鉄山
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- GPS
- 11:18
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
天候 | 28日曇り、29日快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届けは箕輪スキー場センターハウス カウンターに提出(7時過ぎまで開きませんでした) 入山口(国道115号線沿い) 除雪により道路と雪面の段差が1m近くあって乗るのに苦労しました。 入山口〜林道 藪も無く進みやすくなっています。沢に橋が架かっているので渉るのに問題ありません。(林道以外で沢をわたる場合、かなり苦労しそうです) 林道〜H1,150m 若干藪が出ているところもありますが、進むのに苦労するところはありません。 積雪はスキーを履いて足首程度。 H1,200m前後 傾斜のきつい細尾根になり、迂回路も無さそうでスキーで通過するのはかなり厳しいです。ワカンに履き替えて通過しました。 積雪はワカンで膝前後、シャクナゲの落とし穴 H1,250m〜プロペラ 樹林帯は藪も無く進みやすいです。森林限界を過ぎると風に叩かれて締まった雪になります。エビの尻尾シュカブラ地帯はシャクナゲの落とし穴多数でワカンやスノーシューは進むのに苦労しそうです。 積雪は足首、森林限界を超えるとスキーは沈みません。 プロペラ〜鉄山避難小屋〜鉄山山頂 シュカブラと岩に付いたエビの尻尾。滑るのには適しません。避難小屋は入口が霧氷で覆われています。利用するには氷を掻き落とす必要。 |
その他周辺情報 | 付近に温泉多数。少し離れてますが飯坂温泉の共同浴場に入りました。大人¥200 |
写真
装備
個人装備 |
テント泊装備
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感想
スキー練習を兼ねてテント泊登山です。風が強いイメージの山域なので、風があっても林の中で長い距離が滑れそうなコース。テント泊装備でザックをパンパンに膨らませて出発します。
早朝の国道115号線はガチガチのアイスバーン。しかし地元車は凄い勢いで走ってきて後にピタリと付けます。こちらはそんなに飛ばせないのと道幅があるのでどんどん抜かしてもらいながらゆっくり走ります。
ところで登山届け、福島県はメールで提出できるのですが出発の準備に忙しくて忘れていました。そこで箕輪スキー場のカウンターに提出ですが、朝7時時頃までは誰も居ないようです。カウンターが開くのをまって提出してから出発です。
入山はスキー場から115号線を磐梯山方向に1kmくらい下がったところ、吾妻スカイラインへの旧道分岐のすぐ横にある林道から入ります。この出発点には車を停めるスペースが広く取られて除雪されています。駐車スペースは除雪されていますが林道のほうは当然除雪されていません。雪の上に乗るのに段差が1mくらいあるので、這い上がるのに苦労します。
途中で沢を渉りますが、この沢が結構深く この林道の橋を利用しないと進めません。
林道から適当なところで尾根筋に取り付きますが、取り付き地点から少しの間 若干藪気味です。ただそれほど酷い藪は無いので、漕いで進むほどではありません。傾斜もきつくないので周りを見ながらノンビリ歩けます。積雪は十分ですが降ってしばらく経っている様で、それほど軽い雪ではありません。深さはスキーを履いて足首程度まで。
しばらく進んでいくと潅木の生えた細尾根が現れスキーで進むのが難しい箇所が現れます。(H1,150〜H1,250辺り)左右を見回しても迂回できそうなところは無さそうです。ここは諦めてワカンに履き替えて通りました。雪質によってはピッケルアイゼンが必要になるかもしれません。雪深はワカンを履いて膝前後でした。
この尾根を過ぎるとその先は木と木の間隔が広がり歩くのに快適になります。傾斜がきつくなるとまもなく森林限界で樹林帯がおわります。
森林限界を過ぎた辺りでガスに突入です。結構濃いガスで広々とした斜面はホワイトアウト寸前です。遮蔽物が無いので風当たりも強くなり、無理に進む必要もないので本日はここまでとします。ガスと風が弱くなるところまで下がって幕営です。時間がかなり早いのでテントを張ってからもう一度スキーで登って滑降してきました。少し時間を置いても上の方はガスと風は変化ありませんでした。
明けて翌日はとても気持ちよく晴れてくれました。風も無く絶好のコンディションです。ゆっくりテントをたたんで出発です。ガスで昨日は見えなかった周囲の山々も遠くまで見渡せます。
森林限界から上の雪面は風で締まり、スキーで歩いてもほとんど沈みません。風で雪が飛ばされ笹薮が頭を覗かせたりします。石楠花が一面に生えているようですが、雪が薄いのでこの上を歩くとスキーでも踏み抜きます。
高度を上げていくとモンスターが成長しているのが見えます。今年は雪が積もるのが遅かったのでどうなることかと思いましたが一安心です。シャクナゲの塔(プロペラ)から先の稜線はシュカブラが続きます。避難小屋も入り口が凍り付いて、中へ入るにはスコップかピッケルが必要です。特に用事も無いのでここはスルーしました。
鉄山からは安達太良が良く見えます。さすがに人気の山だけあって続々と人が登っていきます。くろがね小屋に泊まった人たちなのでしょうか。
しばらく景色を楽しんだ後、プロペラまで移動です。ここでシールを外して滑り出します。天気が良くて周りが見渡せるので楽に滑ることができます。途中の細尾根でワカンを履いた以外はスキーで滑り降りてあっという間の下山でした。
帰りは飯坂まで足を伸ばして温泉に入っていきました。安くて(大人\200)情緒があっていいところです。天候にも恵まれて最高の山旅でした。
コメント
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このルートのレコってあるの?
すげ〜〜〜〜〜〜〜
スキーではメジャーなルートみたいですよ。
違うコース行ったみたいですが他の人が歩いた跡はありました。
普通はすぐ横の箕輪スキー場のリフトを使ってお手軽BCと行くようです。
リフト使うと簡単に日帰りできるコースなんですけど、あえてテントで泊まって来ました(笑
いくつかコースのバリエーションあるようなんで、そのうち違うコースも行ってみようかと思ってます。
メジャーなのはこの隣の尾根筋からのルートのようです
勘違いしてました
やっぱ?
この「ルート知らないもん(笑)
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