谷川岳(西黒尾根)
- GPS
- 07:16
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 1,390m
コースタイム
08:00 谷川岳・トマノ耳
08:10 谷川岳・オキノ耳
09:50 ロープウェイ駐車場
天候 | 晴れ 山頂は風強い |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス | |
その他周辺情報 | 下山後の温泉はテルメ谷川。 食事は谷川岳SAにて。混んでいても提供が早かった。 |
写真
装備
個人装備 |
Pon2oon 179cm
TLT SPEED TURN
F1 EVO
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感想
今年の秋に歩いた谷川岳。2ヶ月後にまた来る事になるとは思わなかった。
あの時は白毛門から入ってぐるりと西黒尾根を下りてきた。
あのイワイワの西黒尾根をスキーで登ってスキーで降りる。
計画を見た時は正気でないと思ったが男にはやらねばならない時がある。行くしかない。
あの岩尾根は雪が着くとどうなるのだろう。
ワクワクしながら深夜の駐車場を出発した。
急な西黒尾根の夏道には歩きのトレースが着いていたがとても板では登れない。
序盤からせっせとジグを切ってラッセルをする。
順調に高度を上げると2箇所の鎖場が現れた。
一箇所は板のまま、ラクダのコブは担がなければ登れなかった。
だんだん尾根が細く急になってくる。右はカチカチ、左は雪崩斜面。
ショックを与えると簡単に崩壊しそうだ。忍び足で慎重にジグを切ってゆく。
難所を切り抜けるといつのまにか目の前は真っ赤に染まっており、
振り返ると太陽が昇っていた。しばし見惚れてしまった。太陽が出れば元気百倍。
肩に出ると強風だ。ここからは北西の風をモロに受けながらピークを目指す。
小屋でおやつを食べて水を飲み、耐風装備に身を包んでいざ出陣。
トマノ耳、オキノ耳で記念撮影をし、シールを剥がして滑降開始。
オキノ耳から小屋まではガリガリで登り返しもあり厄介だ。
小屋から先は雪崩斜面に細尾根岩尾根で帰りも気が抜けない。
ポコを何度か登り返してようやく樹林帯に突入。今日のヤブスキーは短く
僕は10分遅れでロープウェイ駐車場に到着した。
屋根付き駐車場での撤収作業は非常に快適だった。
2016年の最後に晴天の中、
こんなにエキサイティングで楽しいルートを歩けて幸せだ。
独りで行くのは勘弁だが、またいつかもう一度来てみたい。
YSHR先生の書いた記録はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1035740.html
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