巻き道にまんまとまかれて陣馬山
- GPS
- 05:18
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 732m
- 下り
- 721m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。 |
その他周辺情報 | 登山後に「夕やけ小やけふれあいの里」の「おおるりの家」で入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
カメラ
|
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感想
WBC盛り上がってますけど、オープン戦もまっさかり。
今年の本格始動を前にワタシらも軽くオープン戦ってことで、師範代と朝7時半に府中本町の駅で待ち合わせ・・・って、改札出てそのまま人の流れにしたがっていくと、なんだか大きな屋根と巨大なテレビのある芝生の生えた開放的な場所をスラリとした馬が走ってるところがあるんですけど・・・どうも待ち合わせはそこと違うらしくて・・・あははは。今日はその馬ぢゃなくて違う馬を見に行くようで、師範代のスーパーカーは陣馬高原下をめざして快調に発進。
歌では「右に見える競馬場」も今日はスタート地点。中央フリーウェイ経由で陣馬高原下に8時頃到着。バス停隣の民間駐車場1日800円はまだ余裕。お代は「前の家へ。先払い」ってことでポストに入れて、ちゃちゃっと支度して、さあ出発。
最初に来たときは陣馬山直行コースだったので和田峠方面に向かう林道を行きましたが、今回はまず明王峠を目指します。
しばらく沢に沿った林道を進み、林道の終点からいよいよ登り。
決してユルユルな道じゃなくて、そこそこ急な登りだったように思いますが、朝イチの元気とシゴト関係のハナシが盛り上がったので、何だかあっという間に底沢峠の稜線に出てしまいました。まあ、師範代もワタシも同じシゴトをずーーーっとやっていて、また、決算間近の時期というのもあって、これまたいつもと同じハナシになっちゃいますが、ウダウダ言いながら歩いていると、気がついたら稜線。おしゃべりしながら登って来たということは、ホントはそんなにキツい登りじゃなかったんですかね。
稜線に出て、右に進み、まずは明王峠へ。朝、府中を出発したときは曇りがちでそんなにお天気は期待できないかなと思っていましたが、いやいや、春めいてすこし霞んだような感じですが、今日もフジサン見えました。
開店前の茶店の前で小休止。まわりには先生に引率された小学生たち。先生も大変ですね。休みの日に。どういうイベントかわかりませんが、先生の中には「山登りはちょっとシンドイのでかんにん・・・」という先生もいるんでしょうがねえ。まあ、去年の夏、立山で小学生の引率していた先生もいましたからね、富山県のセンセイでなくてラッキーかもね。
さて、このまま陣馬山に向かうとちょっと物足りないので、ここは反対方向の景信山方面に向かい、堂所山まで行ってみようってことで、来た道を戻ります。おしなべてなだらかで広い稜線上の道、林の中あり、開けた明るい道ありで、とっても快適です。そんな道を30分ほど歩いて堂所山に到着。そんなに展望があるわけではありませんが北側が開けてます。
さて、大モンダイはここから。今回もやらかしちゃいました。
師範代「この先で巻き道と合流するハズだから、巻き道経由で戻りましょ」
すたんとん「ぢゃあ、そうしましょ」
ということで頂上から先に進みました。・・・・ちゃんとした道ですが、しばらく行っても巻き道、見当たりません。
もう少し行きます。師範代、地図を取り出す。「道、あると思うんですけど・・・」
もう少し行きます。反対側から2人組の登山者。
師範代「この手前に巻き道ありましたか?」
登山者「いやー、なかったような・・・。気がつきませんでしたけどね。」
もう少し行きます。巻き道があるなら、下のほうに見えてもいいんですが、その気配ナシ。
師範代「もう3分先に行ってみましょうか」・・・やっぱり巻き道ありません。
代わりになにやらあまり登山道っぽくない踏み跡を指し示すカンバンがありましたけど・・・
ここで、すたんとん、タブレットの電源ON。
しばらく立ち上がりまでの時間があって、ようやく画面に地図と歩いてきた軌跡がぼんやりと・・・
ゲッ、ここ、どこや?赤い軌跡が指し示すのは、景信山方面じゃなくて北高尾方面のルート上。
えーっ、うっそー、ちゃんとした登山道に立ってるけど、キブンは遭難キブン。
どうも堂所山の山頂から降りる道がすでに間違ってたようで、「巻き道、巻き道」と巻き道を捜索していたわれわれは、まんまと「巻き道にまかれた」ようです。
あははは。
でも、頂上から降りる道はひとつしかなかったように思うのにねえ。どこでどうやって見落としたんでしょうねえ。
それにしてもタブレットの地形図+GPS、さすがです。画面見たとたんに「ゲッ」ですからね。
まあ、便利なもんができました。長生きはするもんです。
ということで、そこから引き返して再び堂所山山頂経由で元の道へ。
いやいや、まあ、いろいろやらかしますねえ。
稜線上の道はあいかわらず快適快適。堂所山から底沢峠、明王峠、奈良子峠を経由していよいよ陣馬山11時半に到着。いい天気で風も穏やか、広い頂上にはたくさんの人、人、人。
ワタシ2回目ですけど、前もこんなに広かったかなあ。茶店が3つもあり、富士山をみながら、都心方面をみながらお昼です。せっかくですから、師範代もオススメの名物けんちん汁550円、いただきました。
本日、ぢつはこのあと夕方、渋谷で用事アリのため、コンロは持たず、代わりに魔法瓶にコーヒーを持参。だんだん春らしくなってきて少し霞んだ富士山をみながらコーヒーをいただきます。いやいや、最高です。
360度広がる景色を堪能したあと頂上すぐ下の道を下山。前回はこっちから登って来ましたが、木の根っこがたくさん這っている尾根上の急坂です。木の根っこに乗っかって滑らないように慎重に下りていきます。けっこう急です。登って来た道のほうがずっとラクです。
根っこの道を40分ほどで和田峠からの林道に合流。そのまま10分ほど歩いてゴール。バス停の前で運転手さんが待ってたようですが、すみません、乗りません。でも今日は臨時便がたくさん出ていたようで、帰りに3台くらいたて続けにすれ違いました。たしかに山頂のあの賑わいだとそれくらい必要かも。
今日の帰りのお風呂は車ですこし下ったところにある「夕やけ小やけふれあいの里」の「おおるりの家」のお風呂、500円。温泉ではないようですが、明るくてきれいなお風呂でした。
で、そこで発見、懐かしいというかおぞましいというか、フクザツな一品
「ケロリンの風呂おけ」
学生時代の合唱団の新歓コンパは山奥のお寺が経営するユースホステル。なのに酒OK、夜通し放歌OKのユルユル・ホステル。新入生、順番に自己紹介して、センパイが酒を注ぎに来ます。最初は湯飲みでおとなしくスタートですが・・・・途中からはだれかが風呂から持ってきた「ケロリン」の風呂おけ。さすがにコレでは意識不明者?続出。たまに体温が低くなる者が出ますが、そこは大丈夫、ここには医学部の学生がいる・・・と思ったら、「かんにん、解剖実習はやったけど、まだ生きた患者、診たことないんや。とりあえずカラダこすって暖めましょか」って。あははは、そんな医学部生も今やみなさんホントに立派なセンセばかりですよ。
ということで、ゴールした時、靴を脱ごうとしたら、ウッ、ンー、ぐぉ〜・・・つったー。木の根っこの下山道がきいたのか久しぶりにこのカイカン?も戻って来てオープン戦、無事終了。お疲れさまでした。
都心では春めいた日の間隔が次第に短くなり、桜の開花が待たれる季節になって
きました。 冬眠から目覚めるクマのごとく、2017年シーズンの始動に向けた
ウォミーングアップをするべく、府中本町でStantonと待ち合わせ、中央道〜圏央道
を経由し、陣馬高原下からの半日ハイキングへと相成りました。
(陣馬高原下〜稜線(明王峠))
約40分で400mの標高差を登る「明王林道コース」は、適度に急峻で足慣らしの
トレーニングにはぴったしのルートです。 息が上がる事もなく、会話を楽しみ
ながら着々と高度をあげていきます。 前日の宴会の話、趣味の鉄道の話、果ては
共通の仕事である経理処理!の話まで、個人的には「工事進行基準」の議論を交わ
しながらの登坂は、生まれて初めての経験となりました!
うっすらと汗がにじむ程度の時間が経過し、稜線からの視界が開けて、「アレッ!
着いちゃった(*_*)」とベンチのある明王峠からは、春霞をまとった富士山、その
遠方に南アルプス(悪沢岳)の真っ白い冠雪が出迎えてくれました。
(来てよかったナ)
(明王峠〜堂所山〜明王峠〜陣馬山)
時間の関係上 景信山までのピストンは諦め、堂所山まで30分程のプチ縦走です。
堂所山頂からは、北方奥多摩方の山並みが開けています。
(堂所山 道迷い遭難事件)
思い込みとは恐ろしいものです(>_<)
「高尾〜陣馬間で道に迷うヤツなどいるのか?」と言われそうですが、堂所山頂
にて「高尾方面へちょこっと下り、巻道を折り返して陣馬方面へ向かおう」と
広めで明るい道に進んだ2人の中年男性は「なんかヘン?」「こんなに人が少な
いってアリ?」と言いつつ、縦走ルートをはずれ約20分間北高尾山稜縦走ルート
をひたすら下山していたのです!
Stantonの持ってきたGPS情報に助けられ「ナニッ!」、猛省をしつつ2度目の
堂所山頂登頂となりました。
あのまま行っていたら、夕焼け小焼けの里への長〜いルート、どこに巻道はあった
のでしょうか?(;_;) 次回確かめに行ってみます。
(ここで教訓)
仝た目が一番広そうな道=自分が行きたい道と思ってはならない。
◆崛阿貌化蟷慨いた事あるよ!」=この言葉はまったくアテにはならない。
「なんかヘンだけど、もうちょっと先まで行ってみよう」=なんかヘンの
時点で元の場所に引き返すべき。
ご道の入口は、向かう方向によりまったく違って見える。
↑読んでくれた方へ 頭の片隅へ置いておいて下さい。
(堂所山〜山王峠〜陣馬山)
広くて明るい気持ちのよい縦走路です。次第に右手方面に陣馬山山頂の広場が
迫ってくると、最後の登り階段、と同時に大展望が目に飛び込んできます。
再びの富士山、南アルプス、丹沢に加えて、奥秩父、奥多摩、都心、多摩地区
と高尾山域の最高峰に相応しい展望と言えます。
「山岳グルメ」にも紹介されていた頂上直下に建つ清水小屋のけんちん汁で
体を温めつつ、Stantonと2人「反省会」をするかと思いきや、すっかり
心地よい一時を満喫している中年男性(約2名)がそこにおりました(^^♪
(陣馬高原下〜陣馬高原下)
陣馬新道コースを選び、直接高原下まで約50分の下山ルートです。
効率の良いルートですが、木の根がせり出した急な下りが続きますので、足の
引っ掛けと膝の負担には注意をして下山して下さい。
(まとめ)
行き慣れているつもりでいた陣馬山ですが、思わぬ落とし穴がありました。
「高尾〜陣馬山だからよかった」と言えるかも知れません。
ヤマレコのネタにするなど「不謹慎」な事は止めて、ちゃんと反省しています。
ハイ(;_;)/~~~
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