ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1051001
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

日光白根山 道間違いで思わぬガッツリ登山

2017年01月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:07
距離
12.6km
登り
1,489m
下り
1,484m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:53
休憩
0:11
合計
10:04
距離 12.6km 登り 1,489m 下り 1,491m
6:20
107
8:07
40
8:47
28
9:15
38
9:53
9:55
153
12:28
12:30
49
13:19
13:20
26
13:46
13:47
17
14:04
14:05
20
14:25
14:29
17
14:46
36
15:22
31
15:53
湯元温泉登山口
天候 晴れのち霧
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日光湯元の駐車場に停めました。
除雪されていますので、2WDのスタッドレスで十分です。
金精峠は現在通行止めです。
コース状況/
危険箇所等
■湯本スキー場〜外山鞍部
スキー場のゲレンデトップまで上がり、その後はマークやリボンに従って、ほぼ直登です。

■外山鞍部〜前白根山
天狗平までは樹林帯ですが、その後の稜線はところにより強風(風速20m程度?)で、バラクラバをしていないときは顔が凍傷になるのではないかというほどでした。
前白根山の分岐で痛恨の道間違い。。。

■前白根山〜五色山〜白根山山頂
金精峠が通行止めの冬の時期はあまり人が入らないルートのようで、トレースはありませんでした。ルートファインディングしながら進みます。おおむねひざ下、ところにより太もも程度の積雪ですので、わかんが大活躍。ところどころ岩が露出している場所もありますので、要注意。

■白根山山頂〜五色沼避難小屋
山頂からは霧のために下山ルートが見えず、道迷いしそうなところ。こちらも地図を見ながらルートファインディングしつつの下山でした。山頂直下は斜度からして雪崩が起きそうなところで、ルートを選び、衝撃をできるだけ小さくするよう、ゆっくり下山。

■五色沼避難小屋〜前白根山
マークも多く、樹林帯の中を進みます。当日のトレースもありました。
その他周辺情報 温泉として湯守釜屋に行きました。
https://onsen.nifty.com/nikkou-onsen/onsen001119/
休暇村日光の日帰り入浴が3時までだったので別のところとして行ったのですが、よかったです。
季節変動かもしれませんが、休暇村日光よりも若干泉質がいいような気がしました。
雪山帰りの露天風呂は最高ですね。
日光湯元温泉からスタートです。
まずはスキー場を上がっていきます。
スキー場のトップからは前日?のトレースに従って登っていきます。
2017年01月22日 05:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
1/22 5:54
日光湯元温泉からスタートです。
まずはスキー場を上がっていきます。
スキー場のトップからは前日?のトレースに従って登っていきます。
明るくなってきました。五色山?に日が当たります。目で見たときは、もっと赤かったんですけどねぇ。
2017年01月22日 07:07撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
1/22 7:07
明るくなってきました。五色山?に日が当たります。目で見たときは、もっと赤かったんですけどねぇ。
天狗平手前で霧氷発見!
2017年01月22日 08:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
6
1/22 8:38
天狗平手前で霧氷発見!
前回日光白根山に来た時も非常にきれいな霧氷が見られましたが、今回も素晴らしい霧氷です。
2017年01月22日 08:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
12
1/22 8:41
前回日光白根山に来た時も非常にきれいな霧氷が見られましたが、今回も素晴らしい霧氷です。
いやぁ、私の日光白根山との相性は抜群のようです。
2017年01月22日 08:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
10
1/22 8:41
いやぁ、私の日光白根山との相性は抜群のようです。
何枚も撮ってしまいます
2017年01月22日 08:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
5
1/22 8:41
何枚も撮ってしまいます
これがベストショットかな。
2017年01月22日 08:41撮影 by  DSC-RX100, SONY
17
1/22 8:41
これがベストショットかな。
天狗平に到着。
この後、年配?の3人組に追いつき、ラッセル先頭を変わるべく追い抜きます。私のほうが若そうなので頑張らねばと意気込んだのと、稜線に出て強風にさらされたためか、前白根山の山頂標識や分岐看板を見逃して、五色山のほうへ進んでしまいました。。。
2017年01月22日 08:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
6
1/22 8:52
天狗平に到着。
この後、年配?の3人組に追いつき、ラッセル先頭を変わるべく追い抜きます。私のほうが若そうなので頑張らねばと意気込んだのと、稜線に出て強風にさらされたためか、前白根山の山頂標識や分岐看板を見逃して、五色山のほうへ進んでしまいました。。。
ということで、予期せず五色山山頂に到着。。。
定期的にちゃんと現在位置を確認しないといけないですね。
時間的に間に合いそうなので、引き返さずにこのまま山頂へ向かいます。しかし、全くトレースがなく、雪も深く、ヘビーでした。
2017年01月22日 09:58撮影 by  DSC-RX100, SONY
6
1/22 9:58
ということで、予期せず五色山山頂に到着。。。
定期的にちゃんと現在位置を確認しないといけないですね。
時間的に間に合いそうなので、引き返さずにこのまま山頂へ向かいます。しかし、全くトレースがなく、雪も深く、ヘビーでした。
五色沼と弥陀ヶ池の分岐点に到着。
雪が深くて平らなところを歩くのも疲れる状況なので、できるだけ直線的に行こうと夏道に従わずに進みます。しかし、腰までずっぽりハマってしまったりして右往左往。。。
2017年01月22日 10:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
1/22 10:32
五色沼と弥陀ヶ池の分岐点に到着。
雪が深くて平らなところを歩くのも疲れる状況なので、できるだけ直線的に行こうと夏道に従わずに進みます。しかし、腰までずっぽりハマってしまったりして右往左往。。。
なんとか尾根(夏道ではないですが)に出て、雪も締まっているので、一安心。五色沼を見下ろします。
ここまでの雪の深さにかなり時間を食ってしまいました。この後の雪の深さによっては、日のあるうちに下山できるか怪しくなってきました。ただ、焦りすぎるのは危険なので、魔法瓶から熱い紅茶を飲み、冷静になるように努めます。
2017年01月22日 11:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
11
1/22 11:40
なんとか尾根(夏道ではないですが)に出て、雪も締まっているので、一安心。五色沼を見下ろします。
ここまでの雪の深さにかなり時間を食ってしまいました。この後の雪の深さによっては、日のあるうちに下山できるか怪しくなってきました。ただ、焦りすぎるのは危険なので、魔法瓶から熱い紅茶を飲み、冷静になるように努めます。
12:30を過ぎて山頂に到着。
できれば12:00まで、遅くとも12:30と思っていましたが、タイムオーバーです。
天気は下り坂なので、何としても今日中に下山したい。ただ、西側の丸沼高原スキー場のほうへエスケープするほどの時間でもないので、日光湯元に向かいます。どうせ景色もきかないし、写真は1枚で先を急ぎます。
霧のために先が見えず、下山の方向を間違えると致命的なので、地図と磁石を使って慎重にルートファインディングして下山していきます。下山の方向が定まった後は、雪崩が起きやすそうな斜面。慎重に下りていきます。
2017年01月22日 12:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
12
1/22 12:34
12:30を過ぎて山頂に到着。
できれば12:00まで、遅くとも12:30と思っていましたが、タイムオーバーです。
天気は下り坂なので、何としても今日中に下山したい。ただ、西側の丸沼高原スキー場のほうへエスケープするほどの時間でもないので、日光湯元に向かいます。どうせ景色もきかないし、写真は1枚で先を急ぎます。
霧のために先が見えず、下山の方向を間違えると致命的なので、地図と磁石を使って慎重にルートファインディングして下山していきます。下山の方向が定まった後は、雪崩が起きやすそうな斜面。慎重に下りていきます。
無事に五色沼避難小屋まで着きました。おそらく当日と思われるトレースも出てきたので、一安心。これで日のあるうちに下山できそうです。
2017年01月22日 13:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
1/22 13:24
無事に五色沼避難小屋まで着きました。おそらく当日と思われるトレースも出てきたので、一安心。これで日のあるうちに下山できそうです。
前白根山あたりまで登ってきて、白根山山頂を振り返ります。山頂部は霧で覆われていましたが、ある程度下山すると霧がなかったので、助かりました。ずっと霧の中だと、かなり神経を消耗したと思います。
2017年01月22日 14:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
4
1/22 14:03
前白根山あたりまで登ってきて、白根山山頂を振り返ります。山頂部は霧で覆われていましたが、ある程度下山すると霧がなかったので、助かりました。ずっと霧の中だと、かなり神経を消耗したと思います。
白根隠山方面。
この後、カメラで撮影するもSDカードへの保存ができず、写真なしです。。。
行きに前白根山で道を間違えた箇所で、なぜ間違えたかを記録に残そうと写真を撮影したものの、記録されず。
天狗平でキジを見つけて写真撮影したものの、これも記録されず。
とはいえ、日のあるうちに無事に下山でき、良かったです。
自業自得ですが、一歩間違えれば遭難しかねない雪山登山でした。
2017年01月22日 14:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
13
1/22 14:03
白根隠山方面。
この後、カメラで撮影するもSDカードへの保存ができず、写真なしです。。。
行きに前白根山で道を間違えた箇所で、なぜ間違えたかを記録に残そうと写真を撮影したものの、記録されず。
天狗平でキジを見つけて写真撮影したものの、これも記録されず。
とはいえ、日のあるうちに無事に下山でき、良かったです。
自業自得ですが、一歩間違えれば遭難しかねない雪山登山でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 サングラス ナイフ カメラ ポール

感想

もともとは子供と一緒に武尊山に行く予定でしたが、子供には先約があったことが前日に判明し、急遽一人で雪山へ行くことになりました。比較的天気のよさそうな上越南部あたりで、子供がいないので少しガッツリ歩こうと、日光湯元から白根山に行くことにしました。

もとの予定では日光湯元から白根山頂へのピストンの予定でした。しかし、写真のところで記載したように、前白根山から山頂へいくはずが、五色山へと進んでしまいました。道間違いで一歩間違えれば遭難という状況になってしまいました。
先行する年配?の方を抜いてラッセルの先頭をしっかり努めねばという不要なプレッシャー、稜線上の風速20m程度の強風のために顔が痛い状況で先を急ごうと焦ったこと、マークがされていたので正しいルートを進んでいると思い込んでしまったこと、事前に分岐点の場所や方角などを頭に叩き込んでおかなかったこと、定期的に現在位置を確認しなかったこと、などが原因でしょう。

ただ、道間違いに気づいた後は、比較的冷静に対応できたのではないかと思います。
時間と雪の状態を見てGO/No GOを判断する、こまめに現在位置や進むべき方向を確認する、斜面や雪の状態を見てルートファインディングする、定期的に休憩をして水分・カロリーをとる。
山頂付近では霧に覆われたものの風雪が強まらなかったこと、山頂から外れれば多少視界がきいたこと、雪がそれほどは深くなかったこと、五色沼避難小屋からはトレースがあったことにも助けられ、ゲレンデには15時過ぎ、麓には16時前に下山できました。

とはいえ、そもそもが道を間違えたこと、間違えた後でも写真を撮るほどは心の余裕がなかったことなど、反省点は大きいです。少しガッツリ歩くつもりが、かなりガッツリ歩くことになってしまいました。いい経験になりました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2346人

コメント

同じ日に登りました
初めまして。

この週末、湯元から白根に登りました。
トレースも皆無で誰の姿も見かけなかったことから、私達以外は湯元から白根には登った方はいないんだろうなと思っていましたが、
五色山経由で登られていたのですね。

深い雪でしたよね。

当日中に下山できて、何よりです。
お疲れ様でした(◎^▽^◎)
2017/1/24 20:47
Re: 同じ日に登りました
FEELさん、コメントありがとうございます!

湯元から登っていたのは、追い抜いた年配?の3人組のみかと思っていました。
白根山からの下りはトレースが見つかりませんでした。。。。が、五色沼避難小屋からのトレース、ありがたく使わせていただきました。おかげで日のあるうちに下山できました。ありがとうございました!

お互いに気を付けて、雪山を楽しみましょう。
2017/1/24 23:13
eurekapapaさん、お疲れさま
五色山方面から周回とはご苦労様でした

前白根の山頂はなかなか見過ごせないスポットなんですが・・。というか、私の場合は、いつも前白根から眺める奥白根を第一目標にしているので見逃さないだけなのかもしれません

湯元からの奥白根登山はいいですよね。下りてきた後のあの硫黄泉が何とも言えない。硫黄泉好きのeurekapapaさんもさぞかし満喫されたと思います
2017/1/28 23:01
Re: eurekapapaさん、お疲れさま
Pinballさん、コメントありがとうございます!

前白根山頂での道間違い、まったく情けない限りです。
おそらくですが、以下の理由かと思います。
・ガスのために白根山頂が見えていなかった
・左側からの強風でできるだけ右を向きつつ歩いていたので、左側の前白根山頂の標識を見逃した
・手前に白根山頂への道標、奥に五色山頂への道標があり、その2つが並んでいたのを見て、この2つの並びの道なりに進めばよいと、道標の中身を見ずに進んでしまった

もしかすると、途中でバラクラバを付けたのですが、眼鏡が曇るので眼鏡をとって歩いて、白根山頂や道標が見えなかったのかもしれません。
どれだけ風が強く吹こうが、焦らずにしっかり地図を確認して進まないといけないという、当たり前のことですよね。

日光白根山は好きな山ですが、湯元から行くと、さらによかったですね。
日光湯元の硫黄泉も大好きです。
那須の鹿の湯や、立山の雷鳥沢ヒュッテと並んで、いい温泉でした。
今回は、身に染みて、いい経験ができました。
2017/1/29 11:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら