谷川岳 西黒尾根 冬季 2016年山納め

2016年12月31日(土) [日帰り]

• GPS: 09:14
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,517m
• 下り: 862m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 2:08
• 合計: 9:12

距離 11.0km 登り 1,517m 下り 881m

4:52 土合駅
4:59 白毛門登山口駐車場
5:12 5:15 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
5:22 5:38 西黒尾根登山口
8:21 8:28 ラクダの背(ラクダのコブ)
8:37 8:56 ラクダのコル
10:40 10:44 ザンゲ岩
11:04 11:34 谷川岳・肩の小屋
11:37 11:44 谷川岳（トマノ耳）
11:53 12:02 谷川岳
12:12 12:13 谷川岳（トマノ耳）
12:16 12:34 谷川岳・肩の小屋
12:38 12:40 天神ザンゲ岩
12:52 天狗の留まり場
13:13 13:24 熊穴沢避難小屋
13:45 13:46 天神平・天神峠分岐点
14:04 天神平

アクセス

利用交通機関：

自家用車

土合駅 駐車場

写真

2016年12月31日。谷川岳 西黒尾根 冬季 2016年山納め。なぜに土合駅って？あわよくば 土合-西黒-谷川-一ノ倉-茂倉-土樽 状況次第ではやる気。(AIK)

西黒尾根登山口。いきなり道間違えスミマセン(^-^;(ja37)
自分も あるある なので問題なしっす！(AIK)

鉄塔のとこ。ちなみに登場人物、のちにジャケット緑色がjaian37(ジャイ氏)でライムグリーンがAIKENです。

直近2日間の降雪でトレースにも新雪。序盤からツボではけっこう埋まる。(AIK)
何だか先が思いやられる。(ja37)

達人と思われる山スキーのトレースを残しツボ足トレース完全に無くなりました。ジャイ氏はスノーシューの威力を発揮！(AIK)
取付きで装着しても良かったのではと後から思いましたー。(ja37)

ワカンの自分はジャイ氏のスノーシュートレースの上からもちょっと埋まります。(AIK)

黎明の空。(AIK)

ジャイ氏+スノーシューは樹林帯で鬼に金棒！俺は年末繁忙期10連勤+寝不足で(←言いわけ) 半分ゾンビ。(AIK)
連休中の自分が引っ張れる所まで引っ張ります。(ja37)

雪庇のむこうに天神平。(AIK)
天神平・・・時計の高度計を見て標高が稼げてなくて絶句。(ja37)

夜明けが近い。森林限界で御来光の予定。でも雪山はなかなか計画通りにいかないね。(AIK)
徐々に明るくなり雪面の風紋に癒される。(ja37)

雪庇が崩壊していました。人為的なのでここで良かったと思いました。(ja37)　後続の安全のためにも雪庇上にトレースを残さないよう登りました。(AIK)

2016年最後の夜明け。(ja37)
納めの山行で御来光を仲間とみれて嬉しい。(AIK)

モルゲン ジャイ氏。(AIK)
確かにモルゲン自分(笑)(ja37)

樹林帯ほぼジャイ氏ラッセル！この日は俺単独だったら相当体力と時間奪われたと思われ。ありがとです。(AIK)
夏の時期より自重トレの量3倍くらい増やした効果出ました。(ja37)

なんて美しいのでしょうか。(ja37)

今シーズン初雪山がこんなに素晴らしいところを歩けるなんて(ja37)

ふり返り 山スキーの達人と我々のトレース。(AIK)

白く神々しい山の稜線の虜。(AIK)
ここを歩けるなんて贅沢過ぎる！！(ja37)

絶景の中 装備を整え しばし休憩。(AIK)

見上げる谷川岳山頂部！(AIK)

馬蹄形縦走の思い出がよみがえります。(AIK)
清水平を見ると自分は半馬蹄形ですが・・・ぼそっ(ja37)

白毛門、笠ヶ岳方面。(ja37)
なんて綺麗なんだ！絶景に10連勤疲労+寝不足もブッ飛びました！(AIK)

富士山！(AIK)
ありがたや〜。(ja37)

冬は富士山と間違われること多しの浅間山。(AIK)
浅間山の白さも尋常じゃないかも。(ja37)

へたれなのでスノーシューを脱いで下りました。(ja37)
よく見るとカニで下るスキー跡。ふたりでスキーの人はかなり熟練者だと話題に。(AIK)

自然が創る芸術的な雪庇。(AIK)
地元栃木だとこう言う所なかなか無いかも。(ja37)

ラクダの背 手前 鎖場。(AIK)

スキーの踏み跡を辿りますがやっぱり沈みます。(ja37)

ツボ足では膝ラッセルになる箇所もあり 先頭を交代しながら白銀の稜線を行く。(AIK)

荷重を分散させるためハイハイで通過のAIKEN。(ja37)
ここは深すぎて無駄にあがく！このあとワカン装着。(AIK)

ツボ足だと腰位沈む。(ja37)

見上げる雪壁。(AIK)

この青空もってほしい。(ja37)

横を向けば東尾根とその先に真っ白な七ツ小屋山。(ja37)

西黒の雪壁を気合を入れて登っていると…(AIK)

神降臨！(AIK)
まさかの西黒尾根を滑走(ja37)

先生に一目お会いすることが叶い 声をかけていただき感激しました。(AIK)

先生、大魔神さん、パクさんの山スキーを目に焼きつけました。良いお年をお迎えください。(AIK)

東尾根が美しい。(ja37)

クラスト もなか 深雪と、雪面状況が変わる急登ではワカン+アイゼンが効力を発揮！(AIK)

雪が深いところを避けるため岩へ(ja37)

高度感が出てきて たまらねー！(AIK)

先頭を交代しながらガンガン標高をかせいでいきます。(AIK)

目指すは谷川岳！のポーズ。(AIK)

ジャイ氏もパワフルに標高をかせいでいく！(AIK)

後続の方が追いついてきましたー。(37)
できたてトレースがあるとはいえ早い！これは最後3人でラッセルかな。(AIK)

ザンゲ岩 直下。天候も崩れだしました。(AIK)

東尾根には惹かれるものがあります。(AIK)

もがいてるけど進みません。(ja37)
雪深く 近くて遠い ザンゲ岩。座布団ちょうだい！(AIK)

追いついてきた方、新潟の方でかなりの実力だと思われます。(37)　ラッセル感謝されました。この日の西黒入山者ツワモノばかり！(AIK)

結構なところを登っていたのですね。(ja37)
スノーシュー履いてから迫ってくるジャイ氏にも戦慄を覚える。(AIK)

稜線では北西の強い風。ホワイトアウト一歩手前。(AIK)

ケルンに到着。(ja37)

肩の小屋で態勢を整えます。ありがたや。(AIK)
小屋で準備をしているとき新潟の方がトマを踏んだ後戻ってきました。暖かい飲み物ご馳走様でした。(ja37)

谷川岳（トマノ耳）冬期 登頂おめでとう！（jaian37＆AIKEN）

実はハードシェルジャケットを自宅に忘れてきてレインウェアの私。緊張感無くてゴメンナサイ。(ja37)

俺たちガス男！(AIK)

凍てつく波動くらいながらオキへ。(AIK)

谷川岳（オキノ耳）冬期 登頂おめでとう！ふたりでガッチリ握手！（jaian37＆AIKEN）

オキの耳の標識は雪に埋もれそうでした。(ja37)

一ノ倉大岩壁は見れるような天候ではないけど 達成感のある山頂でした！(AIK)

ゴーグルに写ったオキノ耳山頂 自撮り。(AIK)

BCボーダーさんとケルン。

再び肩の小屋。

土樽への時間もおしたし視界もわるいので天神平へ下山します。(AIK)

天神尾根は目印の旗があって安心。(AIK)
旗が無ければ何も見えないとも言う(^-^;(ja37)

もうガツガツ行く必要もないので下山はまったり雪山ハイク。(AIK)

天狗の腰掛で男の背中！・・・だったような。(ja37)

西黒尾根をときおり眺め。(AIK)

阿能川岳、nyuroroさん群馬100名山最後の1座として3月に歩く予定です。(ja37)

漢の背中 jaian37 ver. (AIK)

熊穴沢避難小屋から振り返る。(ja37)

天神平スキー場は平和な感じでほっとしました。(ja37)

最後はロープウェイでユルユルと(ja37)

いつか冬期谷川連峰を縦走して土樽から電車で帰ってきたい。(ja37)
プラン変更あったけど感動と思い出深い納めの登山となりました。おつかれさま。(AIK)

装備

備考

群馬県谷川岳登山指導センター
（電話[phone]）

群馬県警察本部地域課
（027-243-0110内線3564）

沼田警察署谷川岳警備隊
（電話[phone]）

感想

jaian37

年始に次男のお受験を控えているので年末は軽めの山行に抑えていましたが
AIKENから大晦日のお誘いいただきまして二つ返事。
年越しは家族と過ごしたいという事で近場の谷川岳西黒尾根にしました。

積雪期の谷川岳は初めて＆紺シーズン初雪山。
最近軽目の山行中心で歩いてなかった。
ちょっと心配でしたがクラストしているところを除きスノーシューで快適に歩けました。
踏み跡はスキーのトレースを辿りました。
ラクダのコルの先で3名のスキーヤが・・・
あのYSHRさん、大魔神さん、パクさんでした。
もう感激です。

途中スノシューを外した区間で膝〜腰のラッセルが堪えましたがその日の積雪量の西黒尾根〜オキの耳までは体力的には楽勝といった感じでした。
問題は技術的なことと経験が足りないこと。

稜線手前から視界も良くなくAIKENと俺達ガス男！
とただ笑うばかりのトマの耳。
どうにかギリギリ視界もあるのでオキの耳まで
AIKENは雪の一ノ倉大岩壁が見られなかったことが残念そう。

下山路は天神尾根。
この時間でもたくさんの方とすれ違いました。
初日の出登山目的だと思われます。
最後はロープウェイで下って2016年最後の山行を無事終えました。
素晴らしい山収めになりました。
AIKENありがとう。

2016年は沢山の方と楽しく歩くことが出来ました。
2017年もよろしくお願いいたします。

AIKEN

2016年12月31日
谷川岳 西黒尾根 冬季　2016年山納め
-SPECIAL COLLABORATION-

コメント

nukaboshi

頑張りましたねえ〜
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

大晦日は西黒尾根からの谷川でしたか。
その日阿弥陀からの展望では、北アルプス方面も晴れてたため、谷川連峰も絶好の登山日和だと思ってましたが、さすがに魔の山、上部はガスでしたね
もっと雪が欲しい谷川ですが、この時期日帰りで西黒登るとはお見事でした。

jaian37

Re: nukaboshiさん
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
大晦日の天候は南に行くほど良さそうで南八ヶ岳バリエーションも候補のひとつでしたが自分バイル持ってないし経験も不足(;^ω^)
それぞれ年越しは家族との事で近場の谷川岳に落ち着きました。

2017年はどこかコラボ出来れはと思います(*^-^*)

AIKEN

nukaboshi さん、明けましておめでとうございます！
今年もよろしくお願いいたします！

大晦日の納めの登山。八ヶ岳も候補のひとつでしたが年越し蕎麦に間に合わせなければの日程でしたので、運転時間を短縮できる谷川で計画をたてました。条件がそろえば土樽まで縦走と考えもありましたが、魔の山 谷川は甘くはありませんでした
稜線でのガスや風は ある意味 谷川らしくて良い経験になりました
西黒で山仲間と眺めた絶景。素敵な出会い。感動と思い出深い2016年納めの登山となりました。

ばいしくる

こりゃー凄い(@_@)
jaianさん
AIKENさん
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。

お二人の2016年の締め括りにふさわしい内容ですね！
冬季西黒尾根、お疲れさまでした！
快晴の山頂…とはいきませんでしたが、やりがいは十分だったのでは！！

今年も、素晴らしいレコを楽しみにしていますよー！！

jaian37

Re: bicycleさん
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
2016年はゆるゆるフェードアウトする計画でしたが最後の最後に冬期谷川岳の洗礼で締めくくりました。
最近稜線ガス率が上がっているような気がします(^-^;

AIKEN

bicycle さん、明けましておめでとうございます！
今年もよろしくお願いいたします！

ほとんど単独山行の自分ですが、2016年は jaianさんとご一緒できる機会に恵まれ、奥穂高岳南稜〜奥穂西穂縦走。表妙義縦走〜星穴岳。そして締めの冬季西黒尾根と素晴らしい山行をすることができました。冬季 谷川。理想の計画からは程遠く決して甘くはなかったです。やりがいと達成感、素敵な出会いもあった納めの登山となりました。

こちらも 今後のbicycleさんのご活躍を楽しみにしております！