霊仙山
- GPS
- 06:12
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,002m
天候 | 曇・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
連れられて登ったグループ登山や、ドライブ途中の散策などを除けば、始めての本格的な登山。
一応、一通りの道具は揃えてみた。
当初、鍋尻山、霊仙山、伊吹山とステップアップしようと思っていたが、
鍋尻山は、足場が悪いとか鹿の糞が多いとかで、あまり登る気が起きなかったのでスキップし、
霊仙山を落合集落から周遊することにした。
数日前に降雪があったようだが、登山口辺りの積雪は消えていた。
早速歩き始めるが、谷沿いの登山路の陰湿な雰囲気がちょっと怖く、何度か後ろを振り返る。
汗ふき峠を過ぎてからは落葉樹林の尾根歩きで、明るい雰囲気に安堵する。
雪解け水で足場が悪い区間を抜けると、登山道が雪混じりになってきて楽しい。
もともと天候は良くなかったが、経塚山から三角点へ向かうあたりから、
雨が降り始め、風も強くなり、ガスもうっすらと流れてきて、非常に心細い。
登り返しも登山道が不明瞭で、道を間違ったのかと不安になる。
三角点へはたどりついたものの、ガスのため展望はない。
そそくさと最高点へ向かうが、どうも雰囲気がおかしい。
コンパスで方向確認してみると、あさっての方向に歩いていることが判明。
こんな短い距離で道を迷えることに驚く。
その後は慎重に歩いて、無事最高点に到達したが、相変わらず展望は得られず。
最高点からは西南尾根で下山するつもりだが、
このルートは地形図に載っておらず、なんとなくのルートしか分からない。
尾根上はこれまでよりも雪が深く、プチラッセルをしてみたり、踏み抜いてみたりと、新鮮な感覚を楽しめた。
ところで、山に登る目的の一つが、山でラーメンを食べることだったので、
これを果たせずに下山するわけにはいかない。
頂上では悪天のため見送ったが、ここにきて天候が落ち着いてきたので、適当な場所でお店を広げる。
事前に、家での予行演習はしていたが、やはり現場では勝手が違う。
炎が見えず、火力調節は音頼りだし、風と寒さとでなかなか沸かない。
出来上がるころには体が冷え切ってしまったが、それだけに暖かいラーメンは本当においしい。
再び下山を開始してしばらくすると、標高が下がったからなのかガスは消えた。
展望が得られる場所から、地形図と実際の地形を見比べてみるが、
そもそもルートが正確に分かっていないのが、一番の問題だ。
ドロドロの急斜面を苦労して降りたあたりから、だんだんとルートが不明瞭になる。
しばらくして明確な登山道に出合うが、これが目的の登山道なのかよく分からない。
どこかには繋がっているだろうと、再び降り始めた雨の中を歩き続けて、
今畑の集落跡に出合ってようやく安心することができた。
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