乗鞍・猫岳BC(久手牧場〜猫岳〜スカイライン滑走)
- GPS
- 09:28
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,228m
コースタイム
天候 | 雪時々曇り&ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(10台弱駐車可能) ・当然雪道なのでスタッドレス等滑り止めは必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【久手牧場〜夫婦松】 ・積雪量が少ないためできるだけ林道、作業道をトレースする。 ・途中道がない区間もあるが、基本的に忠実に尾根を辿っていけば夫婦松に到着するはず。 ・どこでも歩けるわけではないので木々や薮をよけながら目的地を目指す必要あり。 【夫婦松〜大崩山取付】 ・昨年の同時期より雪は多かったが、笹薮がうるさいので予想以上に時間と体力が必要になる。 ・こまめにGPSを確認しながらルーファイしていく必要がある。 【大崩山取付〜猫岳取付(スカイライン)】 ・古いトレースがあったが、新雪でほぼ消えていた。 ・猫岳の取付は2箇所ほど考えられるが、今回は四ッ岳の鞍部から乗り上げた。 【猫岳取付〜猫岳頂上】 ・斜度はそれほどないが、この日はホワイトアウトのため視界が2〜3m程度しかなくルートファインディングは困難を極めた。 ・右側は雪庇、左側はアイスバーンという状態で忠実に尾根を登る必要があった。(実際に1回雪庇崩壊を起こした) 【猫岳山頂〜猫岳北斜面】 ・上部は風衝地のためモナカ&アイスバーン状態だった。 ・下部はまだ積雪量が少ないため岩や薮が埋まっておらず、落とし穴や木の枝に阻まれるシチュエーションが多かった。 【乗鞍スカイライン(下山)】 ・場所によってトレースがあったりなかったりだったので下りラッセルが必要となる箇所もあった。 ・ショートカットはそれなりに楽しめた。 |
その他周辺情報 | 温泉:ひらゆの森 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
ボクは、今シーズン初の山スキーでした。登りの途中で計測したときにマイナス10度だったので、猫岳山頂では、マイナス15度近かったと思う。シール登高の累積登り標高差も1600m超え・・・初スキーにしてこの過酷さ。このパーティの山行はいつも素晴らしい(笑)
ブッシュなどでのシール登高では、みんな我先に先頭でラッセルしようとする。本当にすばらしい姿勢だし、ボクのような年配者にはとってもありがたい。ボクもラッセル参加する気持ちはあったんですが、カラダが付いていかなくてすみませんでした。素朴に感謝してます。
次回は悦楽の滑降を期待しているクマ
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平湯峠からの車道滑走
昨年12月に久手牧場から猫岳と計画して、下部積雪不足のため平湯峠経由スカイラインで登り、猫岳をすっ飛ばして四ッ岳に行ってしまった。これはこれで素晴らしいBCスキーだったが、今度は猫岳にしたいと思い再び計画した。10日間予報が12月17日を示した時には天気の波の良いところに当たると思われたが、その後天候推移が遅れ、翌日曜日は移動性高気圧が来るが、その前の冬型が抜けない内の山行となってしまった。厳しくてもこの頼もしいメンバーとなら登頂達成、楽しく滑り降りて来れると思った。
去年よりは積雪が増え、薮勝ちながらも久手牧場からのルートで登ることが出来た。スカイラインの夫婦松に出て、ヘアピンカーブをかすめながらショートカットの樹林帯を行くところは風も穏やか。大崩山の西をスカイラインに乗って進む頃はガス中で次第に風も強まったがまだ苦労はなかった。しかし猫岳への最後の稜線、ここは甘くはなかった。横殴りの風、足元が漸く見える視界の中、さんちゃんのルート取りは頼りになった。
山頂までは厳しくはあったが想定内でもあった。その後の山頂からの北面の下りは、最初は辛抱して下っていけば次第に厳しくなくなり快適に滑降できると期待した。さにあらず、北面東寄りの沢状を行ったが、雪で完全には埋まっておらず落とし穴地獄の滑降、いやずり落ちになり、自力起き上がり困難な転倒もやらかしてしまった。なんとか怪我はせずにスカイラインに飛び出した時は本当にほっとした。
この後はスカイライントレース上のすいすい滑降、ショートカットのパウダー滑降を楽しめた。久手牧場に戻るのは止めてスカイライン平湯峠を目指し、先行者のショートカットトレースを追いかける。ところどころ笹藪とブッシュでテクニカルだったが、車道専門班の2人よりは30分早く国道まで下りて来た。
手がしびれた状態で、温泉で生き返った。でも性懲りもなく、もう少しは天気のいい時にまた、今度は大崩山も狙いたいと思っている。
12月の乗鞍 猫岳に一度行ってみたかったが、本日念願がかなった。寒くて、風も強く、ガスもあり、単独なら到底できないことを同行のメンバーのおかげで登頂できた。ありがとうございました。達成感いっぱいです。
標高や天候も考慮して、自分なりに装備は十分に検討して(新たに購入して)いったつもりだったが、指が冷たくて、山頂で思ったとおり動かなかった。今後は何か対策を考えないといけない。
最後の登りはスカイラインから猫岳南斜面に取り付いた。途中から帽子を脱ぎ、目出帽とヘルメットにしたらやはり寒く、思考が停滞した。とりあえず先行者に付いていくお客さんになってしまった。ここから完全にサンちゃんにおんぶにだっこで申し訳なかった。危険極まりないところで、ルーファイ大変だったと思う。こんな時でも、PTに少しでも貢献できるように経験、スキル、体力をつけてゆきたい。
また、スカイラインの降りでは、ショートカットせずに、kuma-sanとヒールを開放して、テレマーク気分で下りラッセル及び滑走した。スキーの技術に欠ける私にはこれもスキー板に乗る良い練習になった。
P.S. 今回の反省。山行中に落とし物をして、サンちゃんに車に乗せてもらったり、皆に迷惑をかけてしまった。今後充分に気をつけます。すいませんでした。サンちゃんありがとう。
初冬のBCイベントのひとつ、乗鞍スカイライン。
今年は自分を含めIMPメンバー5人の賑やかな山行となった。
当日の天気はガス&強風予報で、明らかに翌日曜日の方が良さそうだ。
しかし翌日はIMPの忘年会が予定されていたのでそれなりの悪天予報でもこの日に決行するほかなかった。
去年はスカイラインから四ッ岳往復というルートだったので、今年は猫岳を目指そうということになった。
当日現地に到着すると積雪量が微妙だったので今年もスカイライン往復か・・・と半ばあきらめかけていたが、IMPの重鎮であるNishidenさんの「今年は久手牧場から行けそう」という一言で予定通り久手牧場から攻めてみることになった。
結果としてはこれが大正解。
薮こぎは多かったものの、一度もスキーを脱ぐことなく存分にルーファイを楽しむことができた。
核心部はスカイラインの大崩山取付地点〜猫岳山頂までの区間だった。
強風に加えてホワイトアウト状態で、斜度も広さも方角さえもわからなくなるような状況だ。
猫岳山頂に向かう稜線の途中、少しだけ右側にルートをとった瞬間に雪庇崩壊が起きた。
左側はアイスバーンなので滑落リスクにも気をつけなければならない。
更に山頂からの滑走では方角を気にしながら落とし穴だらけの沢を滑走することとなり、終始緊張を強いられた。
スカイラインに戻ってからはホッと一息。
部分的に下りラッセルをしつつも時折ショートカットしながら高速道路滑走を楽しんだ。
普段は単独BCをメインに楽しんではいるが、仲間とのスキーツーリングはやはり格別だと思った。
先月の立山のケーブル待ち時間の時にNishidenさんと話題になり計画していただいた猫岳。前日、強い寒気の影響で平地にも雪が積もった。道中の積雪状況がわからないため車中泊することにして前日の夜出発。ほうの木平スキー場駐車場で車中泊するが人工降雪機の音が大きかった。ぐっすり眠れましたけど…
ルートは現地判断ということだったが雪が昨年よりも多いので今回のルートになった。スカイラインをまったりハイクアップもいいけどIMPメンバーはみなさん経験豊かなので藪こぎルートでも楽くルーファイの勉強になった。天気は気温はかなり低いが樹林帯では風もなく視界もあるし雪も軽いので順調だった。しかし猫岳に取りつくとホワイトアウトで風も強くなってきたので全身凍り付きだしてきた。こまめにルートを確認しながら進むが雪庇にクラックが入ったのを間横に見たときは背筋がぞっとなった。登頂しスカイラインまで合流するまでかなりの緊張感をもって行動したので合流した時は安堵した。先頭のSanchan、心からありがとうございます。
スカイラインはトレースがあるので順調に進み途中ショートカットでのツリーランを楽しみながらあっという間に下山。最後の最後で間違ったところに降りて余計に歩きNishidenさん、Sanchanをお待たせしてしまいました。すいません。今回のルート、天気など単独では無理だったと思いますがIMPメンバーのみなさんのおかげで無事に下山できました。ありがとうございます。来年も色んな計画楽しみです。
コメント
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Sanchanさんこんばんは!
この天気の中、こんな標高高いところまで行かれてたんですね〜
でもこんな強力な布陣だと心強いですね
気の合う仲間とのパーティーは本当に楽しいですよね。単独のストイックさもドM心を揺るがす魅力がありますし、どっちも楽しいということで!!
また白山界隈で偶然お会いするのを楽しみにしてます
momochannさん、コメントありがとうございます。
今回強風は覚悟していましたが、これほど視界が悪いとは正直思っていませんでした。
このようなコンディションで単独だと心折れそうになりますが、これだけのメンバーだとさすがに心強かったです。
単独でどこまでやれるか挑戦するもよし、PTでワイワイやるのもよし、山ってほんとに懐が広いですね。
ただし決してムリはせず、安全第一は心がけようと思っています。
また白山でお会いしましょう。
この日の予定が前日にドタキャンになったので急きょ参加しようかと考えましたが、急いで支度しても良からぬことが起きそうだし、股関節周りの筋肉が痛いこともあって自重しました。地獄の3丁目も体験してみたかったですが、後日天気の良い時にこのルートをたどってみようと思います。
レッズさん、またチャンスありますよ。再訪しましょう!チカ
地獄の3丁目は単独では勘弁ですがグループでは少し心強いですが生きた心地しないですよ…
Nishidenさん大崩山計画されたら行きましょう!
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