早春の丹沢〜箱根足跡繋ぎの旅Part. 3(玄倉〜秦野峠分岐〜大野山〜山北駅)


- GPS
- 05:14
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 834m
- 下り
- 1,050m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:16
天候 | 晴れ後時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)JR御殿場線山北駅帰着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
神縄トンネル上から秦野峠分岐までの区間、最初はザレた急斜面少しあり(ロープ等あり)。後半は落ち葉等でやや方向分かりにくい箇所あるものの、要所に案内標示あり、境界標識を拾っていけば問題なし。 下山路の地蔵岩コース、旧共和小学校の先に歩行者専用の近道(舗装)あり。傾斜は急ですが、山北駅までショートカットできます。 |
その他周辺情報 | 山北駅前に町営健康福祉センター「さくらの湯」あり。21:00まで営業、大人2時間400円、露天風呂・休憩室あり。(アルコール販売はありません…〈涙〉) |
写真
装備
備考 | 水分消費量:ペットボトル500ml(約半分消費)、水約500ml(昼食用)、ガッツギア1本 |
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感想
先週の6日間にわたる米出張ですっかり米東部時間に順応してしまった体内時計を一気にリセットすべく、宿願の足跡繋ぎを兼ね、日曜午前の好天予報を頼りに未明から西丹沢に出撃。スタートは前回ゴール地点の玄倉バス停です。
朝の始発バス乗車のハイカーの多くは、西丹沢自然教室やユーシン方面へ向かい、小生一人が虚しく神縄トンネルまでバス道路を戻ります。何の因果でこのような「修行」を…と自問自答しながら、トンネル手前の登山口(コース入口は前回ツアーで下見済み)には意外とアッサリ到着、丹沢湖畔からの富士の展望もバッチリ。山頂からの好展望を期待しつつ、結構急なザレた斜面をバリバリ登っていきます。
秦野峠分岐には、峠方面の案内標識はありませんが、入口の100m程を歩いた限りでは、そこそこ踏まれた良いルートと見受けられました。標識に沿って尾根道の細かいアップダウンを越えていくと、やがて工事用のモノレールが現れ、立派な林道に合流。登っていくうちに道は舗装となり、何やら下界に引き戻される心境に。一気に四周の展望の開けるイヌクビリでは、観光ツアー風のマイカー客も現れ、折角の「はるばる歩いてきたぞ〜」感も若干薄れます。
程なく、親子連れや若者パーティで賑わう広々した大野山頂到着。吹きわたる風は意外に冷たく、日向のベンチでお湯を沸かし、登りで脱いだセーターを着込みます。今日は午後から天気下り坂、お楽しみの富士山もすっぽり頭を雲の中に隠してますが、前回一端を歩いた丹沢〜道志主稜の山々の展望はバッチリ。だいぶ雪も融けた様子に、近づく春を予感しながら、昼前に下山開始。東京マラソンの主力はもうゴールした頃合いでしょうか…。
帰路はマイカーの行き来する林道をパス、出だし急ながら眺めと雰囲気の良い地蔵岩コースを選択。途中、中国系らしき母娘連れのお二人とスライド。どうりで、下りの要所には英語の案内標示もあり、東アジアにも広く人気?の山であることが窺えます。やがて登山路は林道に合流、炭焼き窯の横を通り、廃校となった旧共和小学校の脇からは有り難い歩行者専用の近道も出現。快調に下り、東名高速の下を潜るあたりでスマホも受信圏内に。義弟が東京マラソンの20km地点を2時間で通過、など最新情報のメール受信するうち、思わずホッコリするカフェのオブジェ&予告看板が出現。「お疲れさま。トイレ休憩だけでもどうぞ」の優しいメッセージにホロッと誘われ、お店に入ってみると、地元の特産などお土産品も並んでます。登山靴やトイレの消臭にもピッタリ、と炭と檜のセットを購入、下山後に見学を目論んでいた松田の早咲き桜まつりの様子もオーナーに聞いてみると、先週満開になったものの、相次ぐ「春の嵐」来襲でかなり散ってしまった由。残念ですが、満開の桜は4月の本番を楽しみにすることに。
やがて道は国道246号沿いのトンネルを抜け、樋口橋の交差点でついに昨年末の乙女峠〜金時山からの足跡とクロス。つまり、小生の足跡が瑞牆山の麓から、箱根湯本まで無事繋がったことになります。いよいよ太平洋も目前ですが、今後は雪解けを待って、未踏・空白区間の多く残っている長野県内の赤線繋ぎに精を出す必要がありそうです。ということで、足取りも軽く、予定よりもかなり早い時刻にゴール地点の山北駅到着。折角なので、駅のすぐ裏手、大野山先達のヤマレコ記事でもチェック済みの町営日帰り温泉「さくらの湯」でホッコリ入浴・休憩。(ちょうどこの日は「風呂(26)の日」ということで、次回の平日限定入浴割引券をいただきました…。)
すっかり身体も温まったので、松田の桜祭りはあっさり諦め、新松田駅でお楽しみのビールを調達。駅の待ち時間にプシュッとやりながらスマホチェックすると、我が義弟は東京マラソンを無事5時間弱で完走した由。小生の本日の15km・実質4時間強の山歩きはこれよりだいぶ遅いペースですが、東京マラソンではコース改善も奏功して男女共に優勝者が国内最高タイムとのこと。ゴールした市民ランナーの充足感に満ちた晴れ晴れした表情を見るに付け、名山巡りと足跡繋ぎが一段落したら、久しぶりのフルマラソンも悪くないな、などと思いの拡がった日曜の午後でありました…。
(追記:翌日の今日<2/27>は朝からしっかり両脚が筋肉痛で、フル挑戦にはまだまだ修行が足りませんが…。)
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