唐松岳 快晴の白馬八方尾根

2017年02月04日(土) [日帰り]

• GPS: 05:38
• 距離: 9.0km
• 登り: 932m
• 下り: 922m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:03
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:35

8:31 八方池山荘
8:46 8:46 石神井ケルン
9:03 9:04 八方山
9:18 9:18 八方池
10:12 10:14 丸山
11:18 11:18 唐松岳頂上山荘
11:38 12:05 唐松岳
12:50 12:50 丸山
13:25 13:26 八方池
13:40 13:41 八方山
13:54 13:54 石神井ケルン
14:05 14:05 八方池山荘
14:06 ゴール地点

天候

快晴/ときどき強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

駐車場：八方交差点の所にある第二駐車場（無料）
※トイレ、八方の湯、ローソンが向かいにあり、ゴンドラ乗へは徒歩で15分くらい
※ゴンドラ乗り場へは第二郷の湯がある第三駐車場の方が少し近いです
※ゴンドラ付近は有料で1000円

土日祝日営業
■ゴンドラリフトアダム（往復1780円） 始発7:30　最終16:00
■アルペンクワッドリフト（往復560円）始発7:45　最終15:50
■グラートクワッドリフト（往復560円）始発8:30　最終15:30
八方尾根アルペンライン：2,900円（往復）は全線開通後に購入可能
※15kg以上の荷物は440円の手荷物料が必要

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：ゴンドラ乗り場にあります（提出を求められます）
危険個所：下山時の視界不良からの道迷いなのでケルンや高妻山を目標に歩く
注意箇所：山荘手前のトラバースはガチクラストしていなければ易しい

その他周辺情報

温泉:樅の木ホテル　庄兵衛の湯　800円（信州物見湯産手形で無料）
※八方の湯の引湯ですが、混んでいなくてオススメです

写真

2/4 6:26

八方第二駐車場、6時半で余裕で停められました。
後ろに見えるのは白馬三山です。

2/4 6:43

目の前のバスターミナルからゴンドラ乗り場へ向かいます。
だいたい15分くらいです。

2/4 7:41

ゴンドラリフトアダム。
山麓から兎平まで標高差630mを8分で上がります。

2/4 7:44

いきなり青空が広がります。
バックは栂池方面です。

2/4 7:48

続けてアルペンクワッドリフト。

2/4 7:50

双耳峰の鹿島槍ヶ岳が見えてテンションが上がる。

2/4 7:52

1998年男子滑降ですか。
長野オリンピックって20年近く前なんですね。
バックはもちろん白馬三山です。

2/4 7:53

グラートクワッドリフトへ向かいます。

2/4 8:05

準備の為に8時半（9時は平日？）にならないと動かないようです。
定刻を早めるようにスタッフが忙しそうでした。

2/4 8:07

待ちきれずにツボ足やスノーシューで登る方も居ました。

2/4 7:59

時間が少しあるのでリフト小屋裏から写真撮影。
左のネコ耳は鹿島槍ヶ岳、右のゴジラの背は五竜岳です。

2/4 8:23

幸運にも8時15分にゴンドラが動きました。

2/4 8:25

通年営業の八方池山荘です。
標高は1830mでキリッとした寒さです。

2/4 8:26

身支度を整えて出発。

2/4 8:37

トレースはバッチリでした。
締まった雪でワカンは必要ありません。

2/4 8:37

振り返ると高妻山の存在感が凄い。

2/4 8:43

八ヶ岳（左）と南アルプス（右）

2/4 8:43

うっすらと富士山も見えます。

2/4 8:44

大迫力の五竜・鹿島槍を見ながら登ります。

2/4 8:46

八方山に到着。

2/4 8:48

唐松岳山頂はわかりにくい。
天狗の頭から下った不帰嶮の三峰があります。
多分、その左のピークです。

2/4 8:52

雪質も良いので、ここでアイゼンを付けました。
冬季閉鎖中のトイレかな？テントが2張りありました。

2/4 9:08

お顔に見える八方ケルンです。
視界が悪い時の下山に役立ちます

2/4 9:08

この日はバックカントリーの方が多かった。
シールやクトーを付けて登っています。
とっても絵になりますね。

2/4 9:14

山頂は遥か先に見えます。

2/4 9:14

先ずは丸山を目指します。

2/4 9:27

白樺の樹林帯もあります。
帰りにはテントを張ってる方も居ました。

2/4 9:29

そこを抜けると、まさに強風エリアです。

2/4 9:37

歩いたルートを振り返る。
火打山・妙高山〜高妻山・戸隠山の展望。

2/4 9:41

雪煙が舞う程の強風。

2/4 9:49

ゴーグルとバラクラバは必須です。

2/4 9:57

この先も強風の為に途中で諦めて帰る方も居ました。

2/4 9:59

丸山が近づいてきました。

2/4 10:12

丸山に到着です。

2/4 10:12

赤と黄色のウェアは長野県警の山岳救助隊の方々です。
先月末に単独で入山して行方不明になった方の捜索でしょうか。

2/4 10:13

この辺りは雪が風により完全に飛ばされています。

2/4 10:21

時折突風が吹くので、細い稜線で大丈夫か不安になります。

2/4 10:22

中央にハッキリと山頂を捉えました。

2/4 10:28

風が強いので念の為にストックからピッケルに持ち替えました。

2/4 10:40

BCの方々も12本アイゼンにチェンジしています。

2/4 11:01

右手には唐松岳の山頂です。

2/4 11:01

すでに山頂に人が居ますね。
とても凛々しい姿です。

2/4 11:04

左を見ると五竜岳。
鹿島槍は隠れてしまっています。

2/4 11:04

ズーム

2/4 11:04

山荘手前の核心部の登りです。

2/4 11:10

ちょこっとトラバースして登りあげます。
雪質が良く助かりました。

2/4 11:15

山荘越しに五竜岳です。

2/4 11:15

岩と雪の殿堂、ドーンと剱岳が見えました。
やはり格好良いですね。

2/4 11:16

ズーム

2/4 11:16

別山から立山方面。
左は薬師岳でしょうか。

2/4 11:15

さて山頂に向かいます。

2/4 11:17

雪庇が大きく張り出しています。
熊のプーさんが下を覗きこんでるみたい。

2/4 11:30

山頂までは地味にきついです。
難しい所はありません。

2/4 11:36

二六九六米
唐松岳山頂に到着です。
山頂に着いたら風が治まりました。

2/4 11:48

右から剱・立山・薬師岳。
最高の展望です。

2/4 11:48

五竜岳、そして北アのシンボル槍ヶ岳も姿もあります。

2/4 11:48

白馬主稜線。
杓子岳の巻き道が分かります。

2/4 12:04

日本海と街並みが望めます。

2/4 11:48

雨飾山〜焼山・火打・妙高山〜高妻山。
火打山は真っ白です。

2/4 11:48

四阿山から浅間山方面。
荒船山は特徴的なので良くわかります。

2/4 11:48

八ヶ岳〜富士山〜南アルプスと端に経ヶ岳。
肉眼では北岳と塩見岳あたりが限界です。

2/4 11:58

バックカントリーの方々。
あそこからフォールして小日向の湯まで滑るんでしょうか。

2/4 12:05

便利なスプリットのボードがあるんですね。
彼らは褒め言葉ですがイカレています。

2/4 13:24

八方池まで戻り白馬三山を鑑賞。

2/4 13:24

ズーム

2/4 13:35

唐松岳山頂方面。
名残惜しいけど下山します。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

kitainotori

二年前の残雪期に訪れた事はありましたが、厳冬期は一味違いました。
空気はピリっと冷たく澄んでいるので何処までも見渡せ、また雪質が良いのでアイゼンが効いて登り下りとも気持ち良く歩けました。
八方尾根と唐松岳は無積雪期にアプローチや下山で何度か歩いていますが、完全に雪を纏うと印象がガラリと変わり素晴らしい稜線歩きに感じました。
自宅から近い木曽駒ヶ岳と散々迷いましたが、後立の貴重な晴れ間なので思い切って遠征しましたが本当に来た甲斐があったと思います。
そして、白馬駅前の通りはパタゴニア・ノースフェース・好日山荘とお店が色々あるので、セール品を買って遠征費の元が取れ大満足の山行となりました。

コメント

yamanekoruru

うげ〜、、、:-O
kitainotoriさん、こんばんは(^^)/
何気に今度行く雪山はどこにしようかなぁ？なんて思って
無理だとは思うけど唐松岳を検索して、うん、やっぱり無理っぽいな、どれどれ？
とレコの主を見たら、あの毎週登るスノーシューのお兄さんではありませんか(;O;)
強風のようでしたが、素晴らしい眺望でしたね♪
裏山〜(^^♪　お疲れさまでした！

kitainotori

チャレンジしてみてください
こんばんは〜

本文にも書きましたが登るなら残雪期よりも厳冬期が気持ち良いですよ。
八方尾根は天気さえ良ければ 難しい所はありません。
さすがに１２本爪アイゼンがないと厳しいと思いますが、ストックでなんとかなるレベルです。
アクセスは浜松から飯田山本ＩＣまで下道で合計５時間くらいですよ。
白馬周辺は外国人が一杯で、何処の国に来ているのかと思うくらいでした。

それでは、また〜