酉谷山・雲取山
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 19:07
- 距離
- 42.2km
- 登り
- 3,120m
- 下り
- 3,435m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:37
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:34
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:41
天候 | ◆12/22(木) 晴れのち雨 ◆12/23(金) 晴れ ◆12/24(土) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・電車 05:34 立川駅発 06:04 青梅駅着 06:05 青梅駅発 06:52 奥多摩駅着 ・バス 07:04 奥多摩駅BS 07:31 東日原BS ◆復路 ・電車 16:34 奥多摩駅発 17:08 青梅駅着 17:09 青梅駅発 17:43 立川駅着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上に危険箇所は無し。 指導標が十分整備された登山道。 ◆東日原BS→天目山(三ツドッケ) 杉の植林帯の九十九折を過ぎると滝入ノ峰を回り込んで穏やかに。 徐々に高度を上げながら一杯水避難小屋。 天目山(三ツドッケ)へは小屋の裏手から直登するか西に回り込む2つのルートがある。 ◆天目山(三ツドッケ) →芋ノ木ドッケ(長沢背稜) 登山道は稜線から南に少し下って築かれている。 緩やかなアップダウンがある。 ハナド岩は雲取山や石尾根縦走路の展望地。 一般登山道は大栗山、七跳山(犬麦スダレノ峰)、坊主山(割谷ノ峰)、日向谷ノ頭のピークを通らない。 酉谷山とその巻き道の東の分岐に酉谷山避難小屋がある。 酉谷山山頂を西進し行福ノタオで巻き道と合流後、滝谷の峰ヘリポート。 水松山の先、秩父側(北側斜面)を一旦下って稜線に戻る。 長沢山(桶木沢ノ頭)は南面の展望が良い。 長沢山から芋ノ木ドッケまで稜線上に登山道。 ◆芋ノ木ドッケ→雲取山 芋ノ木ドッケから急傾斜を下って巻き道と合流。 穏やかな登山道になり大ダワ。 男坂と女坂の二つのルートで雲取山荘手前で合流。 雲取山荘は水場が凍結していた場合は小屋で提供してくれる。 トイレは冬季専用1室(ペーパー有) 小屋から雲取山山頂まで標高差120mほど。 ◆雲取山→奥多摩駅(石尾根縦走路) 道幅が広い防火帯が大部分を占める。 高丸山、日陰名栗峰、鷹ノ巣山などのいくつかの峰を超える登山道と並行して巻き道が設けられている。 |
写真
感想
◆来年のヤマを繋ぐ
来年は2017年。
西暦と同じ標高の雲取山の年です。
山頂には東京都と埼玉県が設置した御影石の立派な標柱が立ち、元日には新たな記念碑がお披露目されるようで標高年にふさわしく盛り上がる様相を呈しています。
そして、干支は酉。
長沢背稜にこの干支を冠した酉谷山があります。
こちらはお世辞にも注目されているとはいえません。
新年を目前に控え、ひと足早く来年にちなんだヤマを繋ぐ山行をしてみようと思い立ちました。
休日出勤の振り替え休暇をもらえたので、密かに人気を集める酉谷山避難小屋を利用する計画です。
◆長沢背稜
長沢背稜は東京都北西部と埼玉県南西部が隣接する都県境です。
奥・奥多摩ともいうべきひと気の少ない登山道が長沢背稜です。
初日は平日だったとはいえ祝日の2日目ですら誰にも会わず静かな山行になりました。
稜線と言っても樹林に遮られて展望が利くところは限られています。
華やかさはありませんが、枯葉を踏む音や木の幹が風に揺れて軋む音、暖かな陽だまりと緩やかな登山道は魅力的です。
西進していたので左手には樹間から石尾根を眺められます。
石尾根はよく歩いているので山座同定しながら楽しく歩けました。
行程に余裕を持たせたので3年ぶりの長沢背稜をのんびり歩くことができました。
◆石尾根縦走を真面目に
雲取山から奥多摩駅まで石尾根縦走路が築かれていて何度か歩いています。
しかし、七ツ石山から鷹ノ巣山にかけて稜線から外れた巻き道を利用してばかりでした。
南に面した巻き道は平たんで歩きやすく、また、寒い時期には日当たりが、暑い時期には風通しが心地イイのです。
今回は歩いてきた長沢背稜を眺めるため石尾根の巻き道を使わず稜線上をきっちり歩きました。
高丸山や日陰名栗峰への急登では苦しめられましたが、長沢背稜に励まされながら久しぶりに「ズル」をしないで真面目に歩き切ることができました。
◆小屋番さんの憂い
七ツ石小屋の女将さんと談笑していた時のことです。
「雲取山の標高年はうれしいけど・・・」
とお客さんが増えることを歓迎する一方、何やら心配しているご様子です。
聞くと、ブームに乗ってヤマ歩きに不慣れな方が無理をすることが予想され救助要請の回数が増加することを心配しています。
このヤマを訪れた方々の安全を一番に考える女将さんは少し複雑な表情で語ってくれました。
この大晦日に宿泊予約をしているのは、新規のお客さんが多くを占めていて、おそらく山頂で日の出を迎える方たちだろうと言います。
反対に、常連さんは混雑を避けるように予約が少ないのだそうです。
◆暦
東京(東京都)
2016年12月22日(木)
日の出 6:47
日南中時 11:40
日の入り 16:32
月の出 0:08
月南中時 6:17
月の入り 12:19
正午月齢 22.6
LArcさん こんにちは〜♫
考えなかったこの並び。なるほど、ですね。
酉谷山、毎年のように行きたいリストに入れてるのにまだ行ってません。今年もまた行かずじまい。
来年こそは!です。。年山ですしね。
それにしても本当に雲取山お好きですね〜
来年も混雑予想に負けずに沢山いらっしゃるんでしょうね。埼玉の山頂標識のお写真、待ってまーす☆
ケロさん!「待ってまーす☆」じゃなくて、行くのです!雲取山へ!!(=゚ω゚)ノ
年山は来年1年・365日しかないのです!
次に雲取山が年山になるのは・・・キリストが再復活するとか、宇宙暦や帝国暦が制定されたとしても、そっから2017年後ですからね!
とにかく一生に一度の雲取山の年山。
悔いのないようにお願いします!?
コメントありがとうございました。
いいルート取りですね〜
ジャンクションはすべて左! そうこなっきゃ!
全体的に2017を絡めるあたりがLArcさんの粋なところですね!
ちなみに私は長沢背稜はいまだに未知なる領域なので、
来年雲取と組み合わせていくのもいいかなとイメージできました
その他気になる点が多数。またお話を聞かせてください。
そう、雲取Yearが来ますよね。
山関係者は嬉しい反面、警戒もするでしょうね。
七ツ石小屋も行くなら平日かなぁと。
(女将さん、話し好きな人だったでしょ? いい人です。)
それと壮絶な反省、ではなく、(なんで漢字変換っていつもこう…!?)
壮絶は半生の木、なんだか深イイですね。これだから自然ってすごい。
雲取・酉谷yearがやってきますね。
このコース、ホントは2017年までとっておこうと考えました。
しかし、もう来年の話をしても鬼が笑わないかなと思いひと足早く行ってきました。
石尾根のジャンクションでは、wwさんが以前言ってた「石尾根を巻かずに歩きたい」の言葉を思い出していました。
高丸山に向かう登山道は一度行っているのです。
そのとき死にそうに苦しくなった記憶があったのでそれ以来行っていませんでした。
今回はそこまでではなく・・・体力が付いたんでしょうね。
七ツ石小屋は人気の小屋だけに、入れ代わり立ち代わりお客さんが訪れてきました。
女将さんは気さくな方で話が弾みました。
見晴もイイですし、また立ち寄りたくなりますね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する