神坂山ー富士見台
- GPS
- 09:26
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 904m
- 下り
- 901m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上り・下りの尾根とも難路です。参考にしないでください。 |
写真
感想
毎年恒例の藪部冬山行き。今年はyama-takeさん(以降yamaさん)と神坂山尾根にアタックする事になりました。
神坂山は富士見台側から南側にある可愛らしい凸です。
そして富士見台は私にとって最高に思い出深い三年前の藪部、冬の北東尾根。
苦労してラッセルして、やっとの思いで辿り着いた山頂で登頂の喜びを仲間と分かち合う格別な感覚を味わったのです。
あの感動をもう一度・・・今回の神坂尾根にはそんな期待も抱きつつ向かいました。
尾根末端から取り付くと3年前より雪はずっと少ない。ラッセルと言うほどのこともなく高度を上げていきます。途中からスノーシューを履くものの、雪も凄く沈むこともないし・・・と思っていたのは私だけだったようで・・・yamaさんは結構ご苦労されていたようです。
先々週・今回と雪山をご一緒させていただいて思ったのですが、今までyamaさんは「雪が苦手らしい」と表現してきたことを訂正いたします。
yamaさんは「苦手」というより単に「沈むから大変!」と言う現象に苦慮しているワケで、雪が締って沈まないのだったら鼻歌まじりで歩けるはず!かな・・?どうでしょね。yamaさん(笑)
下りに選択した富士見台の北東尾根は3年前に散々苦労して登った尾根です。あの時は下りは御坂神社ルートを選択したので、今回行ってみよう!と言う事になったのですが、この藪部メンバーは大変な楽天家なのかも知れないです。「喉元過ぎれば・・・」と言う感じで、3年前のあの大変さは美化されていたのかも。。本当に下りも大変な尾根でした。
3年前nucchiさんが「こんな尾根降りたくない・・・」と呟いていましたが、その言葉が何度も思い出されました(笑)
そんな下り北東尾根は大変ではあったけど、そのお蔭で?周回できた充実感が増しました。
それに神坂山の牧場跡はとても素敵な場所で、お気に入りの場所がひとつ増えました。神坂神社ルートの途中にある牧柵や鉄製のステップ等がこの牧場の一部であったこともわかり、牛達が草を食んでいた往時を想像するのも楽しかったです。
ともあれ気になる尾根の周回を果たし、無事に帰って来れました。今回もyamaさんのおかげでまた思いで深い山行きが出来ました
山とyamaさんに感謝です。ありがとうございました☆
神坂山の北面に興味をもったのは確かですが、本当に行くことになるとは思いませんでした。
でもkokuzooさんが真剣に計画を立ててくれた。すなわち「登り1215.9pか、1346pのある尾根登り。下りはトウトク沢沿いから1181pのある林道へ戻り周回。登りは東尾根の方が雪が締まってそうな感じがするので・・・」と
当初土曜日の計画のところ、金曜日が雨だったので雪が落ち着くよう1日延ばそうとkokuzooさんの判断があり、素晴らしい好天にあたり大正解だった。
情報の無い尾根だが、笹が適度に埋まり、雪も多いわけではなくスノーシューも利いて好調だと思った。しかし、やがて・・・先行者が5僂らいの沈みでサクサク歩いているのに、20僂らい沈むのだ。それがエンエンと続く区間があった。足を出すのがコワくなった。どうせ次の一歩もまた沈むのだ、と。たまらず休憩を求める。
「kokuzooさんにはこの気持ちがわかるまい」なんて悪態をついてゴメンナサイ。悔しいから減量に挑戦するか、でも高校の頃から体重は変わっていないので絶対ムリムリ。(ちなみに体形は立派過ぎる中年型に変貌)
早くも半ベソかきながら歩くと、幸い緩くなり雪もやや締まって歩けるようになった。1530mのコブでは富士見台が近くに見え、行けるような気がしてきた。雪はしっかり締まり、広々した牧場跡・まわりの展望などに感激しながら、最後に急登して神坂山に着く。
はじめは富士見台まで往復したのち神坂山から別の尾根を下る計画だったが、どうも二人とも富士見台を越えて、あの尾根を下ることを気にかけていたようだ。3年前に苦労した富士見台北東尾根だ。すぐに決定。
富士見台に向かうと見える見える、頂上に10人以上、手前に頂上に向かう10人以上の列。あわせて35人の方々とすれ違った。
ちょうど山頂からみんな下りていったので、それっ!と北東尾根に足を踏み入れる。悪いことしているワケではないけど、十分に不審行動なので、ヒトが見ていない方が良いのだ。足跡はしっかり残しているけど。樹林のところまで進んで、風とヒト目を避けて休憩する。
3年前は深雪のなか良く登ったなぁ。急斜面が何カ所もある。あの時のたいへんさ、自分の不甲斐なさを思い出すなぁ。なるべく思い出さないように必死に下りていく。先行のkokuzooさんでもしばしば深みに足をとられている。下にいくほど笹にシューがひっかかることも増えていく。ワタシは後からついていくので、その様子を見ながら対応できているのだけど、なんせ重いもんでね、それなりに苦労です。ずっとkokuzooさんに先導してもらって申し訳ない気持ちもあるが、ヒトには得手不得手もあり、強いヒトと弱いヒトがあるので、これで良いのだ。今日も良くぞkokuzooさんについて行くことができたと自分をほめておこう。
尾根末端の急なヤセ尾根も無事通過して沢に着地、3度目は無いであろう北東尾根を終えた。横川集落には4回来たけど、もう来ることはないのだろうと思いながら、車であとにした。
力強いkokuzooさんのリードで、たいへん面白い周回ができました。ありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お二人さん、おはようございます。
ゴールデンコンビの雪山山行第二弾、楽しく拝見しました
写真やコメント見ている私は楽しかったのですが、実際に歩いているお二人にとってはとても大変そうで、やっぱり楽しんでいるのが、いかにも藪部スペシャリストですね
この辺りは、たまに訪れることもありますが、こんな風に縦横無尽に歩かれる藪部の方々の体力と知力と技術には、いつもビックリです
レコをご覧のみなさんへ・・・!
とても楽しそうなレコですが、このお二人は通常の登山者のレベルとはかけ離れていますので、このルートは一般の方には参考にならないと思いますよ
こんばんは。totokさん
totokさんも良く行かれる山域ですね
特に下りは大変苦労しましたが、終わって見ればお天気に恵まれた満足の山歩きでした
(あ・・・また喉元過ぎてる・・・(^_^; )
『縦横無尽に歩かれる体力と知力と技術』のお言葉はそのままtotokさんにお返しします
あるのは体力と根性位・・・いえ・・・それも怪しい
多分参考にする方はいないと思いますが、神坂山周辺は少し薮慣れした方なら冬は良いかも知れないですネ
北東尾根は・・・とてもオススメできません
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する