ニセ八ヶ岳こと、茅ヶ岳へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 761m
- 下り
- 750m
コースタイム
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:07
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
深田先生の終焉の地として知られ、ニセ八ヶ岳の異名を持ち、自分も以前中央道から見て、八ヶ岳と間違えた茅ヶ岳。一度は登ってみたいと思っていたが、千葉県から車で時間をかけて行くには、コースタイムが4時間弱と短い。それだけ時間をかけて行くなら、もっと長時間歩ける山をと思い、茅ヶ岳は、敬遠していた。
今回、自分の今のレベルで登れそうな雪山で、ノーマルタイヤで登山口までアクセスが楽な山を探していたら、茅ヶ岳にたどり着いた。標高差は760mと割とあるが、コースタイムが短く、標高も1704mで低いので、軽アイゼンとストックがあれば大丈夫だと考え決定した。
前日の天気予報では、日本海側は引き続き大雪だが、甲府、諏訪地方ともに晴れマークだった。朝の情報では、箱根方面で雪が降り、東名高速で一部通行止めになっていた。中央道は、八王子⇨大月辺りが雪が多かったが、笹子トンネルを抜けるとほとんどなかった。中央道から見て、南アルプスや八ヶ岳は綺麗に雪化粧しているのに、茅ヶ岳は、見た目には雪がなかった。かえって高尾山や奥多摩方面、丹沢へ行った方が雪があったんじゃないかと、少し後悔したほどである。
さて、登り始めると、前日そこそこに雪も降ったらしく、凍結もなく程よい量の雪もあり気持ち良く、連休だというのに人も少なく、ゆっくりと進めた。ただ、谷沿いは風こそないが底冷えがして、ネックウォーマーで耳、鼻、口をカバーした。
女岩を過ぎてからは、きつい登りが続き、運動不足の体には、堪えた。深田先生の石碑の前で黙祷を捧げ、更に岩の急登を進み振り返ると、見事な富士山がお目見えした、頑張ってきてよかった、そして、程なく山頂到着。
ガイドブックに載っていた通り、360度大パノラマが楽しめる、富士山、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父の山々。少し風があって、グローブをしてないと、指先がすぐ冷たくなってしまうが、バーナーでお湯を沸かし、山ヌードルと、コーヒーを楽しみ、1時間も過ごしてしまった。
帰りは、ピストンせず、アイゼンを着け、西側の尾根コースを降りてきたが、急な長い坂が続き、ヒザがガクガクになってしまった。登る前には、山頂で余裕があったら、金ヶ岳まで足を延ばそうかなどと考えていたが、とんでもない。なめていたわけではないが、茅ヶ岳だけで、いっぱいいっぱいでした。
雪の八ヶ岳や、南アルプスに行ってみたいと思っていましたが、夢のまた夢のようですね。でも、夏山の南アルプスや八ヶ岳には、日々のトレーニングを重ね、どんどん挑戦したいと思っています。
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