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Yamareco

記録ID: 1059175
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積雪期ピークハント/縦走
比良山系

雪稜登攀 堂満中央稜・ルンゼ

2017年02月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:09
距離
6.1km
登り
870m
下り
806m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:02
休憩
0:06
合計
8:08
距離 6.1km 登り 870m 下り 819m
9:42
25
10:07
373
16:20
16:26
68
17:34
16
17:50
ゴール地点
イン谷口9:00➝9:50堂満第1ルンゼ取り付き➝10:45中央稜取り付き➝15:00稜線➝16:25堂満岳山頂➝18:30イン谷口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
イン谷口のバス停まで、4Wで何とか入れます。湖西道路の渋滞に往復とも捕まる。
4P確保中
2017年02月04日 14:04撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/4 14:04
伊吹 関ケ原 霊仙
2017年02月04日 16:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/4 16:03
伊吹 関ケ原 霊仙
伊吹山が見えます
1
伊吹山が見えます
お疲れ様です
2017年02月04日 16:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/4 16:22
お疲れ様です
リーダーは余裕です
2017年02月04日 16:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/4 16:22
リーダーは余裕です

装備

個人装備
アイゼン ワカン ヘルメット 登攀用具
共同装備
30mWロープ6本 無線機
備考 除雪用スコップは車に搭載しておく方が良い!

感想

三宮、西宮各集合場所から堂満岳に向かいます。
イン谷口で合流し中央稜目指して出発しました。駐車場から雪が積もり、お天気も良く白い世界に気分も上がります。1時間ほどで第一ルンゼ取り付き、堰堤を超えた所でアイゼンを付け、装備を整え出発します。雪が積もった急登を汗だくになりながら1ピッチ目に到着。いよいよ今回のメインに突入です。3人ずつの3班に分かれて登って行きます。少しはなれて見ていると登れそうに見えていたのですが、すぐ下に行くとどう取り付いたらいいのか……、いつもの岩登りと違い、雪がついた岩に手袋をはめて厳冬期用の重い靴を履きアイゼンを付けザックを背負っているし、簡単には行かず苦戦しながらもなんとか登り切り「ホッと」一息。先行に他のパーティーがいるようで2ピッチ目で20分程待ちスタート。次は垂直に切り立った岩。中間に斜めに切ら込みがあり手がかりも足がかりもありそうなのになかなかいい感じにバランスが取らず、自分の身長もない壁なのに登れません、「ロープ張っているから大丈夫」とのCLの声に励まされながら、気持ちを落ち着つかせアイゼンの爪を信じて2ピッチ目クリア。そして3ピッチ、4ピッチと登りチムニーに突入。本当に煙突の中のような細い壁の中に足を踏ん張り岩は崩れそうなので、なるべくしっかりした木の根元を掴みよじ登っていきました。稜線に出ると雪深い急登でしたが、さっきまでの緊張も解れちょっとハイキング気分に。堂満岳山頂に着き記念撮影し、そこから展望を楽しみ下山です。下山ルートは最短で帰れるルンゼを下ります。ふかふかの雪に急斜面、見た感じ面白そうなのですが、下り始めるとなかなか難しいです、お尻で滑ろうとするとあまりのスピードにちょっとビビッて、私は後ろ向きに地道におりました。前方の尻滑りで降りて行く皆さんの姿は楽しそうです。登りよりも下りで体力を大分奪われました。
登山口に着くころには日が暮れて、車までの道からは綺麗な夜景がみられました。
今回初めての体験ばかりで緊張の連続でしたが、色々新たなことにチャレンジできておもしろかったです。(SAS)
<コース状況>チムニー核心部は岩が崩れやすそうです。

2週続けて堂満に来ています。今回は”中央稜の冬季登攀”が目的。天候に恵まれ、気持ちよく登れました。噂に聞いていた2P目は残置ハーケンのある直登ルートを選択でき楽にクリア。次に出てきた”チムニー”で、アイゼンに回収したスリングが絡まり、手こずりました。経験して初めて分かることが、いろいろとあり勉強できたクライミングだった思います。また、機会があればバリエイションに挑戦します。

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