大山（ヤビツ峠） 〜関西人mets氏の丹沢初山行

2011年03月19日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.8km
• 登り: 500m
• 下り: 497m

コースタイム

ヤビツ峠10:25-11:25大山12:25-ヤビツ峠13:10

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ヤビツ峠の無料駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

950m付近の尾根に少し雪が残っており、朝方は凍結していて滑り易い箇所が1ケ所ありました(帰りは溶けていました)。
ヤビツ峠の入山口には震災に関連して入山自粛を促す立て看板がありました。

写真

3/19 13:16

ヤビツ峠の無料駐車場

3/19 10:21

入山口です。

3/19 10:28

全身、私のウェアをレンタルして登る
mets氏。

3/19 10:50

950m付近に雪が残っているところがありました。

3/19 11:05

青空に向かって登ります。

3/19 12:30

富士山と塔ノ岳

3/19 12:30

丹沢山

3/19 11:18

大山まで後少しです。

3/19 11:27

阿天利神社の鳥居

3/19 12:19

阿天利神社奥の院

3/19 11:45

お昼ご飯はお手製のおにぎり

3/19 12:20

mets氏と山頂で記念写真

3/19 11:56

相模湾を遠望するmets氏

3/19 12:21

江の島がうっすらと見えます。

3/19 12:21

伊豆方面

3/19 12:22

箱根方面

3/19 12:31

富士山と塔ノ岳を背景にmets氏。

撮影機器：

PENTAX K-7 PENTAX

感想

mets

昨夜、東京出張の帰りに、大学ワンゲル部以来の友人nekoba氏、N氏と再開。
当初は、六本木あたりで飲もうかということになってましたが、
大規模停電の恐れがあったため、急遽nekoba氏の家で鍋パーティーとなりました。

その席で、私は、昨年の山再開以来関西の山しか登ってなかったし、また関東の山は私の登山人生で一度も登ったことがなかったので、何の山登りの準備がなかった
にもかかわらず、「明日、山いこか」と提案。
明日中には関西へ戻らないといけなかったので、東京から登山口までの
アプローチと歩行時間が短く、雪がなく、展望が良くさらに富士山が見えるところと
いう私のリクエストにnekobaさんが選んでくれたのが、丹沢の大山。

上下のウエア、下着から運動靴までnekobaさんからのレンタルでした。
ザックなしの空身で登ったから、すれ違った方からは、怪訝な顔をされた
でしょう。
そんな初関東の山でしたが、やはり最大の魅力は富士山の大展望じゃないで
しょうか。関西では、御在所や大台ケ原から見えるそうですが、私はまだ一度も見たためしがありません。(見えたとしてもごくごく小さくでしょう)
それが、目の前にどっしりと重量感たっぷりに見えることは、すごいことです。

また、車道がない山頂に売店があるところも(有人小屋も丹沢にはあるよう
ですね)、関西にはない魅力ではないでしょうか?
北アルプス的な華やかさを感じてしまいました。　

nekoba

東北関東大震災の影響で東京は計画停電、電車の間引き運転、食料品の不足と落ち着かない日々が続いています。
昨日やっと食パンを入手出来ましたが、卵は朝一で売り切れて未だに手に入らない状況です。

そんな世情の中、流石に山に行く気にもなりませんでした。

しかし、大学時代のワンダーフォーゲル部の同期のmets氏が、関西から、震災対応業務の助っ人要員として東京に出張してきまして、業務を終えた金曜日に我家に泊まることになり、「富士山が臨める関東の山に登りたい」とのmets氏の希望を受けて、急遽、丹沢は大山に登ることとなりました。

8時40分、東京を車で発ちました。
環七沿いのガソリンスタンドは、ほとんど閉鎖しており、開いているスタンドは車が長蛇の列を成しておりました。関西との状況の差にmets氏は驚いていました。

東京ICから東名へ。BGMはあの頃と同じサザンです。
10時10分、ヤビツ峠に到着。
入山口には、震災に関連して丹沢への入山を自粛を促す立て看板がありました..。

若干の後ろめたさを感じつつ10時25分登行を開始。
快晴の空の下富士山や塔ノ岳、丹沢山を左手に見ながら、快適に歩きました。


11時25分大山山頂に到着。
阿天利神社の灯篭が一つ崩れ落ちていました。震災の影響でしょうか...。

相模湾の景色を眺めならが小一時間のんびりと休憩し、12時25分下山、13時10分に
ヤビツ峠に戻りました。

mets氏には丹沢初山行に大満足して頂きました。
また、途中すれ違った登山者のファッショナブルさに衝撃を受け、
「長袖のインナーにTシャツを合わせて、短パンの下にタイツ履いている人なんか
　関西におらんで!」
「ファッションの勉強になったわ!」
「大峰をあの格好で登ったら日本初ちゃうか!」と感嘆することしきりでありました。

ただ、山ガールに会えなかったことだけが心残りのご様子でした...。