天狗岳｜渋の湯>黒百合ヒュッテ>天狗岳西尾根の周回 - 親子登山76 (小2)

2017年01月28日(土) ~ 2017年01月29日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,133m
• 下り: 1,116m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 1:01
• 合計: 4:06

12:04 渋の湯
12:54 12:57 八方台方面・渋の湯方面分岐
13:21 13:22 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
14:05 15:00 黒百合ヒュッテ
15:40 15:42 中山展望台
16:10 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:28

6:35 黒百合ヒュッテ
6:41 中山峠
7:38 7:39 天狗の鼻
7:51 7:57 東天狗岳
8:24 8:27 天狗岳
9:26 9:34 第二展望台
10:01 10:03 第一展望台
10:36 10:42 唐沢鉱泉分岐
11:24 11:40 唐沢鉱泉
13:03 渋御殿湯

2日目東天狗への登り途中でGPS電源切れ、そのあとは写真撮影時刻から拾いました。

天候

1日目｜快晴、2日目｜快晴〜晴れ、下山後雲が多くなってきた

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

◆路線バス
　茅野駅<--->渋の湯（冬季ダイヤ、ICカード使えません）
　往路：茅野駅　10:25発（1台増車されました）
　復路：渋の湯　14:55発

その他周辺情報

◆渋の湯（立ち寄り湯）
　大人 1,000円　小学生 800円　タオル100円/枚
　帰りのバスが到着するまでロビーで待たせてもらいました。

写真

1/28 11:31

渋の湯バス停降りてすぐフィールドサイン発見、これはタヌキ？

1/28 12:05

相棒はチェーンアイゼン＆ストック、私は12本爪アイゼン＋ストックで出発

1/28 12:28

最初の尾根までの登り

1/28 12:58

汗も凍る

1/28 13:08

尾根に上がると明るい世界

1/28 13:21

気持ちいい晴れた森

1/28 13:23

唐沢鉱泉からの道と出合う

1/28 13:45

下よりも明らかに雪が深くなってきた

1/28 14:07

黒百合ヒュッテ到着

1/28 15:00

10本爪アイゼン＋ピッケルの練習を兼ねて中山展望台までお散歩

1/28 15:07

中山峠

1/28 15:14

明朝登る予定の西天狗岳、東天狗岳（の手前の天狗の鼻）

1/28 15:42

西〜北〜東の大展望が広がっていた中山展望台、ただし風強し

1/28 15:40

西側

1/28 15:42

北ア　槍・穂高あたり

1/28 15:47

時間も時間なので急ぎ目に引き返す

1/28 16:10

黒百合ヒュッテのテント場��

1/28 16:10

黒百合ヒュッテのテント場��

1/28 16:10

黒百合ヒュッテのテント場��

1/28 16:23

寝床への案内開始16:30までは1階で待機、足の踏み場がなくなりかけている

1/28 17:30

僕らは素泊まり、自炊できるのは土間のみ、ストーブ周りの机は7,8人たかれる程度と広くない

1/29 6:37

2日目出発、昨夜はぐっすり眠れました

1/29 6:46

日の出前、雲があるからもうちょい時間かかるかな

1/29 7:13

日の出

1/29 7:19

ピンク色に染まる北アルプス

1/29 7:21

大人も頑張る

1/29 7:46

東天狗岳見えた

1/29 7:51

東天狗岳到着

1/29 7:53

遠くには雲海が広がっていた

1/29 7:53

阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳、今シーズン行かれるかな

1/29 7:56

隣の西天狗岳へ、いざ

1/29 8:03

東と西のコルまで降りると南アルプスが見えてきた

1/29 8:05

振り返ると、何とも幻想的な風景

1/29 8:06

西天狗岳へ向かう白と青の世界

1/29 8:24

西天狗岳到着！

1/29 8:24

寒い中撮っていただきました、感謝！

1/29 8:26

諏訪湖がよく見え

1/29 8:26

北アルプスがずら〜っと

1/29 8:56

西尾根へ下降中、西斜面は日陰で風もありめちゃくちゃ寒い

1/29 9:26

第二展望台から南西方面、ここでピッケルからストックに交換

1/29 10:01

第一展望台から北方面（蓼科山など）

1/29 10:03

同じく第一展望台から西方面

1/29 10:04

明るい稜線歩きはこのあたりまで

1/29 10:36

シラビソ、少し下るとダケカンバの混じる樹林帯を進む

1/29 11:23

唐沢鉱泉前の橋

1/29 11:24

唐沢鉱泉は冬季休業中

1/29 11:25

デカくて立派

1/29 11:25

渋の湯までの尾根越え道へ

1/29 12:20

尾根は十字路

1/29 12:23

ゆるい下りの樹林帯を進む

1/29 12:52

まだかなと思った頃に道路が見えた

1/29 13:04

渋の湯バス停まで無事帰還、いぇ〜い！

1/29 16:41

特急あずさの車中で毎週末宿題の日記を書く相棒、読んだ人に情景が伝わる山行記が出来上がった

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

iPhone 6s Apple

iPhone 6s Plus Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 携帯 時計 サングラス ナイフ カメラ

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター コンパス 水筒（保温性） ロールペーパー 地図（地形図） 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 予備靴ひも 針金 計画書

感想

y-nocchi

12月初旬に続き、今シーズン2回目の天狗岳。
前回はテント泊、相棒はチェーンアイゼン＆ストックだったので無理せず東天狗岳をピストンして(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1022576.html)、森林限界からちょっと出てみた感じでした。
その経験から相棒も冬靴＋10本爪アイゼン＋ピッケルが必要／使えそうと判断し、旧モデルアウトレットやらヤフオクやら駆使して装備調達しました。
今回はそれら装備で雪山を歩いてみることをテーマに、小屋泊（素泊まり）で荷物を少なく、前回行かなかった西天狗から西尾根・唐沢鉱泉経由で渋の湯に戻る周回コースを計画しました。

渋の湯から積雪あり、相棒はチェーンアイゼン（チェーンと10本爪の2つ持参）、私は12本爪だけ持って行ったのでそれを装着し、黒百合ヒュッテまでストックで行きました。前回は積雪が多くなくて私はノーアイゼンで歩いたのですが、アイゼン履いたほうが速いですね。渋の湯から黒百合ヒュッテまで、前回はテント泊装備で3時間、今回は小屋素泊まりで2時間。装備重量以上の時間短縮です。おかげで（予定外の）中山展望台まで散策でき、相棒の10本爪アイゼン＋ピッケル歩きの練習も兼ねられ、2日目の歩き出しもスムーズになりました。

黒百合ヒュッテはツアーが3組入ったりして盛況（食事は2回戦）、それでも布団は1人1枚（直近の小屋泊の北岳山荘は3人1枚の修羅場だった）、設備はきれい、それに小屋番の方々のウェルカムな気持ちが伝わってきて、気持ち良い一晩を過ごさせていただきました。素泊まりゆえ食事内容はよくわかりませんが、ハンバーグソースの説明が「デミグラスとおろしダレの2種類ありま〜す」とされていたので、まず間違いないでしょう。

2日目、穏やかな気候が続いています。東天狗岳は12月初旬では岩と雪のミックスでしたが、山頂以外は完全に雪に覆われていました。西天狗岳に向かうころには空は快晴、白と青のコントラストを楽しみながら西天狗岳山頂に至りました。西天狗岳から西尾根方面への西側斜面は岩と雪のミックスかつ少々急傾斜でしたので、念のためこの区間は相棒をロープで確保しながら下降しました。派手に前回りでコケられて、念のためじゃなくなりましたが。そうそう、相棒のスパッツ（雨用）はアイゼンでズタボロになりました。補修して使えるような状態じゃないので、今度はアルパイン用のを買ってみます。

心配していた西尾根のトレースはくっきり踏まれていて、アイゼン歩行で計画通り進めました。第二展望台、第一展望台と見晴らし良いところがいいタイミングで出てきて、雪の尾根道歩きがさらに楽しくなりました。唐沢鉱泉で昼飯食べるのをオプションにしていたら唐沢鉱泉は冬季休業、下調べが甘かったです。その分渋の湯へ1時間前倒しで到着して温泉に浸かれたので結果オーライではありますが。。。

帰路の特急あずさ車中では、毎週末宿題の日記の仕事が相棒にはあり、申し訳ないなと思いつつ私はビールとサラミでチビチビと。じきに立派な山行記が仕上がり、甲府手前からめでたく反省会のはじまり〜