金峰山〜反省の多い敗退
- GPS
- 09:12
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,024m
- 下り
- 1,024m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※須玉ICからのアクセスは、増冨温泉を過ぎたあたりからうっすらと積雪がありましたが、ほぼ凍結箇所はありませんでした。この積雪も帰りには融けてました。 みずがき山荘まではFFスタッドレスでOKでしたが、無料駐車場に入る道が上がれずタイヤチェーンを巻きました。車の底が少しすりそうな位の積雪です。bekopapaさんの記録の写真を見ると3月7日以降に結構積もったみたいですね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳の記録を拝見するとかなり前夜の積雪があったようですが、金峰山はアクセス道路で2-3cm。登山道上は多少多い程度のようです。基本、スノーシューの幅くらいのトレースが残っていましたが、上部の樹林帯は、先行者の踏み跡以外はトレースが消えているところも多々ありました。稜線上は完全に先行者の踏み跡のみ。 わたしは、行きが砂払ノ頭までスノーシュー。以降は最後までアイゼン。 先行者は、踏み跡を見ると、行きがアイゼン。帰りが樹林帯の上部はアイゼンにワカンをつけてました。先行者は、ちょうど私の撤退地点の下を歩いて行ったためすれ違いになりお話しできませんでしたが、帰りにワカンを付けたところから考えると雪の表面がしまっている早い時間帯にスタートしたようです。 |
写真
感想
今日は西高東低で晴予報。冬の気候のうちに金峰山に行っておきたかったけれど、ひざも完調ではなく、まだまだ長時間の歩行は心配。
でも、他に行きたい山のある北関東や長野は天気予報がよくないので、登れるところまで行こうということで金峰山へ。
いきなり、瑞牆山荘の奥の無料駐車場への坂が上がれず、あわててチェーンを装着してタイムロス。
駐車場は他に車1台のみで、テン泊の人が起きてきたばかり。駐車場左奥から歩き出すがトレースなし。途中、瑞牆山荘からのルートと合流するとトレースを発見。
今日は1日、この人のトレースをありがたく使わせて頂きました。
今日の目的の一つは、せっかく買ったスノーシューを登りで利用すること。砂払ノ頭まで使用。2月3日に瑞牆山に登った時より大分雪が多く、スノーシューでも快適。
途中まで、順調そのものも、アクシデント 屮汽鵐哀薀垢鬚覆す。」樹林帯を歩いているときに、暗いのでキャップのつばの上に跳ね上げていたら、落としたらしい。アクシデント◆屮魯ぅ疋譟璽轡腑鵑凍る。」登っている時、温度計はずっと-10℃位を示していたが、凍結防止用の保温チューブをかぶせてあるので、これまでも凍ったことはなかったのだが・・・。このチョンボで、飲める水が山専ボトル500mlのみとなり、1.5lのハイドレーションの水が減らないのと、水分が充分にとれないのとダブルパンチ。じわじわとペースが落ち、ヘロヘロになりながら森林限界を超える。
スノーシューをアイゼンに履き替え、先行のトレースを追うが、途中から同じステップをたどっても、ずぶずぶ沈んでしまい、場所によっては腰まで沈む。通過した時間の所為なのか、技術の問題なのか?スノーシューでは危なそうだし・・・。これで、水分補給が足りないのと合わせ完全にグロッキー。五丈岩は間近に見えるも、私の技量で無理してもろくなことがないので退却決定。
とりあえず、冬山で森林限界をはじめて超えたのでよしとしましょう。
皆様もハイドレーションの凍結にはくれぐれもお気をつけて。
これで無事下山と思いきや、最後にダメ押しでアクシデント「DIY GPSのログと地図が全部とんでしまった。」最近の山行記録は、iPhone4にこのソフトを使ってルートログをとっていたが、駐車場について、記録を終了しようとすると、ログは残っていないは、登録した地図は全部消えている状況。思い当たることといえば、バッテリー残量が残り少ないので、外部バッテリーで充電したことくらい。
なんだか、トラブルと反省の多い山行でした。
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