藤原岳(孫太尾根)
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- GPS
- 09:10
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,048m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
孫太尾根ルート 最近結構整備されているということですが、それでもかなりの難路でした。 破線ルート。 痩せ尾根、崖、急登、浮石地帯あり、踏み跡薄い場所有、落石・滑落注意。 大貝戸ルート 危険箇所特になし。 調子に乗ってショートカットすると変な道に出たりするので注意。 |
その他周辺情報 | セツブンソウの群生地を教えていただきました。 (公開しません。) |
写真
感想
※孫太尾根は破線ルートです。一応難路となっております。私は以前を知らないですが、以前よりは登山道は整備されているようです。
ピークの表示(手書き)以外の表示は一切ありません。
結構危ない場所あります。
痩せ尾根、崖急斜面の浮石、踏み跡薄い道…あります。
※貴重なお花があり、場所は公開しません〜。
本日は久しぶりにソロで出かけたい気分でした。
昨日のお山はそれほど距離もなかったし、先週色々とあってってのもあり、伊吹山以降目標を見失い気が抜けてしまったのか、ちょっとガッツリと行きたい気分だった。時々こんな、「クタクタになる程歩きたい〜」的なものが私を襲います(笑)
入道の残雪期に行きたいと思ってた井戸谷ルートに福寿草の便りが。
よし!入道行くぞ!と思うがなんだかなあ。気が乗らない。
そんな時、フォロワーさんの記録を見てて、どうしても孫太尾根に挑戦して見たくなった(笑)去年の春に行きたいと思って居たが行けなかった。行けなかったのは都合が悪いのもあったが自信もなかった。
地図読みもだいぶ慣れてきたし、体力も去年よりは付いてきたんじゃないかな?まっ、ダメなら途中で引き返そう〜。
そんなわけで今回孫太尾根に決めた。
運良く今回もまた息子が登山口まで乗せてってくれた。
地形図による孫太尾根はとてもわかりやすい。尾根を外さなければいいだけなのだ。逆に言えば尾根の両側は深く切れ落ちて居て、尾根を外したら数百メートル下に落ちてしまうのでは??。痩せ尾根通過はドキドキ。
何かあってはいけないので慎重に、慎重に歩く。
でもソロって心が折れやすい(笑)
何度も引き返そうかと思っていた。(笑)
同じルートを歩いていた三重の老人会の皆さん(全員70歳以上!!)を追い越したり追い越されたり(笑)途中でお菓子いただいたり励まされたり(笑)
それがなかったらやっぱり途中で引き返してたかな。
ソロは好きだけど、心が折れるときついよね(笑)
時々、踏み跡がわかりにくくなったり、妙に整備された道があったり。
そして登るにつれてどんどん雪が増えてくる。
まあ道がわかりにくなっても尾根を忠実に守っていれば安心。ちょっと外してしまったところがある、軌道修正して尾根を忠実に歩くが、滑って転び慌ててアイゼンを履く。思いっきりお尻に泥付けたけど、不思議なことに帰りには綺麗に落ちていた。ファイントラックだから?
今回特に大変だったのは山頂直下の激登りです。
ここまで来たらもう引き返せなくなっていた!高度感がハンパなく、足がすくんで緊張感が続いた。足を踏み外したら…と思うとゾーっと。
もちろん踏み抜きもあり。岩の間が空洞なんですね。
そこは雪のあるところと岩がむき出しのところが混じった場所。もしもここ全く雪がなかったら急斜面の浮石ゴロゴロの場所だと思う〜。
なるべく雪が接着剤のように張り付いている場所を慎重に選んで通過。多分、ここは私は雪がなければ登れなかったと思う。想像するだけでぞーっとする。
それでも憧れの孫田尾根は、最高でした(^^)
お花はまだちょっと早かったようです。
セツブンソウだけは今が旬でした。福寿草は孫太尾根では一つしか見つけられなかった。
藤原の山頂が見えた時、本当にホッとした〜。
山頂は雪は減っているけどまだまだ充分雪遊びできます。
今日は本気モードの為(笑)ヒップソリもワカンも置いてきてしまったけど、ワカンで遊びたかったなー。
下山は大貝戸へ。無事下山できて整備されたルートを下りながら心からホッとしたんだ〜(笑)
電車の時間が少しあったので、ある方から教えて頂いたセツブンソウの群生地に寄りました。残念ながら、地元の方もあまり話してほしくないとのことですので、私もお口にチャックさせていただきます〜m(__)m
長いけど、次回の為に孫太尾根のルートの詳細を記録しときます。↓
★登山口→丸山(651)
登山口にポストありません。
最初は樹林帯。痩せ尾根注意。崖多し。時々踏み跡がわかりにくくなるがコンパスを合わせて尾根を外さないように歩く。
丸山の登山道付近にはセツブンソウが咲いているが小さくて気づかないので踏まないように足元注意。
★丸山→草木(834)
眺望の良い尾根歩き。雪が増えてくる。お花を色々楽しむのなら(山頂直下のフクジュソウ群生を諦めれば…)
丸山まででもいいかなと思う。
ちょっと足を延ばして草木で引き返す人もいる。私も花目的なら次回はここで引き返すかも。
★草木→多志田山(965)
急に雪が増える。聳え立つ藤原岳山頂が見えてくる。
踏み跡は不明瞭。(雪があったのでトレースはあった)
踏み跡を辿って行くと尾根を外してしまうことがあるので注意。(今回気づいたら尾根を外しかけてたので戻っている)
斜度が結構きついため、尾根を外すと尾根に乗るまでに非常にきついので(笑)あくまでも尾根に忠実で歩くこと。
★多志田山→藤原岳山頂
非常に注意が必要な難路です。
足場が不安定な急斜面。右側は切れ落ちていて雪が崩れ落ちる音が一層恐怖をあおる。
雪の無い場所はほとんどゴロゴロの浮石なので足場をしっかり確認しながら登る。
そして落石しないように慎重に。
また粘土質なので滑らないよう注意も必要。
登るほど、鋭角になってくるので絶対に落ちないようにゆっくりと行動する。
(お花のシーズンは雪が無いと思うのでここではより慎重な行動が必要ですとくに落石注意でしょう)
ピストンでここを下山する人がいたけどかなりの急斜面なので下山はもっと難しいと思う。滑落注意。
雪が無く、気持ちに余裕があればもしかしたらもう少し足場の良い場所があるのかもしれない。
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