伊吹山 西南尾根
- GPS
- 06:08
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
9:15頂上-10:05行堂岩-10:553合目-11:50登山口
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
1合目まではぐちゃぐちゃ、3合目までも状態は良くない。 3合目から上は快適な雪山。 |
写真
感想
このところ仕事が多忙で山行できなかったが、若干の余裕ができたのと、
今シーズン最後になるであろう積雪と好天が重なったので、急遽半休を取って伊吹山へ。
暗いうちから登るつもりだったが、実際のスタートは5:45で、1合目までの樹林部でもライトはいらない。
折り返しのタイムリミットは10時だが、麓の積雪はわずかなので、上部の状況次第だが時間は足りそう。
積雪は1合目までは雪化粧程度、ゲレンデは10cmから20cm。
3合目手前からやや深くなり、脛丈程度は沈む所も出てきたので、3合目でスノーシューを装着。
3合目から上の積雪は概ね一定で、スノーシューで20cm沈む程度なので快適に歩ける。
積雪が予想より少なく、時間に余裕が出てきたので、
4合目のリフト降り場跡地から左手の谷筋に入り西南尾根を目指すことにした。
谷筋はすぐに行き詰まり、左手の尾根に登るとちょうど5合目小屋が見通せた。
そのまま広い尾根を登り、やがて出合う二股の谷の左側を詰めると、西南尾根の主稜線にでる。
西南尾根は、通常の登山道を一望できる見晴らしのよい尾根で、危険な場所や難所も無く歩きやすい。
尾根に出るまでにそれなりに高度を稼いでいるので、尾根歩きは長くない。
雪庇防止柵?までくれば頂上台地で、正面登山道からよりも若干長い距離を歩いて頂上に至る。
いつもは山頂に長居することはないのだが、今日は天気が良く、時間も余っているので、山頂の東側を散策する。
樹木への着氷は発達していなかったが、強い日射の下で青空とのコントラストが印象的だった。
下山は正面登山道を予定していたが、後続者にまっさらな雪面を残してあげようと、少し西側の行堂岩があるエリアへ向かう。
とりあえず真上に行ってみるが、直降下は躊躇する斜度。
右手のやや緩い斜面を降り始めるが、硬い雪の上に新雪が積もったコンディションで、
スノーシューでの降下は困難で,2度ほど足元をすくわれた。
途中でストックをピッケルに持ち替えるが不十分で、結局、足場が悪い中、アイゼンに履き替えることになった。
今回は落ちても危険はない所ではあったが、やはり安全のためには手間を惜しんではいけないと実感。
難所は数十メートルほどで、その後は5合目まで淡々と下る。
快適な雪道が楽しめたのは3合目までで、2合目へ向かう途中から足元が泥混じりになった。
ところで、下山時に後続者2名のトレースが4合目から続いているのを見つけた。
危険なルートではないし、4合目までの足取りもきちんとしているような気がするので,大丈夫だとは思うが,
意図せずして踏み込んだのだとしたら、ちょっと悪いことをしたかなと思う。
先週登られていたのですね。
降雪後の晴天で、青と白のコントラストが綺麗です。
良いタイミングで登られましたね
todokitiさん、こんばんは。
コメント、どうもありがとうございます。
なかなか晴れない伊吹山ですが、この日は遠望は得られなかったものの、十分な好天に恵まれました。
todokitiさんのレポートを読んでいたからか、似たルートをたどることになりました。
明日も、後を追うように入道ヶ岳に行くかも。
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