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Yamareco

記録ID: 1046919
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

上野原から倉岳山へ

2017年01月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:38
距離
19.0km
登り
1,668m
下り
1,553m

コースタイム

日帰り
山行
7:23
休憩
0:15
合計
7:38
7:28
50
8:18
8:21
43
9:04
38
9:42
9:47
9
9:56
20
10:16
10:18
7
新大地峠
10:25
14
10:39
10:42
14
10:56
26
11:35
20
11:55
24
12:19
24
12:43
6
12:49
27
13:16
20
13:36
13:38
37
14:15
21
14:36
30
15:06
0
15:06
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路)JR中央線「上野原」駅から
復路)JR中央線「鳥沢」駅から
コース状況/
危険箇所等
1000m未満の低山といえども北面には積雪あります。
念のために軽アイゼンを携行することをお勧めします。
御前山は上り下りとも急坂です。
矢平山から丸ツヅク山へのくだりも急降下で要注意です。
その他周辺情報 鳥沢駅はリニューアルされていました。
猿橋方向に100mくらい行くとコンビニがあります。
上野原駅南口を出発。バスターミナルのある北口に比べ、閑散。コンビニはおろか、商店が1軒もありません。
2017年01月14日 07:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1/14 7:35
上野原駅南口を出発。バスターミナルのある北口に比べ、閑散。コンビニはおろか、商店が1軒もありません。
桂川に架かる橋を渡ります。
2017年01月14日 07:38撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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桂川に架かる橋を渡ります。
橋を渡ったすぐの道を右に曲がります。御前山登山口へ標識があります。
2017年01月14日 07:41撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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橋を渡ったすぐの道を右に曲がります。御前山登山口へ標識があります。
電波塔の立つ雨降山、その左奥の権現山が前方に見えてきました。
2017年01月14日 07:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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電波塔の立つ雨降山、その左奥の権現山が前方に見えてきました。
道なりに進むと、墓地の前にある御前山登山口に到着。登り口から、急坂。
2017年01月14日 07:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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道なりに進むと、墓地の前にある御前山登山口に到着。登り口から、急坂。
ロープのかかる急坂をいくつも登っていきます。
2017年01月14日 08:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ロープのかかる急坂をいくつも登っていきます。
山頂手前の祠。ここからはようやく傾斜が緩みます。
2017年01月14日 08:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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山頂手前の祠。ここからはようやく傾斜が緩みます。
御前山山頂標。
2017年01月14日 08:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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御前山山頂標。
御前山から北面の眺め。生藤山〜萱丸〜醍醐丸あたりでしょうか?
2017年01月14日 08:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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御前山から北面の眺め。生藤山〜萱丸〜醍醐丸あたりでしょうか?
鉱泉からの登山道と道を合わせます。
2017年01月14日 08:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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鉱泉からの登山道と道を合わせます。
ゴルフ場の金網に沿って登りながら、急登だった御前山を振り返ります。
2017年01月14日 08:56撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ゴルフ場の金網に沿って登りながら、急登だった御前山を振り返ります。
新矢野峠に到着。休憩所がありました。
2017年01月14日 09:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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新矢野峠に到着。休憩所がありました。
新矢野峠からの稜線はなだらか。
2017年01月14日 09:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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新矢野峠からの稜線はなだらか。
暖かな日差しを浴びて進みます。
2017年01月14日 09:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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暖かな日差しを浴びて進みます。
高柄山の手前から登山道に雪が現れます。
2017年01月14日 09:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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高柄山の手前から登山道に雪が現れます。
高柄山山頂。
2017年01月14日 09:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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高柄山山頂。
高柄山山頂から上野原の街を見下ろします。奥は生藤山。
2017年01月14日 09:49撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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高柄山山頂から上野原の街を見下ろします。奥は生藤山。
南には丹沢山系。
2017年01月14日 09:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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南には丹沢山系。
木々の間から権現山。
2017年01月14日 10:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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木々の間から権現山。
新大地峠手前の急登。
峠を横切る林道のガードレールが見えてきました。
2017年01月14日 10:20撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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新大地峠手前の急登。
峠を横切る林道のガードレールが見えてきました。
大地林道との交差部。
2017年01月14日 10:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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大地林道との交差部。
ここからしばらくはツボ足のトレースを追います。チェーンスパイクを装着しましたが、すぐに雪の少ない登山道になったので、外すことになりました。
2017年01月14日 10:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ここからしばらくはツボ足のトレースを追います。チェーンスパイクを装着しましたが、すぐに雪の少ない登山道になったので、外すことになりました。
旧大地峠。ここで鋭角に登ります。ここから下ると矢平山へは行けません(注意)。
2017年01月14日 10:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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旧大地峠。ここで鋭角に登ります。ここから下ると矢平山へは行けません(注意)。
5冂の雪道。
2017年01月14日 10:51撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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5冂の雪道。
矢平山山頂。
2017年01月14日 11:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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矢平山山頂。
あまり展望には恵まれません。
2017年01月14日 11:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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あまり展望には恵まれません。
矢平山からは、急降下の連続。
コースの両脇にトラロープがかかっています。通過注意でした。
2017年01月14日 11:11撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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矢平山からは、急降下の連続。
コースの両脇にトラロープがかかっています。通過注意でした。
丸ツヅク山。雪が多く、一瞬道をロストしかかりますが....
2017年01月14日 11:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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丸ツヅク山。雪が多く、一瞬道をロストしかかりますが....
テープを頼りに下っていきます。
2017年01月14日 11:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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テープを頼りに下っていきます。
だんだん雪が深くなってきました。
2017年01月14日 11:54撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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だんだん雪が深くなってきました。
ようやく倉岳山が見えてきた?
2017年01月14日 11:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ようやく倉岳山が見えてきた?
奥が倉岳山でしょうか?
2017年01月14日 12:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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奥が倉岳山でしょうか?
細野山。ここも展望なし。
2017年01月14日 12:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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細野山。ここも展望なし。
この辺りはスパイクなしで、登っていきます。
2017年01月14日 13:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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この辺りはスパイクなしで、登っていきます。
立野峠からは急登とのこと。
2017年01月14日 13:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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立野峠からは急登とのこと。
手前の急登をこなして、ようやく倉岳山に到着。富嶽十二景ですが、富士山は裾野だけが見えました。
2017年01月14日 13:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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手前の急登をこなして、ようやく倉岳山に到着。富嶽十二景ですが、富士山は裾野だけが見えました。
奥に権現山、雨降山。手前は扇山。左手前が百蔵山です。右奥に雪をかぶっているのは、三頭山ですかね。
2017年01月14日 13:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
2
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奥に権現山、雨降山。手前は扇山。左手前が百蔵山です。右奥に雪をかぶっているのは、三頭山ですかね。
倉岳山西側のパノラマ。
2017年01月14日 13:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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倉岳山西側のパノラマ。
高畑山までの登り返しがきつそうなので...
2017年01月14日 13:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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高畑山までの登り返しがきつそうなので...
穴路峠からドロップアウト。
2017年01月14日 13:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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穴路峠からドロップアウト。
ここはスパイク着用で。
2017年01月14日 13:47撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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ここはスパイク着用で。
渡渉を繰り返します。
2017年01月14日 14:08撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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渡渉を繰り返します。
夫婦杉。
2017年01月14日 14:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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夫婦杉。
石仏。
2017年01月14日 14:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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石仏。
小篠貯水池。きれいな碧です。
2017年01月14日 14:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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小篠貯水池。きれいな碧です。
百蔵山。
2017年01月14日 14:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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百蔵山。
扇山。
2017年01月14日 14:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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扇山。
鳥沢駅近くから、倉岳山と高畑山を振り返ります。
2017年01月14日 15:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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鳥沢駅近くから、倉岳山と高畑山を振り返ります。
撮影機器:

感想

 新年登り初めは景色の良いところと思っていたのですが、あいにくの寒波。1000mを越えると確実に雪がありそう。そこで低山でまだ登っていないところという選択条件から、中央沿線の倉岳山をチョイス。
 線路を挟んでの「権現岳」「扇山」「百蔵山」は2-3回歩いているので、これらの山を眺めながらのトレッキングも楽しそうと考えました。

 倉岳山へのアプローチはJR中央線「梁川」駅からが一般的ですが、距離不足を考えると「上野原」駅からプチ縦走が良さそう。上野原駅は様々な山へのバスの起点となっていますが、8:30の一斉発までバスがほとんどなく、膣もスタートは遅め。その点、上野原駅からの徒歩スタートはいつでも好きな時間に出発できるので、長めの距離を歩く際にはメリット大。

 市街地スタートのコースでは往々にして、市街地で迷いがちですが、最初の目標「御前山」へはわかりやすい道筋でまず迷うことはなさそう。桂川にかかる橋を越えて、標識に従いすぐに右に曲がれば道なりに登山口に着きます。途中右前方に権現岳、その手前の電波塔が聳える雨降山などを望むことができ、午後から天気が崩れる前に倉岳山に着かないかな?

 ここからの登山道は急傾斜。後で考えると、この日一番の急登でした。急登の後は急な下りが多いのですが、ここはそれほどでもなく、次は高柄山へ。いったん稜線に出ると冬の太陽とはいえ暖かく、意外と給水が必要でした。ただし、日陰の北面には雪が残り、高柄山手前には登山道にもわずかな雪。

 高柄山からは、元来た道を振り返って「御前山」方向を望むことができ、南面からは丹沢方面が見えました。一番はっきりと同定できたのは「大室山」でした。ここまでの道はかなりアップダウンがあり、足も使いましたので、まだ1/3程度であることを地図で確認すると、今日はばてそうな気が.....。

 念のため持ってきたチェーンスパイクでしたが、新大地峠の登山口入り口はツボ足状態になっており、このあとスパイクをつけたり外したり、とコース状況に合わせて歩くこととになりました。チェーンスパイクは着脱が容易なので、こういう時には便利です。

 矢平山までは特別な長い急登はありませんでした。矢平山は大地峠側からは比較的なだらかな登山道ですが、丸ツヅク山へは急降下。両側にトラロープがあり整備は行き届いていますが、かなり慎重な通過を要求されました。丸ツヅク山頂は雪に覆われており、トレースを見失いかけました。地図を確認すれば、迷うことはありませんが急角度で方向が変わるため要注意です。ただし、ピンクテープはしっかりと貼られているので、これを頼りに下りました。

 寺下峠〜立野峠はコースタイムが長く心配でしたが、割合と起伏に乏しく、また積雪も深いところで10cm程度と、アイゼンなくとも歩くことができました。

 立野峠からはいよいよ本日のメインイベント倉岳山への登りです。北面からのアプローチなので、再びアイゼンかと思われましたが、山頂手前の急登部は南にトラバースしてからの登りということもあり、積雪なし。倉岳山へは、予定時刻よりは30分以上早い登頂となりました。

 昭文社の地図によれば南面からの眺めが良いとのことでしたが、いやいや北面も見通しが良く、「権現岳」「扇山」「百蔵山」の眺めは申し分ありませんでした。ここは大月市の定める「富嶽十二景」の第9番目ですが、あいにくの雲で富士山のすそ野のみ確認できました。どうも「富嶽十二景」との相性は良くないようで、「扇山」でも3回目で初めて富士山を見ることができたくらいです。

 「倉岳山」前後は歩く人も多いようで、足跡というよりははっきりとしたトレースになっていました。この日は穴路峠まで下り、高畑山へは積雪も多そうだったのでここから下山することにしました。北面の下山でしたので、ツボ足状況の左へ切れた登山道を下ることになり、ここでこの日最後のスパイク装着となりました。メインコースは高畑山へ登り返すコースのようで、こちらであればしっかりとしたトレースになっていたかもしれません。

 鳥沢駅までのコースは途中沢沿いとなり、渡渉を繰り返し、苔むした岩と凍てつく氷とで、一番歩きにくさを感じました。途中の小篠貯水池の青みがかった池は見事でした。鳥沢駅舎が新しくなっていたのも驚きでした。

***************************

 線路を挟んだ「用竹」〜「権現岳」コースよりもアップダウンが多いものの、常に稜線を歩き、左に丹沢山系、右に雨降山〜権現岳を眺められるコースは、少なくとも葉の落ちた冬の時期に歩くにはもってこいのコースだと思いました。
 

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