仙元山・嵐山渓谷:ピークハントと山城跡の探勝、半袖隊長、素晴らしい縦走路を行く


- GPS
- 05:38
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 630m
- 下り
- 664m
コースタイム
- 山行
- 5:06
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:37
★EK度数:28.175=19.05+(597÷100)+(631÷100÷2)
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 19.05km /最高点の標高: 295m /最低点の標高: 56m
累積標高(上り): 597m /累積標高(下り): 631m
【参考文献】分県登山ガイド10埼玉県の山(2016年版、山と渓谷社)
41仙元山:武蔵野の小京都を見下ろしめぐる、歴史と展望のミニハイク
天候 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
![]() ![]() ![]() ![]() 【復路】武蔵嵐山駅17:07 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【全般 ![]() ![]() ●全行程を通じて危険箇所なし。 ●仙元山から嵐山渓谷まで、好く踏まれ踏み跡明確な素晴らしい登山道が続く。 ●低山のため眺望には期待できないが、この道を歩くだけでも価値があると思う。 ●晩秋・初冬時期特有の落ち葉が堆積した道での躓き・スリップ⇒転倒に注意する程度。 【富士山】 ●山と高原地図の範囲外だが、地形図には山道が載っている。 ●住宅街の裏手から小川町給水施設(タンク)作業用の舗装路を辿れば登山道取付き地点はすぐで、その後1〜2分で電波塔が建つ山頂に達する。 ●下りは山頂からいきなり長さ30mほどの急坂だが、その後は電波塔補修用?の幅広い林道歩きとなり、分岐点で「←花和楽の湯・日石病院」(手書き道標)に従えばゲートに達する。 ●ゲートには「関係者以外立入禁止」標示があるが、麓住民の方に「上(=富士山)に行って来たの?」と尋ねられたので、登山(お参り?)目的であれば気にする必要なしだろう。 【仙元山】 ●(もちろん今は時期外れで咲いていないが)「カタクリ・ニリンソウ群生地」の道標に誘われて行った先で若干の藪こぎはあったが、正規ルートは好く踏まれた素晴らしい登山道。 ●もっとも仙元山山頂からの展望は極めて限定的なので、眺望を楽しみたいなら見晴らしの丘公園に設置されている展望台を経由することをお勧めする。 【青山城跡〜大日山〜物見山〜小倉城跡】 ●枝道が随所に現れるが、道標はしっかりと整備されており、迷う心配は少なかろう(基本は一番濃い踏み跡を辿る)。 ●大日山のどデカイ山頂道標に対し、物見山のそれは(山頂が平坦であることもあって)50%の高確率で見逃しやすい小さなものなので注意。かりした踏み跡があり、枝道もないので道迷いはなかろう。 ●各ピークとも全く眺望は得られないが、広葉樹林と植林帯(多くは杉林)が交互に現れる「これぞ里山の登山道」を歩くだけでも価値があると個人的には思う。 【嵐山渓谷〜大平山】 ●嵐山渓谷駐車場から渓谷突端までは単調な林道歩きで退屈な道。 ●渓谷突端まで行っても対岸には渡れず、あっけない結末にガッカリする向きも多いのではないか? (⇒拙者が歩いたコースが不適である可能性が大なので各自ご研究下さい_(_^_)_) ●大平山への登り・下りともそれなりの急坂だがこれまた好い道で山頂直前の展望地からの都心方面の眺めは見事。 ●但し山頂には山座同定盤が設置されているものの眺望なし。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★蜘蛛の巣[[wt−cloud]]:なし ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() 富士山:ゼロ 仙元山:2組5人(いずれも地元の散歩者か?) 青山城跡〜大日山〜物見山:ゼロ 小倉城跡:城跡巡りツアー?なのか15人程度の団体 嵐山渓谷〜大平山:地元の散歩者らしき1人 |
その他周辺情報 | 【特別注意報![]() 武蔵嵐山駅周囲にはコンビニのみならず酒屋・食料品店はないので、駅に到着するまでに ![]() ![]() ★登山ポスト ![]() ★トイレ ![]() ★駐車場 ![]() ★携帯 ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() ★温泉 ![]() ★飲食店 ![]() ★前泊施設 ![]() |
写真
感想
昨日に続いて大寒気団が押し寄せている日本列島。
朝、のそのそと起き出し諸種雑事を行いながら天気予報を見ていると、 やたらと寒いけれど、天気は昨日よりも安定しており 晴れ
間が続くようです。
1号隊員の顔色を窺っていると「今日はこんなに天気がいいのに何処にも行かないのか?」と有難いお尋ねがありました。
坂上二郎さんの「飛びます!飛びます!」ではないが、思わず「行きます!行きます!」。
こんな真冬日用に…と考えていた低山逍遥計画のうち、
●秩父の琴平丘陵
●奥武蔵の比企丘陵地帯
のどちらにしようかなぁ。
比企丘陵の玄関口・小川町駅は、拙宅からでも上手く快速電車を捕まえれば早ければ2時間で到着するので有難い。
でも、片や琴平丘陵の玄関口である西武秩父駅となると3時間ぐらい掛かるんですね。
そこで、今日は比企丘陵地帯に向かい、仙元山から嵐山渓谷への縦走に小川町駅の真北にある富士山を加えて歩くことにしました。
天気はいいけど、寒かったです。
日溜まりでは背中に日差しを浴びて暖かいこともあるのですが、一時期、粉雪も舞うほどでした。
富士山にはあっけなく到着。
ヤマレコだけではなく、多くのブログでも採り上げられており、さすが「富士山」のネームバリューは凄い!
仙元山から嵐山渓谷までの縦走路は素晴らしい道程でした。
高低差が少なく、冬枯れた雑木林も、杉の植林帯も、よく踏まれて実に歩きやすい。
低山の連続で、飛び抜けて高いピークがある訳でもないので眺望には恵まれぬが、高尾山のように俗化してないし、過剰な人工物もないし・・・。
嵐山渓谷は訪れた時期を間違えたようです・・・というか確信犯でしたけど。
紅葉時期は川面をモミジが照らし圧巻の景色になるようです。
その昔は菅谷駅と名乗った東上線の駅は、昭和10年(1935年)に武蔵嵐山駅と改名されています。
さて、ようやく辿り着いたその武蔵嵐山駅・・・恐れていた事態となりました。
ない!ない!・・・どこにもありません( ノД`)シクシク…
行きの電車内から駅周辺を観察たところないような気がしていましたが・・・現実となりました。
駅舎二階から遠く(片道7~8分?)のところにセブンの看板が見えましたが、電車本数が限られているので・・・諦め寂しく車上の人となりました。
(注)改めて調べてみたところ、駅から直線距離で290m/片道5分程度だったようです。
https://www.sej.co.jp/arbeit/recruitment/jobfind-pc/job/All/74629/map
●富士山(ふじさん):182m・・・初回
●仙元山(せんげんやま):299 ・・・山頂に立つのは初めて
●大日山(だいにちやま):253m・・・初回
●物見山(ものみやま):286m・・・初回
●大平山(179m):・・・初回
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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小川町に富士山ってあるんですね。
仙元山の手前に見晴らしの丘公園があるんですが、ここの展望台の眺めがとても良いんです。もう何度もここ歩かれていてパスしてるのかな。もし初ならおすすめです。
昨年に紅葉時期の嵐山渓谷とセットで歩きましたが、とても綺麗でした。
山行お疲れ様でした。
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/
低山・里山なのでしょうが、何とも気持ちのいいルートだったようですね
日差しを燦々と浴びることのできるこの時期だと、閉塞感を感じずにスイスイ歩けてしまう
しかし低山とは云え、奥武蔵側からだと関東平野がよく見えるんですね
mamepapa
相当 気に入ってるんですね
で、武蔵嵐山駅 終点にしないこと決定しました。
逆コースなら小川町駅わきにコンビニ ありますもんねー
それにしても、妙な
いろんなとこで目を付けられるんですね
お互い 気を付けねば(笑)
yamabeeryuさん、こんにちは。
最後の詰めが甘かったですね
コースタイムでは武蔵嵐山駅に16:54着になっているので、あと6分待てば魚民が開店して
先日は大阪で、公園で遊ぶ女児に100円のお年玉をあげたら犯人呼ばわりされる事案がありましたので、いづれ温泉の看板を撮っているだけで通報される世の中になるのでは?と危惧致します。
温泉の看板の下に酒の看板もありますが、お店は無かったんですね!
お疲れ様でした
結果的には武蔵嵐山駅から
反省点としては、スーパーなどがありそうな幹線道路沿いを歩いて駅に向かえば何かあっかも・・・と思います。
裏道歩きの方が好きなので、今回はそれが裏目に出ました。
笠谷・青地・金野の日の丸飛行隊世代ですから
ホントだ・・・きっと酒屋があったんですね、あそこに。
温泉のことばかり考えて、酒屋のことは・・・放念してました。
魚民、ホントにポツンと一軒だけ駅前にあるんです。
お客さん、いるのかなぁ・・・と心配になるくらいでした。
でも一軒しかない飲み屋だと、逆に熱気ムンムンで流行っているかもしれませんね。
事前に歩行コースを検討しようと小川町付近の地図を開けたら、駅の真上(真北)に「富士山」と載っていました。
そう言えば、ひと頃、hamburg渋描き隊長やtanamariさんが、各地の富士山に登る競争をしてたなぁと・・・。
見晴らしの丘公園には、昨年秋、sumihiyoさんが率いる仙元山ハイキング部隊のボランティア隊員として参加した際に立寄りました。
いい眺めでしたよ
逆にその時、山頂には登らなかったので、今回行ってみたのですよ。
嵐山渓谷には、やはり、紅葉時期に行くのがお勧めのようですね。
仙元山から物見山・小倉城跡にかけては、あまり凹凸のない登山道が続いてとても快適でした。
仙元山付近でお会いした2組5名は、ハイカーではなく、恐らく地元の方々が散歩されていたのだと思います。
ザックを担いでいませんでしたから。
もう少し上では、藪はもうちょっと煩かったのですが、掻き分ければ済む程度で、あっという間に終わりました。
でもニリンソウやカタクリを踏みつけてはイカン
関東平野と山岳部の接点だからでしょうか?
やたらと都心ビル群が鮮明に見えました。
寒くて空気が澄んでいたのが一番の要因でしょうけど。
富士山経由で行かれるとは
なかなか良いルート、ほぼ私の逆ルートですね
hamburg
明神駅と武蔵嵐山駅の違いはありますが、山道になってからはほぼ同一・逆コースですね。
低温であることに加え、風がそよ吹いていたため、道の駅以降はず=っと長袖でした。
一時は粉雪が舞っていましたからね。
これで武蔵嵐山駅に足掛かりができたので、高坂駅に向けて赤線を延伸する態勢が整いました。
いずれそのうち
その際は例の疑惑のポイントを確認して来ます
半袖隊長。こんばんは〜🎵
今週末は日光に行くのに山歩き出来ないkazu5000です (T_T)
さて、ヤマケイの埼玉県の山、新しいのが出版されているのですね。
私の所有している分県ガイドには、仙元山の紹介はありません。早速、2016版を買わなければ。
なお、帰宅時に東武東上線を乗り過ごし、小川町で途方に暮れたことが数回あります (T_T)
2016年版では60コースも紹介されています。
「道なし」コースも9コース紹介されており、この一つが先だって歩かれた矢岳ですよ。
ワイルドだろう
日光では結構な積雪になっているようですね。
金曜もまた降雪する可能性があるのでかまくらを作って遊べますよ
小川町まで乗り越すと・・・拙者だと新松田まで乗り越すようなものですね。
歩いて帰るには遠過ぎる
yamabeeryuさん、こんにちは!
こんなところに富士山があるのですね
気が付きませんでした〜
3月にほぼ反対コースを歩きましたが
最初の舗道歩きが長くて迷わないように・・・と歩いた記憶が。
秋には見晴らしの丘ハイクありがとうございました。
今回は仙元山山頂へむかわれたのですね
さて。以前に、一度武蔵嵐山駅から「笛吹峠」へ
その後地球観測センターから高坂方面へ歩いたことがあります。
(帰りは大学前から高坂駅へはバス利用)
古い史跡?や言い伝えの多い場所で楽しかったです。
humbergさんのレコにあった「疑惑の地点」
私も「ここ??」と思いつつ
同行の先輩お姉さまに連れられて産廃業者さん用地に入りましたが、
すぐにハイキングコースになります。
(記憶が少々薄れてはいますが)
地図もそうなっているのでやはり???
検証を楽しみにお待ちすることにします!
3月のレコを改めて拝見しましたが、最初の道路歩きもほぼ一緒ですね。
大日山からの笠ヶ岳や堂平山の眺望は見逃していました。
武蔵嵐山駅から笛吹峠を経て高坂方面の道も近々歩いてみるつもりですが、「疑惑の地点」はやはり産廃業者用地にズイッと入りこむわけですね。
そこで躊躇は無用なわけだ
標高はないし、凸凹も少ないようですが、丘陵地帯ならでは古人の営みを感じられる場所が多いようで楽しみです
面白い踏み跡だ、細いけど明瞭。
同じ低山(同程度の標高)でも房総や三浦とはだいぶ趣が違いますね。直線距離だと100kmも離れてないのに、植生も違えば景色も違う、日本の山は面白い。
お疲れ様でした。
細い道だけど踏み跡が明瞭・・・確かに特徴をよく表していますね。
眺望がない割には、気分良く歩ける道でしたよ。
明るい青空だったせいかもしれません。
黒もじゃはシンサレートi入り手袋です。
寒い(冷たい)ので左手は手袋したまま撮影したら、指先が写り込んでしまっていました。
代用できる写真がなかったので、そのまま掲載することに・・・。
「なぁ〜〜んだ!」って内容でしょう?
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