天狗岳〜天気晴朗、風強し！〜

2017年02月03日(金) ~ 2017年02月04日(土)

• GPS: 26:32
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,235m
• 下り: 1,231m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:55
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:08

距離 7.1km 登り 833m 下り 287m

9:55 渋御殿湯
11:05 11:14 八方台方面・渋の湯方面分岐
11:37 11:38 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
12:38 13:04 黒百合ヒュッテ
13:15 13:16 中山峠
14:21 14:22 天狗の鼻
14:28 14:59 東天狗岳
15:04 15:07 天狗の鼻
15:57 15:58 中山峠
16:03 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:43
• 合計: 6:55

距離 9.1km 登り 402m 下り 953m

5:21 黒百合ヒュッテ
5:28 5:29 中山峠
6:26 6:28 天狗の鼻
6:33 6:51 東天狗岳
7:13 7:20 天狗岳
7:31 7:32 天狗の鼻
8:11 8:14 中山峠
8:19 8:28 見晴らし台
8:57 9:08 中山
9:36 9:37 見晴らし台
9:39 9:40 中山峠
9:45 10:27 黒百合ヒュッテ
10:58 10:59 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
11:19 11:25 八方台方面・渋の湯方面分岐
12:13 渋御殿湯
12:16 ゴール地点

天候

2日間とも快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

渋御殿湯の駐車場に駐車（1000円/日）

コース状況／危険箇所等

雪道はよく踏まれ明瞭だが、稜線では風でトレースが消えているところがあり、注意が必要。
黒百合ヒュッテまではアイゼンを使用しなかったが、それ以降はアイゼンを使った。天狗岳の往復にはピッケルも必携と思う。

写真

2/3 8:45

朝、原村から見た西天狗岳（中央）と東天狗岳、その右は根石岳、箕冠山。雲の流れが速く風が強そうだ。

渋の湯の駐車場には十数台の車が駐車してあった。

2/3 10:00

登山届を提出して登山開始。

2/3 12:28

美しい樹氷の中を登る。

2/3 12:29

振り返ると雪煙を上げる乗鞍岳が見えた。

2/3 12:37

ソーラーパネルの設置された黒百合ヒュッテに到着。

2/3 13:25

強風の中、東天狗岳（左）を目指して登る。

2/3 13:44

森林限界を抜けると急登が始まる。

2/3 14:02

道標（天狗の奥庭分岐）にはエビのシッポが付いている。

2/3 14:06

天狗岩が見えてきた。

2/3 14:26

東天狗岳の山頂の標識が見えてきた。頂上まであと一息だ。

2/3 15:00

東天狗の山頂に到着。

2/3 14:29

頂上の南には、硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳（左から）が広がる。眼下にはは根石岳。

2/3 14:46

赤岳、中岳、阿弥陀岳。

2/3 14:49

硫黄岳の爆裂火口と赤岳。

2/3 14:30

編笠岳、西岳の向こうに南アルプスが見える。左から、鳳凰三山、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。北岳の左には農鳥岳、右には塩見岳も小さく見える。

2/3 14:50

すぐ西には西天狗岳。遠く左には中央アルプス、右には乗鞍岳が望める。

2/3 14:41

中央アルプスの空木岳（左）や木曽駒ヶ岳（右）が見える。

2/3 14:42

西には大きく横たわる乗鞍岳。左下に諏訪湖も見える。

2/3 14:50

穂高岳から白馬岳までの北アルプスの山々。

2/3 14:39

餓鬼岳、立山、蓮華岳、そして雪煙で霞む劒岳（左から）。

2/3 14:50

登ってきた方向には蓼科山と北横岳（右）。蓼科山の左後方に後立山、右には頚城山塊。

2/3 14:42

浅間山とその左に黒斑山。更に左には根子岳と四阿山が見える。

2/3 14:31

西上州の山々。稲含山、赤縄久山、西御荷鉾山、東御荷鉾山（左から）。

2/3 14:43

三角形の御座山（左）とフラットな両神山。

2/3 14:31

奥秩父の山々。雪が目立つ金峰山とその左に朝日岳、北奥千丈岳、国師岳、更に左には甲武信岳。

2/3 15:25

東天狗岳からの下山の途中、稜線から見た稲子岳とニュウ。

2/3 15:29

中山と蓼科山。

2/3 15:45

稜線から眺めた槍穂。穂高岳には雪煙が舞っている。

2/3 15:43

劒岳もはっきり見えてきた。左から、立山、劒岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳。

2/3 16:01

宿泊する黒百合ヒュッテに帰着。この日の宿泊者は十数人だった。(土曜日は100人になることもあるそうだ)

2/3 17:03

黄昏の槍穂のスカイライン。

2/3 17:04

橙色に染まる御嶽山。

2/3 17:10

すりばち池越しに見る夕日に染まる天狗岳。

2/3 17:12

夕日に染まるエビのシッポ。

2/3 17:17

経ヶ岳の南に沈む夕日。

2/3 18:35

満天の星空に輝くオリオン座。

2/3 18:49

冬の大三角形も見ることができ感激。

2/4 5:14

翌朝午前4時20分、気温マイナス17度、再び天狗岳に向けて出発。

2/4 6:11

黎明の甲武信岳~金峰山の山並みを見ながら、東天狗岳を目指す。

2/4 6:26

東天狗岳の山頂が見えてきた。

2/4 6:42

東天狗の山頂から見た鳳凰三山と北岳。

2/4 6:44

早朝の黒斑山と浅間山。

2/4 6:46

紅色に染まる西天狗岳。紅天狗だ…！

2/4 6:47

赤岳に朝日が当たり始めた。。

2/4 6:52

朝日に輝く北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

2/4 6:55

西天狗へ向かう途中、コルから見上げた西天狗岳。

2/4 7:01

西天狗岳への登り。強風でシュカブラができ、トレースが消えている。

2/4 7:11

西天狗の山頂。後方左は中央アルプス、右は御嶽山。

2/4 7:11

西天狗岳からは横岳（左）も見える。

2/4 7:12

西天狗岳から見た東天狗岳と天狗岩。

2/4 7:14

中央アルプスの南駒ヶ岳、空木岳、檜尾岳、木曽駒ヶ岳（左から）。左手前に入笠山のスキー場も見える。

2/4 7:14

東天狗岳からは見えなかった御嶽山。左には経ヶ岳が見える。

2/4 7:14

たおやかな姿の乗鞍岳。

2/4 7:14

今日はクリアに見える奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、槍ヶ岳、そして常念岳（右）。

2/4 7:15

餓鬼岳、そして獅子岳、鬼岳、龍王岳の三山、立山、さらに劒岳（左から）。

2/4 7:15

後立山の山並み。左から爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五龍岳、唐松岳、鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。

2/4 7:15

西岳の岩峰群（中央）とその右に戸隠山、その奥に高妻山。

2/4 7:15

頚城山塊の山々。高妻山、焼山、火打山、妙高山（左から）。

2/4 7:12

朝の根子岳、四阿山、黒斑山、浅間山（左から）。

2/4 7:16

群馬の山々。航空母艦のような荒船山（中央）、その奥に妙義山、左奥に榛名山、中央奥に赤城山。

2/4 8:14

中山峠まで戻り、中山に向かう。

2/4 8:20

見晴台からの硫黄岳、東天狗岳と西天狗岳。

2/4 8:47

縞枯れの木々の中を登る。

2/4 8:57

木々に囲まれた中山の山頂。

2/4 9:04

遠く日光連山が見えた。白根山、太郎山、女峰山、男体山（左から）。男体山の手前には赤城山、更にその手前には妙義山・相馬岳、荒船山。

2/4 9:05

独特な山容ですぐ分かる天狗山。その手前にに男山。

2/4 9:09

中山からの硫黄岳と天狗岳。

2/4 9:44

黒百合ヒュッテに到着。土曜日なので、多くの登山者で賑わっていた。

2/4 12:15

登りと同じルートを下り、駐車場へ。ほぼ満車状態だった。

2/4 12:54

帰途、原村から眺めた八ヶ岳。左から西天狗岳、根石岳、箕冠山、峰の松目、横岳、赤岳、阿弥陀岳。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

ayanao

朝夕の山の写真を撮影するために、黒百合ヒュッテに泊まり天狗岳に登った。
天気は快晴だったが2日間とも稜線上は強風で、山頂での撮影は風と寒さとの戦いだった。しかし、それを忘れさせるような美しい山岳風景を眺め、数多くの写真を撮ることができた。
さらに夜は、オリオンや冬の大三角形などの星座を見ることもできた。
雪山の美しさと厳しさを味わった充実した山旅だった。