不忘山東尾根、下界は晴天でも山頂は冬。
- GPS
- 04:07
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 575m
- 下り
- 841m
コースタイム
天候 | 晴、稜線上部は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし、雪は適度に締っている。リフトトップ出発から下山までスノーシュー使用。 |
写真
感想
今週はてんくらでは蔵王南部はCなのだが、冬型の気圧配置がゆるむらしいし、日曜の気圧配置予報が日本付近がほぼ平坦になっているので、悪い天候にはならないだろうと考えていた。確かに標高1500m以下では晴天だったのだが、東尾根の上部は強風で眺望も良くはなかった。やはり、やや低い1500m以下の山にしておけば良かったかな。今回はてんくらが正しかったようだ。今日は東京から友人が来て、久しぶりに2人の山行である。
今日は仙台では早朝から快晴、泉ヶ岳、大東岳はきれいに見えていた。白石に近づくと、不忘山、屏風岳は雲が架かっている。道路、駐車場も雪はなし。スキー場は営業中、9時20分頃に着いたので、スキー客が大部分だが駐車場は200台ほど。今日は第3リフト側から登ってみようと、先ずファミリーリフト、次いで第3リフトでリフトトップまで上がる(リフト1回券2枚700円)。リフトトップのすぐ上から樹林帯に入るが、この時点ではトレースはなし。それ程ではないが、やや潜るのでスノーシューを付ける、友人はワカン。第2リフトからの開けたアザレア平と異なり、こちら側は樹林帯を高みに登っていく。時々ピンクテープを確認しながら、木の間を縫って緩い登りを進む。徐々に尾根がはっきりしてきて、東尾根に近づいていく。途中、スキーの方に抜かれる。不忘山東尾根の1362Pに近づくと登りは急になってくる。尾根に出ると水引入道、馬ノ神岳が見えてくる。屏風岳は雲の中で見えない。尾根は左側が開け、右は潅木帯である。稜線では風が強く、霧氷も発達している。一つ登りつめると、カエル岩が見えるが山頂はまだ見えない。もう一つ登りつめると不忘山山頂が見えてくる。やや細い尾根を辿り稜線に近づくと、かなりの強風である。山頂に着くが、山頂周辺は凍り着き、岩にはエビのしっぽも。
不忘山山頂からの屏風岳方面の眺望は全くなく、雲の中である。これは残念である。強風で、上空は時々青空が見えるし、水引入道や馬ノ神岳は見えている。今日は‐5 ~10℃、風速15mといったところか。少しだけ冬山の気分である。少し休んで、下りに向う。スノーシューのまま下ったが、稜線から東尾根の接続の辺りは、本当はアイゼンの方が良かったと思う。東尾根に入ると、時々強風で雪煙があがるが、幅広い雪面を気持ちよく下る。第3リフトトップからは左のゲレンデの左端を下る。ここのゲレンデはスキーヤーはあまり多くない。そのままセンターハウスに到着。下山の届けをして今日の山行は終了。今日出会った登山者は2名とスキーで下る方4名。今日は、日差しの中の雪山歩き、山頂付近では、冬の厳しさと、短くはあったが、少しだけ冬山の気分を味わった。
コメント
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こんばんは〜
平地の天気予報を見て、てんくら見て、天気図の気圧配置を見て・・・
「日本付近がほぼ平坦になっていた」ので、私もそれほどは崩れないのではと予測して、刈田岳を目指しましたが、蔵王のような標高の高い山はやはり難しいですね。
週末になるとまた天気予報とにらめっこ、kyen さんもですか〜〜 (#^.^#)
これからは、残雪の山とお花の里山、どっちに行こうか悩ましい季節ですね。
minkさん、コメント有難うございます。
不忘山は前の週の日曜と同じような天候でした。確かに蔵王の上の方は天候の判断が難しいですね。昨年お会いした秋の屏風岳−ろうづめ平も、そんな感じでしたね。紅葉は素晴らしかったですが。
次週は行くことができませんが、天気はいつも気になります。花の山もいいのですが、どちらかと言うと5月まで残雪を追っていますが、今年はどうでしょうか。
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