乗鞍岳(sherpapa氏 リローデッツド 22年目の春)
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,769m
コースタイム
11:00位ケ原山荘-(昼食&お昼寝)13:30-15:10大黒岳-富士見岳鞍部15:10-
15:30位ケ原山荘
5月4日 位ケ原山荘6:35-7:40(2620m小屋)8:00-8:40肩の小屋9:00-10:00剣ケ峰
10:30-10:55肩の小屋11:15-11:30位ケ原山荘12:10-13:20三本滝レスト
ハウス前
天候 | 3日 晴れ後曇り一時雪 4日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝にはスキー客で満車になるので、早い時間に駐車スペースを確保する必要あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 肩の小屋から剣ケ峰までシール歩行も可能 (sherpapa追記) 大黒岳‐富士見岳方面は滑走禁止です(雷鳥保護のため)。 位ヶ原山荘に降りてから教えてもらいました。反省・・・ |
写真
感想
3月に続いて、また乗鞍岳を訪れました。
今回は在阪某大学ワンダーフォーゲル部の同期のsherpapa氏と同行です。
1日目
前夜、高崎でsherpapa氏をピックアップし3時に3本滝レストハウス前の駐車場に
車を停め、テント泊。満点の星空が綺麗でした。
7:20 かもしかゲレンデから登行開始。リフト終点まで除雪された林道を2回跨ぐ
のでスキーの着脱がちよっと面倒でした。
リフト終点からツアーコースに入ります。
普段、酒びたりの日々を送り運動不足なはずのsherpapa氏が意外なことに何故か
好調で、グイグイ登って行きました。
しかし気持ちは現役でも肉体が着いていかなった様で、急激な過負荷によって
3ラウンド目から右股関節痛を訴え始めました。
位ケ原山荘で山菜そばを食べて1時間程お昼寝して、大黒岳-富士見岳鞍部に向か
いました。鞍部に着いた15:00頃には雪も降り出しすっかり冬山の様相でした。
鞍部から快適な滑降を楽しみ、山荘でまったりと過ごし、鹿鍋の夕食後、
ワンゲル部の後輩でもある山荘ご主人とワインを飲みながら、しばし四方山話
の後、Sherpapa氏は右股関節にバンテリンを塗って21:30就寝。
2日目
6:35 剣ケ峰を目指して登行開始。
2620m小屋付近ではガスで覆われ、ホワイトアウト状態。肩の小屋から剣ケ峰を
あきらめて降りてくる人もいました。
取り敢えず、肩の小屋を目指して歩いている内にガスが晴れ、剣ケ峰、蚕玉岳、
朝日岳が姿を現しました。
肩の小屋からはアイゼン歩行に切り替え、10:00、遂にsherpapa氏、実に大学卒業
以来22年の時を超え積雪の剣ケ峰に登頂を果たしました。
肩の小屋に戻って滑降開始。
それではsherpapa氏の滑りの映像をお楽しみ下さい。
歳月は無情。錆付いたsherpapa氏の滑り
滑降を楽しんで位ケ原山荘に戻ると、春山バスの乗客で、山荘前は大変な賑わい
でした。
接客で忙しそうな山荘ご主人に別れを告げ、ツアーコースを滑って、
13:20三本滝レストハウスに戻りました。
下山後、市営温泉 銀山荘で山行の垢を落とし、ボリュームが自慢の定食屋
abbey roadでお昼ご飯を食べる王道コース後、帰京しました。
22年ぶりか・・・学生時代は毎年、2月に訓練合宿に乗鞍へ来ていました。
その時は、ゲレンデの横をシールで登行し、スキーヤーから白い目で見られ、肩の小屋横でテントを張り、
大寒波の中雪上訓練してから、剣ヶ峰へアタックし、nekobaが凍傷になったことを懐かしく思い出しました。
5月の乗鞍は初めてでした。
初日の雪質はザラメでシールがよく効きました。
ツアーコースもよく整備荒れていて、スキーヤーやボーダーが多く、また、位ヶ原山荘までバスが入っていて、
雪山のイメージとは異なり、華やかな雰囲気です。
山小屋泊まりの雪山山行は初体験です。暖炉で体を温め、乾燥室でウエアを乾かし、温かい食事、
そして何より暖かい布団!こんなに快適だとは!位ヶ原山荘の主の人柄と気遣いが快適さを増しているのかも・・・
2日目は、いよいよ剣ヶ峰アタックです。nekoba氏は頂上直下までシール登行し滑りたかったみたいですが、
肩の小屋上部はクラストしていて、私のレベルでは不安を感じ、アイゼンに履き替えてもらいました。
もう少し時間が遅かったらシールで登れたのかもしれません(事実、剣ヶ峰からの下山時には、クラストしていませんでした)。
肩の小屋までは雪山の雰囲気は薄かったのですが、朝日岳〜剣ヶ峰の稜線に出た瞬間、非常に風が強く、
時間も早かったからか、人も少なく、久しぶりに雪山に帰ってきた感覚になりました。
やっぱ山はええの〜
山頂での横顔がたまりまへんな
また無理のない範囲で山続けていきましょう
ABBEY ROADは相変わらずのボリュームですね
metsさんコメントど〜も
今回の装備は・・・
スキー道具一式+兼用靴:大阪転勤したN氏
アイゼン:位ヶ原山荘主人六辻氏
からお借りしました。
自前は、
ピッケル:家探しして発見できました・・・
ヤッケ(社会人になって購入した憧れのNorthFace)
ザック(これも憧れのMILELET)
それと、自主トレで鍛えたアルコール漬けのカラダ・・・
(ちなみに、BMI22、今朝の体脂肪率15.4%、22年前+3kgまで絞りました)
それぞれ15年ぶりの使用に耐えてくれました。
今回の装備で分かる通り、少し、無理したかもしれません。
これからは、マイペースで続けます・・・
nekobaさん、sherpapaさん、何年ぶりでしょうか。
ご無沙汰しています。
metsさんに勧められ、ヤマレコに登録しました。
みなさんの山熱?の継続・復活に驚いています。
こちらはすっかり退化してしまっていますが、時々みなさんのご活躍を拝見したいと思います。
美しい画像とともに、みなさんの雄姿(?!)を楽しみにしています。
takahoseさん こんにちは。
ご無沙汰です。
知らないうちにメキシカンになられたようですね。
私の大好きなな「岳」的に言うと、「何年、山に登っていなくっても、山に登ってたんならクライマーっしょ!
また、山においでよ。」といったところです。
takahoseさんも、ゆるゆると復活されることを期待しております。
takahoseさんお久しぶりです。
山は逃げていきません!
が・・・体力、技術、知識は逃げていきます・・・
錆びついてしまわないようにヤマレコでイメージトレーニングしましょう!
山行記録アップを楽しみにしています
nekobaさん、sherpapaさん、お返事ありがとうございます。
nekobaさん、「メキシカン」ではなく「スパニッシュ」です!
スペインにいったときに、宿の予約の電話で何度「taka○○だ!」といっても「takahose?」「takahose?」といわれるので、「そうです、takahoseです・・・」っていってしまいました。
さて、metsさんからも「山またいける?」と聞かれましたが、体力がすっかり落ちているので、きっと途中で遭難します!
駅の階段でも遭難しそうなのに・・・。
当面はみなさんの山行記録を見て、楽しませていただきます。
それで刺激されたら、いずれ傾斜ゆるゆるのところを這い上がるかもしれません。
気候がいいので、いまが一番いい時期ですね。
またアップされるのを楽しみにしています!
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