記録ID: 1053780
全員に公開
ハイキング
東海
蒲郡外周山トレッキング∨牟茣屐〇芦榔津駅〜遠望峰山他〜オレンジパーク
2017年01月28日(土) [日帰り]
愛知県
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:22
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 884m
- 下り
- 810m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:23
距離 18.4km
登り 890m
下り 810m
7:06
161分
スタート地点
13:29
ゴール地点
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
今回の∨牟茣屐▲好拭璽箸JR三河塩津駅です。歩いて愛知工科大学裏の貧乏山登山口に向かい、そこから山に入ります。 蒲郡を取り巻く山脈の西から北へぐるっと回るという長躯の山歩きの末、ゴールは蒲郡オレンジパークとしました。 問題は帰りです。オレンジパークには公共交通機関は来ていません。 3区間に分けるということをすると、2回目のゴールはどこを選んでも公共交通機関がない場所となります。 蒲郡駅等へ帰る手段は以下のいずれかになります。 .織シーに乗る。 オレンジパークの販売レジでお願いすればタクシーを呼んでいただけるそうです。お土産を買いながら待ちましょう。ただし、タクシー料金に迎え料が余分にかかるでしょうね。オレンジパークの営業は午後5時までです。 迎えに来てくれる人がいればあらかじめ打ち合わせておけば結構。 JR蒲郡駅まで長距離歩く。またはそれより近くの「水竹町西」のバス停まで歩く。 私は今回まだ体力に余裕があり、時間もあったので水竹町西のバス停まで歩きました。約35分かかりました。 「水竹町」ではありません。水竹町西の方が都合がいいんです。マクドナルドと、スーパーのフィールがある場所です。1時間にほぼ1本の運行です。私の場合たまたま30分の待ち時間があったので、マクドに入ってコーヒーを飲んでゆっくりしました。 蒲郡駅まで歩くとそこからさらに30分位余計にかかるでしょうね。 バスの運行表は以下にあります。 http://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/gamagori |
コース状況/ 危険箇所等 |
--------------------------------------------------------------- 愛知県・蒲郡市は三河湾の奥、海を取り巻く形に湾曲して伸びています。その逆、他自治体との境になる後背地は大半が山となっており、唯一JRが走っている塩津地区から西へ幸田町方面のみ平地で抜けています。 市境には背骨となって数々の山があり、雄は標高454.4mの五井山でしょう。市内に入った領域にも山があります。 今回、それらの山々のすべてを巡るトレッキングを構想しました。 一日で踏破するのはいくら健脚の人でも無理。西・北・東の3区間に分け、最初のスタートが西浦温泉。巡って最後はラグーナ蒲郡。海→山→海。随所に三河湾の眺め。蒲郡としてはピッタリな、一味あるトレッキングコースになると思いますがいかがでしょうか。 --------------------------------------------------------------- 前回の西区間(西浦温泉〜三ヶ根山など〜三河塩津駅)に続き、今回は北区間(三河塩津駅〜遠望峰山など〜蒲郡オレンジパーク)となります。私の足で約6時間30分、前回よりはやや短いもののかなりの長距離となります。ただ、私は特に健脚ではないので、健脚の人にとってはなんでもないでしょう。 登った山は次の6山。このうち、最後の扇子山は完全に岡崎市内に入った山ですが、三河湾スカイラインからすぐに行くことができるためあえて組み入れました。ほかはすべて蒲郡市の市境に頂上があるか、蒲郡市内にある山となります。 1.【貧乏山】 この名前は俗称です。が、なぜちゃんとした名前がないか不思議な山でして、今の地理環境において結構存在感のある山です。南北に市境の稜線が走っていまして、今回稜線の南から取り付いて縦走し三角点のある最高所まで行っています。標高は224.7m。 この山については以前の私の山行記録「坂野峠から貧乏山縦走 東西三河境シリーズ」にて詳細報告しています。 これを含め、すべて私が開設しているサイト「五井山 登山八ヶ口」から一括リンクしていますので興味があったらどうぞ。以下のリンクです。 http://www2.gol.com/users/tad/goisan/goisan.htm 2.【聖山】(ひじりやま) この山だけ頂上が蒲郡市内の領域に含まれます。標高は地図にはありませんが、340mぐらいでしょうか。眺望はありません。 3.【遠望峰山】(とぼねやま) 標高443m。今回で最も高い山です。頂上付近はなだらかな丘になっており、昔観光開発がされましたが、今はすべて撤退し遺構が目に付きます。丘から三河湾が望めます。蒲郡市と幸田町の境になりますが、幸田町の山の色彩が強いです。 4.【最明山】(さいみょうざん) 蒲郡市と幸田町の境に位置しますが、蒲郡市の人からはほとんど知られていない山です。幸田町の何かの講があって登山記念の木札が多数立っています。最高点は木札の奥にあるようですが、木が茂っていて、今回巡った山では最も暗い山頂です。 5.【桑谷山】(くわがいやま) この山も頂は市境の上にありますが、岡崎の山の印象が強く、直接の登山ルートは岡崎方面からだけです。435.5mの三角点があります。何かの施設の裏側にあってさえない山頂です。 6.【扇子山】 市境より北にあり、岡崎市本宿町に入ってしまう山でして、初めは訪ねる予定に入れていませんでした。ただ、三河湾スカイラインから簡単に行くことができるので結局寄ることにしました。スカイラインから往復しています。 この山も樹林の中に頂上があり、扇子山の標識がなければ山と思わないで通り過ぎてしまいそうな感じです。正直言って、一帯が広く扇子山の地名になっており、この名の地内にもっと標高の高い目立った山があります。なぜここが扇子山になったのか、ちょっと不思議な気がします。標高は393m。 ■もう一つ、桑谷山展望台。 地理院地図で標高412mとなっています。削られて展望台がそびえていますが、本来山の頂です。 ****コース説明・注意点**** ●貧乏山稜線を北へ。 登り口から少し行って、右へそれて山を登る箇所があるので気を付けて下さい。結局は尾根に取り付くのですが、倒木の塊で通れない箇所があるため、左を巻いて取り付く形となります。いずれも赤や黄色のテープがありますので見落とさずに。 尾根を登りついて、今度は貧乏山の稜線をずっと歩いて頂上まで行きます。この稜線、尾根づたいに道があるのですが、小さいピークを巻いて通る箇所が何か所もあります。いずれも左側(幸田町側)に巻きます。蒲郡側の方が終始傾斜がきついからです。 まあ、比較的距離があるので見くびらず気を引き締めて頂上まで行って下さい。 頂上からは北へ一挙に下ってしまいます。深い鞍部を過ぎて、次は北コブまで登り返します。この辺ちょっときついです。北コブの頂上で90度左へ曲がります。 踏み跡に従って歩くと、三河湾スカイラインの坂野峠より南の部分に出くわします。本当はそこからまた山道へ入るルートになっているのですが、幸田町側へ深く入り込んでしまうので、今回はスカイライン沿いに歩き、体力を温存しました。 ●坂野峠から聖山登山口まで。 坂野峠まで行って柏原街道を下がってもいいのですが、交通量の多い道をずっと歩かねばなりません。手前で右へ山道へ入って小尾根を伝って23号線バイパスの坂野トンネルの東入口付近まで降りています。前回の山行でも登りで通っています。 この部分の山道は今回では最も踏み跡が薄いルートです。印があるのでそれに従います。まあ、尾根をそれないで下れば問題はないでしょう。最後出口では防獣柵が新しくできていますので、開けて閉めておきましょう。 あと、バイパスの左下に沿った道を伝い、柏原街道に突き当たってちょっと上がって右にミカン園用の農道に入ります。少し登ると右側に見晴らしの良い道です。山腹を巻いて聖山登山口へ。 聖山の登り口にも防獣柵ができてしまいました。しょうがないですね。開けられるようになっていますので、あと閉めておきましょう。 ●聖山から遠望峰山 聖山への登りがこのコースで最もきつい部分です。比較的歩く人はおり、ルートははっきりしていて問題はありません。頂上で左へ。 遠望峰山への手前、またスカイラインを横断します。左手前に続く道があります。 登りつくと広い廃駐車場が待っています。駐車場の中心部へ行かずにまっすぐ、草の生えた土手を登ります。登ってまたすぐ右へ土手を登ります。踏み跡が濃いので分かると思います。 ベンチの置いてある展望台に着きます。三河湾方面が眺望できます。それを過ぎると、頂上まで広い遊歩道となっており、ゆったり歩くと、ほどなく遠望峰山の頂上に着きます。頂上では展望はありません。 ●遠望峰山から桑谷山まで。 天の丸(遠望峰山山頂近くにあるホテル)方面へちょっと降り、右に印のある入り口で右折、市境の山道に入ります。ズルズルと下ると最後スカイラインから天の丸へ入る三叉路に出ます。右向こうへスカイラインを歩きます。少し歩いただけで、ちょうど左側のガードレールが途切れた場所、山へ入る入り口があり、入ります。印があります。市境に沿って進みます。 しばらくすると出口が来ます。左に曲がってスカイラインを歩くとほどなく、写真にある場所にて再び左へ山へ入ります。木に囲まれた細道を少し進むと三叉路があり、右に曲がるとじきに最明山となります。木札が何本も立っています。 そこから桑谷山まではすべて山の中の道を通ります。ずっと市境沿いとなります。 ●扇子山に寄り、マスミ池ルートを下る。 桑谷山は金網の裏が頂上で、三角点があります。桑谷山頂を過ぎ、かなり山道を歩いたのち桑谷山展望台です。そこから桑谷山荘跡の駐車場へ降り、林道とスカイラインのジャンクションを通りますが、ややややこしいのでご注意下さい。結局またスカイラインへ上がってそれに沿って歩きます。 あと、かなり歩いてから扇子山へ行く入口があります。その間、右左にちょっとしたピークが2〜3あって、市境となっているのですが、私が踏査したところごく薄い踏み跡があるか、まったく踏み跡もないかどちらかです。それらは相手にせずスカイラインを歩くことに決めました。 スカイラインからマスミ池へ下るルート。以前の私の「五井山 さらなるルート マスミ池〜西尾根周回コース」で、登りですが、詳しくご紹介しています。通る人は少なく、くぼんだ道で朽木や倒木、小石の散乱が多く荒れています。それでもなお、はっきりした道筋で通れない所はなく、歩く道として利用できます。ただ、登山靴を履いていることが必要です。 この道の入り口へ来る間でも、1か所清田坂本尾根沿いに下る道、もう一つ地理院地図に点線で出ている廃道の2箇所蒲郡方面へ下るルートがあり(知る人ぞ稀)、マスミ池にも下れるのですが、このルートが一番程度がいいのでこの道を採用しています。 ●ゴールの蒲郡オレンジパークまで。 里道に下り、オレンジパークに向かいます。 ゴールをオレンジパークにしたのはあとのE豢茣屬箸力続性を持たせるためです。もし、歩きで蒲郡市内まで下がってしまうなら、蒲郡ー本宿旧街道を横切らずにそれを下ってしまった方が距離が短く済みます。 |
その他周辺情報 | ■トイレ情報 スタートの三河塩津駅とゴールの蒲郡オレンジパークにあります。途中では桑谷山展望台下の駐車場に新しい公衆トイレがあります。そのほかにはありません。 ■買い物食事情報 スタートの三河塩津駅では駅前には何もありませんが、少し競艇場方面へ歩いて国道まで出るとミニストップやマクドナルド、その他の外食店があります。 ゴールの蒲郡オレンジパークではミカンなどにちなんだお土産がたくさん販売されております。 途中には自動販売機を含めて商品を買う場所はありません。 遠望峰山の山頂付近にいて、トイレに行きたい、飲み物を買いたいなど、緊急な要求ができたなら山頂下のホテル「天の丸」まで行く手があります。そのあと舗装道を通って本コースと合流できます。 |
写真
撮影機器:
感想
寒波が過ぎ去った土曜日。意外と遠景がカスミがかかっていて残念でした。3日前が良かったと言っていた人がいました。その日に実行すれば良かったかな。ただ、自分も都合があるので。本日は寒いと感じた時は少なく、扇子山で弁当を食べる時だけでした。
前回の\抄茣屬茲30分ほど短い6時間30分の行程でした。あと30分ほどバス停まで歩いています。最初西区間よりきついのではないかと覚悟していましたが、意外とスムーズでした。
このコース、途中で端折りたい場合、坂野峠で帰る、桑谷山から林道を伝って坂本へ出て帰る、などの手立てがあります。ただし、坂本の場合特に、交通機関からは遠くなります。
逆によろしければ蒲郡オレンジパークには下らずにそのまま五井山へ登って下さい。もっと先なら、宮地山まで行けば名鉄の駅に近いです。私には無理ですが。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2882人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
朝7時と言えば、日の出前では?直後かな?
遠方が霞がかかっていたとは残念ですね。富士山は拝めなかった!
でも、蒲郡の外周山は完全に踏破したんではないですか?
これで、外周山の編纂(総まとめ)が出来るんではないでしょうか?
やはり、富士山のショットが無いと・・・それと日の出???
勝手ながら言いますと、完璧な晴天が予報の日にチャレンジしてみたらいかがですか?言うは易く行うは難し」ですね!
コメントありがとうございます。
この日は6時に起きて三河塩津駅に向かいました。でも、思ったより行程が早く進んで、帰りは余裕の時間でした。
2回終わって、次回は3回目の東区間です。まだ詳細のコースは決めていません。これから調査してコースを決めて実行することとなります。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する