちらの尾根も下りで歩くときは読図力が必要と思われる。 鬼ヶ岳北尾根の1050m辺りで林道に下り立つ場面があるが法面がコンクリ擁壁で容易に進めない。右側に移動し擁壁の切れ目に微かな踏み跡ががあるのを見つけて降りたが慎重を要す。 |
写真
感想
■これまで、帰宅が遅くなるという理由で見送ってきたルートの松浦隆康氏著「静かなる尾根歩き」NO.63(節刀ケ岳北西尾根から鬼ヶ岳北尾根)をやっと決行した。帰りの最終便バス時刻に間に合うかどうかが一番気にかかるところだったので少しでも時間短縮を狙い、芦川オートキャンプ場への入口の橋(芦川に架かる小さな橋)袂で降車した。
■素晴らしい晴天で頂上からの眺めは素晴らしかった。節刀ケ岳頂上から富士山が目の前に雄大に聳え、眼下には河口湖一帯が俯瞰でき左に目を転ずれば黒岳、三つ峠山の連なる尾根がくっきりと眺められた。鬼ヶ岳頂上からは南アルプスの白く雪を頂いた峰々が特に印象に残る。山座同定など長く眺めを楽しみたいところだったが、暗くならないうちに下山しなければならないので早々に山頂を後にした。
■鬼ヶ岳から少し下ったところで北尾根への分岐点に差し掛かった。ここには立ち木に「この先通行不能」との看板がつけられていた。
山と高原地図(2010年版)には経験者向き、道標なくルート不明瞭と記載された準登山道(赤破線)扱いになっている。
水ノ沢山頂上は広くなっていて立ち木の中の一本に山名標プレートがついていた。今は木々の葉が落ちているので周りの景色は樹間から垣間見ることができたが夏なら周りの景色はないだろう。それは中芦川山でも同じだった。
■中芦川山の先で中間の林道が現れた。法面がコンクリート擁壁になっているのでどこから林道に下り立てばよいのかしばし困った。少し右側に振ってみると擁壁の切れ間から何とか降りられそうだったのでストックや木の根を使い慎重に降り立った。前述書籍のガイド文にはも触れられていない。もっとも氏が歩いた時(12年前)にはまだこの林道は造られていなかったかも。
尾根末端は直前で少し右に振れて微かな踏み跡を辿り着地した。この着地点は朝ここを通過するときに見定めていたところ。
■バス時刻より1時間ほど早く着いたが、そのまま待つのは寒いのでバス道路を歩いた。自由乗降なのでバスは途中で捕まえることができる。途中道路工事の関係者と立ち話したりしてだんだん暗くなる車道を40分ほど歩いた。17:14バスに乗車した時はもう真っ暗だった。
帰宅は夜遅くなったが好天に恵まれて眺めを愉しめたし、ルートそのものも多少の緊張感を持って歩けたという面白味も感じた。一般登山道ではすれ違いの登山者も複数あったが、バリエーションルート上ではもちろんのこと誰一人出会うことはあり得なかった。
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