飯縄山【大パノラマの北信の名山】

2017年03月18日(土) [日帰り]

• GPS: 04:29
• 距離: 8.4km
• 登り: 850m
• 下り: 852m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:26
• 休憩: 1:04
• 合計: 4:30

距離 8.4km 登り 852m 下り 852m

7:25 スタート地点
7:38 7:43 一ノ鳥居登山口
8:35 8:36 駒つなぎ場
9:20 9:22 南・西登山道分岐
9:29 9:31 飯縄山南峰
9:46 10:28 飯縄山
10:37 10:45 飯縄山南峰
10:52 南・西登山道分岐
11:14 11:15 駒つなぎ場
11:36 11:39 一ノ鳥居登山口
11:55 ゴール地点

天候

晴れ！時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

☆アクセス、駐車場
▽一ノ鳥居苑地駐車場
・長野ICから、七曲・バードライン経由で21km。本日は凍結等ありませんでしたが、GW頃まではスタッドレスの方がいいと思います（事実、翌日早朝に奥社までドライブしましたが、吹雪でした（写真参照））
・無料で60台ほど停められる広大な駐車場
・本日は7時時点で先行1台のみ。12時前帰着時で15台ほど。この時期満車になる事はないと思います
・一ノ鳥居苑地から登山口の鳥居までは15分ほど。登山口にも数台のスペースはありますが、駐車自粛要請看板も出ているのでやめた方がいいでしょう

コース状況／危険箇所等

☆道の状況（2017年3月18日現在）
※この時期、状況は一日で一変します。以下はあくまで参考程度にお願いします
▽一ノ鳥居苑地⇆登山口
・舗装路を歩きますが微妙な登り
・正面に飯縄山南峰が聳え、気分が高まります
・舗装路左手の森の中も歩いて行けそうな感じですが、途中別荘地があるので侵入しないように注意
▽登山口⇆駒つなぎの場
・雪は固く締まっており、最初からアイゼンを付けました
・スノーシューも持参しましたが、重りになっただけです
・一不動明王から十一阿閦如来までが適度な間隔で祀られています
・誕生月の石仏と一緒に写真を撮るといい事があるかも
▽駒つなぎの場⇆飯縄山南峰（飯縄神社）
・夏道は通行止になっており、直登となります。一気に急登になり、ロープが張ってある箇所も。雪は固く締まっており、アイゼンは付けた方がいいでしょう
・西登山道合流点辺りからは快適な稜線歩きとなります
・飯縄神社は中に入れるよう掘られてあります。石仏を掘り返しておられる方も同じ方との話です。感謝ですね
▽飯縄山南峰⇆飯縄山
・雪庇もある快適な稜線
・ここだけでもスノーシュー履いても面白いかも
・戸隠山・高妻山・頸城三山・北部北アルプスの展望が素晴らしい
・本日、霊仙寺山・瑪瑙山へのトレースはありませんでした

その他周辺情報

☆登山後の温泉
※飯綱地区に温泉はなく、最寄は以下の２つになります
♨︎戸隠神告げ温泉 湯行館（本日入湯）
・何度か入っていますが、今日ほど塩素臭が凄まじかったのは初めて。まるでプールのよう。いくらシャワーで洗い流しても落ちませんでした。残念ですがもう来ません
http://togakushi-21.jp/active/2011/09/post-24.php
♨︎むれ温泉 天狗の館
http://www.organic-resort.co.jp/tengu/

※少し離れますが↓をオススメします。両方とも源泉掛け流し
♨︎裾花峡温泉 うるおい館
http://www.uruoikan.com/bath/
♨︎松代大室温泉 まきばの湯
http://jovinny.com/spa/makiba/makiba.htm

☆戸隠そば
▽そばの実（本日入店）
・とても上品な香りの蕎麦と力強いつゆがよくマッチしています
・冬以外は、うずら家と人気を二分する名店で常に行列です
http://www.sobanomi.co.jp
▽うずら家
・言わずと知れた戸隠そばの名店
・四季を通じて行列するが、冬はそれほどでもありません。本日も13時半頃通った際には、15人待ちくらいでした
http://www.ne.jp/asahi/togakushi/sense-of-forest/uzuraya/uzuraya.html
▽徳善院蕎麦 極意
http://www.egokui.com/soba_info/
▽そば処 よつかど
http://yotsukado-togakushi.com
▽大久保の茶屋
http://www.ookubonotyaya.jp/index.html
等々

☆その他の観光地、飲食店
▽善光寺
https://www.zenkoji.jp
▽西之門 よしのや
・ほぼ全種類の日本酒・梅酒・甘酒・味噌・麹等の試飲・試食ができます
・5000円以上の購入で送料無料となります
・レストランも併設されているようです
http://www.nishinomon-yoshinoya.com/sp/
▽門前茶寮 彌生座
・せいろ蒸し料理の名店
http://www.yayoiza.jp/cgi-bin/top.cgi
▽藤田九衛門商店
・珍しい「鯉焼き」を味わえます
http://nagano-citypromotion.com/nagalab/people/people644/
http://hiyokomame.naganoblog.jp/e1389489.html

写真

3/18 7:24

一ノ鳥居苑池駐車場
7時半前で計3台

3/18 7:25

ショートカットで一ノ鳥居を目指します

3/18 7:32

今年は雪が多いようです

3/18 7:37

前方に飯縄山南峰が聳えています
800m近く登ります

3/18 7:38

一ノ鳥居
雪は予想以上に堅く締まっており、ここで早々にアイゼンを装着

3/18 7:47

奥宮一ノ鳥居

3/18 7:47

八王子在住の我々にとっては馴染み深い名前が出ています
高尾山と飯縄山は、密接なつながりがあるのです

3/18 7:55

一不動
適度な間隔で十三まで石仏が鎮座しています

3/18 8:01

二釈迦

3/18 8:03

三文殊

3/18 8:06

四普賢
有志の方により綺麗に除雪されています

3/18 8:07

気持ちのいい尾根歩きが続きます

3/18 8:08

五地蔵

3/18 8:12

六弥勒

3/18 8:20

七薬師

3/18 8:23

八観音

3/18 8:24

ヤドリギ天国

3/18 8:19

ヤドリギをよく観察すると、無数の黄色い実をつけています
鳥に食べられていないということは毒でもあるのかな？

3/18 8:25

九勢至

3/18 8:31

十阿弥陀

3/18 8:35

馬頭観音

3/18 8:36

駒つなぎの場に到着
十一阿閦

3/18 8:35

夏道は閉鎖されています
残雪期に歩いたことがありますが、物凄い急斜面になっており危険を感じました

3/18 8:45

冬道の直登コースも結構急ではありますが

3/18 8:58

十三虚空蔵
※十二大日如来は夏道にあります

3/18 9:05

暫し登ると北アルプスの展望が開けます

3/18 9:05

左より
爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳
2週間前に歩いた遠見尾根と五竜の武田菱がよく見えます

3/18 9:06

唐松岳と白馬三山
左下の特徴的な山は一夜山
登ってみたい山です

3/18 9:11

ここで撮影用にピッケルに変えます

3/18 9:18

北部北アルプスの全容

3/18 9:18

西岳
一生登ることはないと思う（登れない）

3/18 9:18

西岳と北アルプス

3/18 9:19

そして高妻山・戸隠山も姿を現した

3/18 9:22

幸せな急登が続きます

3/18 9:25

ここら辺からはパウダー

3/18 9:25

西岳・戸隠山・高妻山

3/18 9:26

ほぼ無風
春の陽気です

3/18 9:29

南峰に到着！

3/18 9:29

moricocoも到着

3/18 9:30

3/18 9:33

南峰から本峰への稜線歩き
妙高山も姿を現した

3/18 9:33

危険箇所はありません
快適の一言に尽きる

3/18 9:34

高妻山と頸城三山

3/18 9:36

頸城三山
やっぱり上信越の山々が大好きだ

3/18 9:36

こんなにいい天気なのに登山者も数えるほどだし

3/18 9:39

南峰を振り返る

3/18 9:40

ホールがいくつか
ここなど深さ2m程ありそうでした

3/18 9:42

3/18 9:42

山標が見えました

3/18 9:51

結構埋まっています

3/18 9:48

記念撮影

3/18 9:57

妙高山
手前は黒姫山です
よく似た山容が見事に重なっています

3/18 9:58

高妻山
今年も残雪期に登りたい山の一つです

3/18 9:58

西岳・戸隠山・高妻山
手前は瑪瑙山

3/18 10:02

色々広げて大休止

3/18 10:05

イチゴと高妻山

3/18 10:29

さて戻ります
45分ほど休憩してしまいました

3/18 10:38

南峰には飯縄神社が
入れるように掘ってあります
石仏と同じ方が掘っておられるようです（感謝）

3/18 10:42

高尾山との深いつながりを感じます

3/18 10:39

3/18 10:47

だいぶ雲が湧いてきて、北アルプスはほとんど見えなくなりました

3/18 11:24

オオカメノキの冬芽

3/18 11:30

一不動明王まで下山

3/18 11:36

一ノ鳥居に帰着
今回で5回目ですが、本当に素晴らしい山です

3/18 11:53

駐車場の山にも登ってみました

3/18 12:21

飯縄山の限定バッジゲットです

3/18 12:43

飯綱地区には温泉が無いため、戸隠の「神告げ温泉」へ

3/18 12:48

ロケーションは良いのですが、温泉自体はとても残念です

3/18 13:12

なかなか魅力的なグッズが沢山
高妻山Tシャツがあれば買ったのですが在庫切れ・・・

3/18 13:12

飯縄山Tシャツはロゴがちょっと

3/18 14:11

戸隠神社中社
2年前ここで挙式をした縁のある神社

3/18 14:10

境内の雪山

3/18 14:02

今年の雪中酒は中社なのですね！（去年までは宝光社だったはず）

3/18 14:08

今年は雪がまあまあ多かったらしい

3/18 14:17

戸隠そばは「そばの実」へ

3/18 15:08

これは何でしょうか
杉玉でもないし

3/18 14:24

3/18 14:20

そば揚げ

3/18 14:31

そばだんご（310円）
外はカリカリ

3/18 14:31

みそ包み揚げ（260円/本）
信州味噌と沢山の具材で練り上げた特製味噌をそば粉の生地で包み揚げたもの

3/18 14:33

最高においしい

3/18 14:37

大ざるそば（1020円）

3/18 14:37

芸術的なぼっち盛り

3/18 14:37

顕微鏡モードで

3/18 14:39

そば三昧（1300円）
信州産鬼クルミ汁・信州産長いものとろろ・ざるつゆの3種

3/18 17:31

久しぶりに善光寺にも立ち寄ります

3/18 17:33

お彼岸の3連休とはいえ、17時半にはこのように閑散としていました

3/18 17:34

社務所が閉まった後は、なんと御守りの自販機が活動！

3/18 17:35

本堂

3/18 18:44

「西之門 よしのや」へも立ち寄ります

3/18 18:09

ほぼ全種類試飲・試食することができます
750ml・1万円するのまで！

3/18 18:38

左奥が試飲・売店
右はレストランになっています

3/18 19:38

夕食は善光寺の門前茶寮「彌生座」へ
せいろ蒸し料理で有名なお店です
今回で5度目かな

3/18 18:58

佐久の銘酒「明鏡止水」を頂きます

3/18 19:07

門前せいろ蒸し（1800円）
信州牛(100g)、たっぷりの野菜、おこわ、茶わん蒸し

3/18 19:07

ヘルシー蒸しうどん（1000円）

3/18 19:54

本日の宿

3/18 21:53

3/19 4:57

翌朝、鏡池まで早朝スノーハイクの予定でしたが、、、
中社より上は雪、奥社は地吹雪
長野市内は晴れていたのですが

3/19 4:50

車のトレースもすぐ消えるほど
無理せず撤退

3/19 8:12

ホテルに戻り朝食

3/19 8:12

なかなか美味しかった

3/19 9:04

もう一つのお目当て「鯉焼き」を食べに

3/19 9:07

大阪生まれの店主が、縁もゆかりもない善光寺の門前で、5年前に開業したとのこと

3/19 9:07

海無し県なのに鯛焼きはおかしいだろとのことで、鯉焼きを思いついたとか

3/19 9:08

色々な味を考案しているようで、本日はプレーン・芋・花豆・桜餅

3/19 9:13

奥は木型
表と裏で型が違っていて、立体的な仕上がりとなっています
是非一度試してみてください

3/19 9:56

もう一度、善光寺参り

3/20 16:22

戸隠神社と善光寺の御朱印

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-02H Sony

感想

Kazu405

戸隠は幼少期より訪れており、今となってはパワースポットがどうだとかですっかり俗化してしまいましたが、時期をずらせばある程度、昔の面影を残した姿に触れることができます。
2年前の3月21日に戸隠神社で挙式をしており、昨年はインフルエンザで断念しましたが、この時期はこの付近の山域に訪問することを今後の恒例行事にしたいと思っています。

本日は、手軽に大展望を楽しめる山として人気の飯縄山へ。
雪は予想以上に固く締まっており、スノーシューは単なる重りと化してしまったことは残念でしたが、標高を上げるにつれ姿をあらわす北部北アルプス、戸隠山・高妻山、頸城三山の大展望は、「労力以上のご褒美が得られる山ナンバーワン」と言っていいのではないでしょうか。
石仏や飯縄神社も、そこだけ綺麗に除雪されており、地元の方々にも大変愛されている山であることを実感します。

何かと縁のあるこの山域、これからも定期的に通い続けたいと思います。