北八ヶ岳（みどり池〜天狗岳〜本沢温泉）

2016年12月30日(金) ~ 2017年01月01日(日)

• GPS: 13:35
• 距離: 22.4km
• 登り: 1,716m
• 下り: 1,713m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:02
• 合計: 1:32

13:27 ミドリ池入口
14:20 14:22 こまどり沢 水場
14:59 しらびそ小屋

2日目

• 山行: 3:59
• 休憩: 1:23
• 合計: 5:22

8:13 しらびそ小屋
8:15 8:16 ミドリ池
8:21 8:22 中山峠・本沢温泉分岐
9:29 9:45 中山峠
9:49 10:25 黒百合ヒュッテ
10:31 中山峠
11:30 天狗の鼻
11:35 11:44 東天狗岳
11:57 11:59 白砂新道入口
12:11 12:13 根石岳
12:24 12:28 箕冠山
12:48 12:49 夏沢峠
12:53 12:57 ヒュッテ夏沢
12:58 山びこ荘
13:22 13:24 本沢温泉野天風呂
13:30 13:35 本沢温泉
13:35 ゴール地点

■GPSの不具合？で3日目のコースタイムが出ません。
■3日目は本沢から夏沢峠を往復して、みどり池経由で唐沢橋駐車場です。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■みどり池の駐車場に停めました。
■北ヤツの核心部はアプローチの林道だったりするので、いちおうチェーンも持っていったのですが付けるよう様な不安は全く感じなかった。駐車場までの道はFFスタッドレスで普通にアプローチできました。

コース状況／危険箇所等

■林道やシラビソ小屋までの日陰は凍結しているところがあるので不用意に足を置くとスリップします。
■全体に雪が非常に少ない。ワカンもスノーシューも車には積んでいたのですが、天気も安定しているし必要ないと判断持参せず。使うシーンは皆無で結果的に正解でした。

その他周辺情報

■本沢温泉のシャクナゲの湯はちょっと熱めでしたがイイ湯でした。
■露天風呂は行かなかったが、6〜7年前の正月に行ったときから改修されて湯温も高くなったとのこと。天気も良く風も弱かったので行けばよかったと後悔している。

写真

12/29 18:16

到着時間が13時半と遅かったのでみどり池入口の駐車場は空きが目立った。

12/29 18:19

重いザックを背負って出発。

12/29 18:23

林道をショートカットするように進み、葉の落ちた樹林の中へ。

12/29 19:49

雪が非常に少ない。

12/30 15:10

しらびそ小屋です。

12/29 20:27

この日はみどり池（しらびそ小屋）にテントを張る。久しぶりの雪山テント泊だ。

12/29 20:35

水は小屋で分けてもらえるので楽ちん。たなびく煙が良い感じ。

12/29 21:09

テント内は5℃くらい。明け方はもっと冷え込んだもののかなり暖かい。前に黒百合平で張った際はマイナス20度だったので覚悟してきたが拍子抜け。

12/29 21:55

夕飯の支度。レトルトカレーを温めてα米をお湯で戻すだけですが。

12/30 13:03

翌朝は快晴。みどり池からみた天狗岳。

12/30 13:10

この日は中山峠に上がって天狗岳を目指す。

12/30 14:16

シラビソの原生林をなだらかに上り、この辺りから傾斜が増す。

12/30 14:32

峠直下は急斜面。ピッケル片手に高度を上げる。どこかでアイゼンを付けようと思っていたが、年末年始でステップもできているし結局付けずじまい。

12/30 14:39

黒百合平に到着。ここはいつ来てもオアシスの様な所だ。

12/30 15:09

ヒュッテ黒百合。ここのトイレは特筆もののキレイさです。

12/31 10:09

ラーメンを食べました。

12/30 15:27

黒百合平を出て天狗に向かう。途中で台地の様な稲子岳。その奥にチラッと見えるのはニュウか？

12/30 15:28

東天狗と西天狗。雪がなくて初冬の雰囲気です。

12/30 16:04

東天狗への上り。稜線はさすがに風が冷たい。

12/30 16:22

本来登る場所ではない岩場。正しいルートはこの基部を巻いて行きます。

12/31 11:37

トレースができているので皆さん岩場に導かれています。

12/30 16:27

東天狗山頂。後ろは西天狗。

12/31 11:47

今回西天狗はパスして夏沢峠へ向かう。

12/30 16:35

振り返って東天狗。

12/30 16:39

縦走路の先に硫黄岳・赤岳・阿弥陀岳。

12/31 10:41

今回カメラの調子が悪く、まともに写真が撮れない。ピントが甘いし露出もダメダメなのだ。

12/30 16:44

眼下には今宵の宿、本沢温泉。かなり下だ。

12/30 17:06

コルの部分は風の通り道か、雪は吹き飛ばされて地面が露出している。

12/30 16:47

ここを左へ折れれば本沢への近道の白砂新道だが、冬季は通行止め。

12/30 16:55

コルから根石岳へ登り返し。

12/30 17:00

根石岳山頂。風が強い。

12/30 17:02

根石岳から西天狗と東天狗。

12/30 17:02

富士見パノラマスキー場と背後に中央アルプス。

12/30 17:15

樹林の囲まれた箕冠山（みかぶりやま）。風がなくて休憩するのに最適。

12/30 17:20

この辺りは多少雪があります。

12/30 17:22

樹林の間から西天狗・根石・東天狗。

12/30 17:40

夏沢峠に到着。天気は良いしこのままザックをデポして硫黄岳に登れば良かったのだが、明日もあるから・・・とそのまま本沢へ下ることに。

12/30 17:47

本沢へ向かいます。

12/30 18:14

九十九折に延々と下り硫黄臭がしてくると温泉は近い。途中登山道から露天風呂が見えます。誰も入っていなかった。

12/30 18:17

露天風呂への分岐。この後女性二人が露天へ向かっていった。

12/30 18:20

本沢温泉に到着。懐かしい〜。ここには4〜5回来ているが最後に来たのは6〜7年前のやはり年末年始だったと記憶している。

12/31 12:47

翌朝です。硫黄岳は雲に覆われている。大部屋がいびきの大合唱であまり眠れず頭も痛いし気分が乗らない。

12/31 13:17

それでもいちおう硫黄に向かうことに。荷物は宿にデポして必要最低限のものだけで出発。

12/31 13:50

夏沢峠に着いたが硫黄方面はガスガスで雪も降っている感じ。相変わらず頭は痛いしテンションは全く上がらない。ここで夏沢鉱泉から上がってきた単独行の男性が「もう駄目ですね。早めに本沢で一風呂浴びますよ」と下って行った。硫黄は何度か登ってるし今回はイイか・・・帰ろう。

12/31 14:19

で、10分くらい下ると見る見るうちにガスが切れて快晴になった。ゲッ！マジか！！でもここからまた登り返す元気はなく、悔いを残しながら本沢へ下った。

12/31 14:21

露天へ行ってみた。最後に来てから露天風呂が大雨で壊れて改装したらしい。以前は湯温が低くて冬に入るのはためらう感じだったが、手を入れてみるとそれほどぬるくはない。これなら風がなければ十分入れそう。このときはタオルを持ってないし入りませんでしたが。

12/31 14:48

本沢温泉でデポした荷物をザックにパッキングして下山。

12/31 14:49

さらば、本沢温泉。さらば硫黄岳。次に来るときはいつのことやら。もう来ないかも・・・

12/31 14:53

本沢のテント場。

12/31 15:18

みどり池へ向かいます。

12/31 15:54

みどり池からは天狗がクッキリと見えていました。この日も雲一つない青空だ。

12/31 15:56

さてテントを撤収して帰ります。

12/31 16:57

陽の当たらない北斜面は薄暗く道も凍っています。ザックが重いのでスリップしないように注意して下ります。

12/31 17:39

ようやく唐沢橋。橋を渡れば駐車場です。

12/31 19:54

帰りの高速から見た浅間山。この時期なら真っ白い姿だったと思うのだが・・・。雪が多いのは北海道だけか。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

PENTAX K-30 PENTAX

感想

TONO

　新年を山で迎えるにあたり、久しぶりに雪山でテントでも張ってみるか・・・と言うことで、候補に挙がったのが北八ヶ岳。営業小屋も多いし、テント場までそんなに歩かなくても済むし、本沢を絡めれば温泉にも入れる。
　計画は良かったのだが、終わってみればなんとも中途半端な山行だった。3日間とも天気は最高だったのに、体調が今一つでテンションがあまり上がらず。本沢の露天にも入らなかったし、硫黄にも上らなかった。おまけにカメラまで調子が悪く・・・
　結局帰宅後ヘルペスはでるし、風邪もひいてしまった。（TONO）