【まだまだ冬】明神平〜桧塚奥峰
- GPS
- 29:06
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
天候 | 11日 冬型 曇り時々雪 12日 若干ゆるみ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
四駆は行けるところまで、二駆はチェーンなしだと少し手前まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
明神平〜桧塚奥峰は地図読みが難しい箇所あり |
写真
感想
11日 のんびり雪山登山?
もともとは蒜山三山に行く予定だったが、寒気を伴う悪天に敢え無く明神平へ転身となる。
ゆっくりめに大宇陀の道の駅に集合し、現地に向かうとなかなかの雪の量。
林道も豊富に雪が積もっている。nampoさんのパサートはなんのそのだが、samoaのワゴンRはなかなか厳しく、最後のほうの登り坂で登れなくなる。
samoaとtentyoは車を置いて歩いて登る。20分くらいで車で入れる限界地点へ。
samoaが携帯を車に忘れたりして若干タイムロスしながら出発。
動くと暑く止まると寒いので、着衣調整がなかなか難しい中、登っていく。トレースはばっちりでわかんやスノーシューの出番はなし。
渡渉箇所にはフィックスロープなんかがあり、それを支えにしながら飛び石渡渉、3・4回渡渉があった。
滝を見送ったあたりから急斜になる。真っ白な樹氷が美しい中をえっちらおっちら登っていく。
スキーを背負って登っている人なんかもいた。
インナー手袋で登っていたnampoさんは手足が冷え寒そうだ。T町さんの毛のグローブを与えて事なきをえる。
そんなこんなで傾斜が緩くなってしばらく登ると明神平の小屋のところへ。
なかなか地吹雪があり寒い。小屋の横でスペースを見つけテントを立てるが、ジャンボなので風に煽られて少し苦労する。
寒い寒いとそそくさと立ったテントの中に滑り込む。
ジャンボといえ中に入るととても暖かい。
ペグうちや雪集めをtentyoがしてくれておお助かり。
暖かいものを飲んだりしてほっとひととき。もうビーコンをメルカリに売るとまでいっていたnampoさんも体が温まると元気が戻ってきたようだ。
nampoさんの持ってきた天狗の舞なんかを飲んだりしながら夜はT町さん作のキムチ鍋。キムチが激ウマでおいしい。ご飯まで食べたら体はぽかぽか。
いろんな話をしながら夜は更けていく。
12日 雪山闊歩きで桧塚奥峰へ
夜は特に寒くもなく、むしろテントから上半身出して涼むという夢を見るくらい暑かった・・・
ちなみにナチュゲで7時前くらいに目を覚ます。
朝ご飯はT橋さん作のチキンラーメン雑炊。するする食べれてなかなかおいしい。
テントの中では明るい気がしたものの外はガス。昨日よりかましといった感じだ。
今日はスノーシューやわかんを装着して、天気の様子を見ながらいけるところまでお行ってみることに。
昨日の人だろうかスキートレースのあともある。これだけ雪がふんだんにあったらスキーでもよかったかもしれない。
空は真っ白だが、木々の樹氷も白く、真っ白の世界が美しい。
ほどなく穂高明神に到着。のっぺりとした地形が多いので、しっかり地図読みをしながら進んでいく。
なんか久々の地図読みをしながら進んでいくのは面白い。
今回初めてわかんを使うnampoさんも足回りの軽さがきにいったようだ。
判官平手前くらいで、5人組の人たちに追い抜かれる。この辺を知り尽くしているようで、ささっと進んでいく。
そういえば、この辺りはヌタハラ谷を遡行したときに来たところ。地図を見て突き上げてきたコルを特定したりしながら進んでいく。
桧塚奥峰の手前に差し掛かったあたりで、空が一層明るくなり、青空が一瞬覗く。
これまでの白い世界も美しかったが、やはり白と青のコントラストには敵わない。
一瞬の晴れ間を楽しみながら最後のひと登りで桧塚奥峰。見覚えのある道標が迎えてくれた。
山頂で、5人組の方々と話をしていると1月の最強寒波のときに蒜山三山にいってたそうな。なんか不思議な偶然だ。あっちもあっちで地図読みが難しいとのころ。
そんなこんなでピークを後にする。トレースがばっちりついた帰り道は素晴らしく歩
きやすい。
明神平に戻ったくらいにも太陽が時折見えて、回復を期待するも結局最後まで晴れることはなかった。
それでも朝よりも視界があり、ようやく明神平の全貌を理解することができた。
なかなか多くに人たちで賑わっている。適当にテントを撤収して。あとは下るのみ。
あっという間に標高を下していき、慎重に渡渉をこなす。林道につくころにはなぜかまた雪が降り出してきた。
今回はシリ橇で滑るのが楽そうだ。ちょっとだるい林道を歩いて車のところまで。
帰りの温泉で地元のおばちゃんはこんなに積もることはなかなかないとおっしゃっていた。
明神平も雪の量としてはマックスくらいなのだろうか。
晩御飯に葛城のピサヌロークでタイ料理に舌鼓を打ち京都への帰路についた
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