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Yamareco

記録ID: 104039
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

雪の大山・スキー滑降:夏山登山道〜いろいろあって大山寺

2011年03月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.2km
登り
1,271m
下り
1,265m

コースタイム

7:30夏山登山口-8:55五合目-10:35弥山山頂-昼食(休憩)11:25下山開始
(隊員3号)夏山登山道より下山-12:30大山寺橋横駐車場
(隊長)山頂より西側(桝水方面)を滑走-12:00夏山登山道4合目あたり-12:40六合目避難小屋付近12:48ドロップイン〜元谷堰堤〜13:0大神山神社-13:10大山寺橋横駐車場
天候 くもりのち晴れ、晴れ、晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<往路>4:15中国自動車道:池田IC-(蒜山SA・休憩)-6:55米子自動車道:溝口IC
<復路>13:40大山寺橋横駐車場-米子自動車道:溝口IC-(勝央SA)神戸JCT渋滞12km-16:45中国自動車道:宝塚IC
コース状況/
危険箇所等
大山寺橋横駐車場に登山ポストあり。
周辺の温泉は、大山レークホテルかロイヤルホテルくらいかな?ちょっとお値段高め。大山寺門前の宿あたりで入浴させてくれるところあり。
蒜山サービスエリア
ウソでしょ、3月終わりにして積雪&チェーン規制
2011年03月27日 06:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 6:34
蒜山サービスエリア
ウソでしょ、3月終わりにして積雪&チェーン規制
蒜山SAより大山
2011年03月27日 06:34撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 6:34
蒜山SAより大山
桝水高原スキー場あたりの道路
この雪道、真冬でっせ
2011年03月27日 07:05撮影 by  P506iC, DoCoMo
3/27 7:05
桝水高原スキー場あたりの道路
この雪道、真冬でっせ
大山寺橋となりの駐車場
すでにかなりの車がいます。(AM7:00過ぎ)
2011年03月27日 07:13撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 7:13
大山寺橋となりの駐車場
すでにかなりの車がいます。(AM7:00過ぎ)
夏山登山口
もうすぐ4月でっせ、ウソでしょ、この雪
2011年03月27日 07:32撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 7:32
夏山登山口
もうすぐ4月でっせ、ウソでしょ、この雪
歩きはじめから、ずっと雪です。
2011年03月27日 07:48撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 7:48
歩きはじめから、ずっと雪です。
朝日が何とも言えません。
2011年03月27日 07:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 7:54
朝日が何とも言えません。
2011年03月27日 08:32撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 8:32
テレマークのブーツにアイゼン。(あんまりおらんでしょ?)
今回、初の試みですが、問題なし。使えます。
(グリベルG10ワイド)
2011年03月27日 08:32撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 8:32
テレマークのブーツにアイゼン。(あんまりおらんでしょ?)
今回、初の試みですが、問題なし。使えます。
(グリベルG10ワイド)
木漏れ日もきれいです
2011年03月27日 09:05撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:05
木漏れ日もきれいです
2011年03月27日 09:05撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:05
5合目
2011年03月27日 09:06撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:06
5合目
樹林帯を抜けました
2011年03月27日 09:22撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:22
樹林帯を抜けました
頂上はまだガスってます。
2011年03月27日 09:26撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:26
頂上はまだガスってます。
2011年03月27日 09:27撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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3/27 9:27
今日は、登山者が多いです。
2011年03月27日 09:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:56
今日は、登山者が多いです。
日本海側の大パノラマ
2011年03月27日 09:57撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:57
日本海側の大パノラマ
ボーダーもいます。
2011年03月27日 09:59撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 9:59
ボーダーもいます。
頂上避難小屋到着
2011年03月27日 10:36撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 10:36
頂上避難小屋到着
頂上より南斜面を見下ろす。
2011年03月27日 10:39撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 10:39
頂上より南斜面を見下ろす。
避難小屋、入り口
2011年03月27日 10:43撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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3/27 10:43
避難小屋、入り口
頂上から、ちょっと滑りだしたことろ。
滑ったところを見上げる
西側の斜面(ちょっと滑って北斜面に戻るつもりが…)
2011年03月27日 11:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 11:44
頂上から、ちょっと滑りだしたことろ。
滑ったところを見上げる
西側の斜面(ちょっと滑って北斜面に戻るつもりが…)
「バージンスノーを食らうぜ」って、調子こいて滑り、このあと痛い目に遭う
2011年03月27日 11:44撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 11:44
「バージンスノーを食らうぜ」って、調子こいて滑り、このあと痛い目に遭う
6合目付近から日本海側を望みます
(本日2回目)
2011年03月27日 12:40撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 12:40
6合目付近から日本海側を望みます
(本日2回目)
昼から山頂付近快晴
6合目あたり
本日2回目の滑降は、ここからドロップイン
疲れて、これ以上、登れませ〜ん
2011年03月27日 12:42撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 12:42
昼から山頂付近快晴
6合目あたり
本日2回目の滑降は、ここからドロップイン
疲れて、これ以上、登れませ〜ん
元谷堰堤から滑って降りてきたところを振り返ります
2011年03月27日 12:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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3/27 12:54
元谷堰堤から滑って降りてきたところを振り返ります
大神山神社境内
境内は滑走禁止です
2011年03月27日 13:00撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 13:00
大神山神社境内
境内は滑走禁止です
参拝道・・・すごい雪です
私の身長より積っていました
幅90cm程度の雪の壁の間を歩いてくだりました
2011年03月27日 13:03撮影 by  DSC-HX5V, SONY
1
3/27 13:03
参拝道・・・すごい雪です
私の身長より積っていました
幅90cm程度の雪の壁の間を歩いてくだりました
大山寺山門
2011年03月27日 13:07撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 13:07
大山寺山門
大山寺への参拝道
ここを下って左手に大山寺橋
ゴールです
2011年03月27日 13:07撮影 by  DSC-HX5V, SONY
3/27 13:07
大山寺への参拝道
ここを下って左手に大山寺橋
ゴールです

感想

本来、今日は仕事の関係で東北の被災地へ応援に行ってる筈であったが、その必要がなくなった。
ちょっと不謹慎かと思いつつも、近年稀に見ない大雪の大山に行くことに決めた。

自分は、あまり一人で山へは行かない主義なのだか、今回は一人でも行くつもり「バリバリ」であった。
というのも頂上からスキーで是非滑りたかったからである。

が、心配性の隊員3号がお伴してくれた。
たぶん最初はさほど行く気がなかったと思うが、私が一人でも行くと言っていたので、一人じゃ危険だと思い、お伴すると言ってくれたんじゃなかろうか。
3号は面倒見の本当にいいやつだ。
世の独身男性陣よ、こんないいやつをほったらかしにしててはいかんぞ!

話は本題に戻り、午前4時に大阪を出発。
大山は意外に近い。3時間程度で着いてしまう。(250卍度)

中国道落合JCTから米子自動車へ。
ここから急に景色が変わる。
水墨画のようにモノトーンの世界へ。「何これ?真冬の色やん。」
その上、チェーン規制。もうすぐ4月・・・ありえへん。

溝口ICで下り、大山寺方面へ・・・路面真っ白。気温マイナス2℃
「ありえへん」と思いつつも笑みがこぼれる。
そう、この時季はザラメ雪覚悟であったが、パウダーが味わえるのだから・・・ウッシッシ

7:00過ぎ大山寺橋横の駐車場到着。
天候、まずまず。
7:30登山開始。

歩き始めから、3号の体調が悪すぎ。
二日酔いなのだ。
本人いわく、日本酒を4合ほど飲んだと言っているが、もっと飲んでいたに違いない。

二合目あたりからは、話さえしない。
休憩すると、「吐きそう」としか言えない感じ。
吐いてしまえば楽ということは本人も承知だが、それもできない。
そんな感じが頂上まで続くことになるが、根っから頑張り屋なんで何とか乗り切った。
下山時には、すっかり酒も抜けたらしく、かなり楽しめたようだ。
登りの苦痛は忘れ去ったみたいだ。

で、また話を本筋に戻す。
二合目の小休止でアイゼン装着。
私は今回はじめてテレマーク用のブーツにアイゼンを試してみた。
ワンタッチ式のアイゼンならテレブーツに合うのはあるが、よくばりな私は(金がないだけ)普通の登山靴にも合うのがないかと探しまくり、グリベルのG10ワイドに出会った。
店の人は、「トウ側、何とか入っているけど、あまりおススメはしませんよ」ってコメント。
そりゃそうだ。テレブーツ用には作ってないのだから。
てな訳で、今回試してみたが、心配ご無用。なかなか調子良かったです。
これ、マジ使えます。

ブナの樹林帯の中を登っていく。
朝日に新雪がキラキラして、すごくいい感じ。

五合目手前から急登。
アイゼン大活躍。
そういや最初からスキー板で登っている奴がいたなぁ。
ここもジグザクしながら登って行っている跡がある。
すげぇ気合いだ。
自分には到底真似できぬ。(最初から最後までスキー登行したみたい)

五合目を過ぎ、しばらくすると樹林帯がなくなり、視界が広がる。
一面の雪。
後ろを振り返ると、日本海。
大山には何度か登っているが、この景色はいつ見てもサイコーだ。
頂上は、時折姿を現すが、ガスの中。
左手には、本日滑降を予定している沢々が広がる。
ここを滑ると思うと・・・も〜たまりません。

はやる気持ちを抑え、山頂を目指す。
八合目あたりから、せっかくスキー板にシールを貼ってきたので、シールでの登行を敢行する。
こちらも快適。しかし、五合目下の急登は自身ありましぇ〜ん。

10:35 3号のアクシデントはあったものの、3時間程度で登れた。
風もきつくなく、ほんと天気に恵まれた。

山頂避難小屋に入り、昼食をとる。
もちろん真っ暗闇。
ヘッドライトをつけながらの食事。
だんだん目も慣れてくるのであった。
意外と楽しい。

11:25 下山開始。
私はスキー。3号はスキーをしないので来た道を下山。

どこから下ろうかと品定めしていたら、4人ほどの出雲から来たおっちゃんスキーヤーが滑り出した。
西方面へ
大山を滑るのは初めてなので、とりあえず後を追っていった。
これが大失態の始まり・・・

もー最高な斜面が広がる。
元谷とは全く方向が違うのはわかっていたが、すぐに戻ればよいか。

滑りの方は、調子が悪いのか、寝不足なのか、登りで疲れたのか・・・
すぐつんのめって、こける。
おかしい?どうなってんねん?
(後でわかったがブーツがウォークモードのままであった・・・トホホ)

それでも騙し騙し滑る。(後で調べたら大ノ沢だったようだ)
騙し騙しだが、チョー気持ちいい

ふと我に返る。
「しまった。調子に乗りすぎて下り過ぎ?」
まん前にスキー場が大きく見える。枡水スキー場だ!
あ、た、た、た、た。痛っー。

慌てて、トラバース。
なかなか夏山登山道へ戻れない。
そりゃそうだ、山頂から扇状に広がっているから、沢ひとつ間違えれば、
下に行けば行くほど、離れていくのだから。
こんなところで身にしみて感じることになろうとは・・・

2つ、3つ、尾根を越えていく。できるだけ標高を下げないように。
途中、雪付きの悪いところで石や蛇籠を引っ掛ける。
あ〜滑走面にキズが・・・。が、そんなこと気にしてられぬ。

樹林帯に入っていった。
やはり下り過ぎたか。やってもたー。
12:00 ようやく夏山登山道に。
元谷も見えぬ。五合目よりかなり下だな。

くやしいので、もう一度登ろう。
板をバックに縛り、もう一度登る。
(このときブーツがウォークモードだったと気づく。俺、アホや)
しばらくすると見た姿が・・・3号だ。
もうここまで降りてきたのだ。早いよ3号。

簡単に今までのいきさつ、このままでは帰れない自分の悔しさを告げ、汗をブルブルかきながら先を急ぐ。
3号をなるべく待たせないようにと急ぐ、急ぐ。

12:40 樹林帯を抜け、六合目あたりまで登った。
山頂までくっきり晴れ渡る。
ここからドロップインだ!

すでに北斜面は、何本ものシュプールがあった。
仕方あるまい。
なるべく人が踏んでいないところを選び、ドロップイン。

うっヒョ〜、サイコー。
(やはり滑るときには、ブーツはロックされていなければならないのだ)
元谷堰堤まで一気滑り〜っ!

あ〜気持ちよかった。
振り返る。ロケーション最高。 満足、満足。
(下の方は雪がすでに湿気を含んでいたが大満足)

ここから大神山神社に向かう。
大神山神社はすごい雪。
滑走は禁止なので板を脱ぎ、門を出るまで歩く。
自分より高い雪の壁の間を歩く。すげぇ雪。

門を出て、再びスキー装着。
一気に民宿街まで滑りおり、13:10到着。

大山寺橋の上で3号と合流。
橋の上から、登ってきた山を眺める。

「あ〜爽快!」

3号は、30分前には着いていたようだ。

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コメント

こんにちは。
テレと歩きの二人組、覚えてますよ。下りも林道で抜かされて行った気がします。
私たち何枚か写真にも写りこんじゃってます

なんだか大変だったみたいですけど、ともかく最高でしたね
同じ一瞬を過ごすことができて、嬉しいです〜
2011/3/29 15:21
やっぱり、ponさんだったんや
やっぱり、抜きつ抜かれつしてた3人組さんやねぇ

一番先頭あるいていた女性の方やね?
靴はボード用履いてるけど、ボード担いでへんなと思ってた。

下りも抜いた、抜いた。覚えてるcoldsweats01
隊員3号を待たせてたから急いでいたのだ。

またどっかで会うことがあるかもね
2011/3/29 16:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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