二つの【雁ヶ腹摺】を登る【岩殿山〜雁ヶ腹摺山〜黒岳〜笹子雁ヶ腹摺山】
- GPS
- 20:24
- 距離
- 41.6km
- 登り
- 3,747m
- 下り
- 3,501m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 10:43
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 9:20
天候 | 一日目:曇り 二日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【岩殿山】からと記載しているが、山頂までは行かず、【稚児落とし】へ向かっている。道は全て一般道を使用。 北斜面は大概、雪orアイスバーンとなっていた |
写真
感想
この時期まだ未踏の山でさらに一泊したいと思い、地図を広げました。
3つほど候補が上がりましたが、その中の一つ【雁ヶ腹摺山】が良さそうです。
さらに厳冬期のルートを満喫するのに、多少なりとも手応えを感じる必要がある為、もう一つの【腹摺山】を繋いでみよう。
さらに、2015年に歩いた【笹子峠】まで繋いでしまおうと。
これで企画は成立です♪
今回はなるべく装備を軽くするために一週間前から装備を見直しました。
それでも17.5Kℊ。う〜ん・・・
【岩殿山登山口】をスタート
しかし、今回は【岩殿山頂】へは行きません。途中で【稚児落とし】方面へ。
この場所、テレビで放送されて以来、ずっと行きたい場所でした。
現地に来ると・・・高度感スゴイですね。
しばらく写真撮影をして時間が過ぎていきました。
さて登山に戻る。
以前から気になっていた名前【セーメーバン】を通過し、【大垈山】、【姥子山】手前の林道を突っ切って、【雁ヶ腹摺山】へ。
当日、先行者がいたようで、真新しいトレースが残されていました。
山頂を後に【大峠】へ
下りは枯葉&土の道と雪&アイスバーンの道でもっとも使いやすい『チェーンスパイク』は家の引き出しの中。
『軽アイゼン』を使う間でもないとゆっくりと下山。この土も曲者で、融けた雪跡は乗るとツルっと地崩れのごとく滑って行き、斜面へと落ちそうになります。
残った雪を選んで降って【大峠】に。
ここから雪の斜面を400ⅿ登り返します。
稜線手前の所から膝下〜膝ほどのラッセルになり、疲れた身体に追い打ちをかけます。
ようやく【大菩薩連嶺】稜線に出ると、ここからはトレースがしっかりと着いていました。
今回のルート最高峰【黒岳】に着き、【白谷ノ丸】そして日没前に【湯ノ沢峠避難小屋】に到着。
この避難小屋。全国的にも珍しい電気が通った小屋で、ブレーカONで部屋が明るく♪快適な小屋でした。
翌朝、小屋の扉を開けると・・・積雪で一面白一色。約7〜8僂曚廟僂發辰燭茲Δ澄
シカ柵を越え、その先はトレース痕も無い暴風の稜線でした。
雪煙を上げる道は前進あるのみ。
晴れていて景色は良いのですが・・・
このルートは常に【富士山】を見ながら進めるので、前回お気に入りのルートとなりました。
【ハマイバ丸】、【大谷ヶ丸】【大鹿山】。
これから先は初めて通ります。
【大鹿峠】へ降り、【お坊山】へ一気に登り返す。
この先で二人の登山者とすれ違う。
【東峰】に寄ったあと【お坊山】到着。
この山頂は良い展望台でした。【南アルプス】はもちろん【八ヶ岳】もしっかりと。
最後のピーク【笹子雁ヶ腹摺山】へ。
【米沢山】の下りが岩場でさらに所々アイスが着き、慎重に降る。
最後の急登を登りようやく【笹子雁ヶ腹摺山】到達。
ここでも休憩を採って【笹子峠】へ降る。
【笹子隧道】からはアスファルト道を降り、途中で国20号を車で運転してるとき気になっていた【矢立の杉】へ行ってみた。
下山はこのルートで降って行く。
民家に出た時、ようやく終わったなぁと、嬉しさと寂しさがこみ上げてきた。
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