関市 板取 蕪山 (高倉谷林道から、残雪の北尾根)
- GPS
- 08:43
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 785m
- 下り
- 780m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・ 杉島の神明温泉手前の県道左手の公園駐車場を利用しました。 ( 十数台駐車可、手洗いなし。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 終始踏み跡のない残雪と土の尾根が交互に現れます。 ・ 雪質も高度と時間でかわり、取り付きの植林帯と中腹と山頂手前の尾根は踏み抜きがけっこうありました。 ・ 尾根のビミョウな合流が多く、登りではわかりやすいが戻りはミスルートしやすく、地形図とGPS、コンパスは必携です。 |
写真
装備
個人装備 |
輪カンジキ
アイゼン
地図(地形図)
コンパス
スパイクつきゴム長
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感想
・ 始めての北尾根ルートなので、いつもより1時間早く自宅を出ました。
( 山頂周辺の雪の状態は、先週で下見済みで不安はなかったですが、尾根までの斜面と北尾根の状況は行ってみないとわからないので、時間に余裕がほしかったので、7時に駐車場を出発。)
・ 山頂のリミットを12時30分と決めていましたが、入山時間がはやかったわりに山頂へたどりつくまでで結構時間をかけてしまいましたので、下山に不安要素もあって、山頂での休憩もそこそこに、立ったままで、数枚の写真をとって、お茶と某・・製薬のSoyjoyをかじっただけで、腰もおろさず、早々に下山にかかりました。
( 自分の踏み跡をたどるときは、軽快に下れますが、時間や日当たりの関係で踏み抜きは多く、土の尾根では都度分岐の方向を確認しました。)
・ 下山で林道にたどりついて、あとは楽に下れると思っていたら、朝は冷え込みで表面がカリカリに凍って足跡もつかなかったところが、下山時には、ざくざくのシャーベット雪にかわっていて、最後まで輪カンの足跡を残すことに。
・ 今日は一日、蕪山の名残の残雪を、十分に楽しむことができました。
<わかんについて>
・ 輪カンはベルトの代わりにロープで修理補強したのはいい感じでした。
( 修理の詳細は ブログ 2017.03.05 輪カンのトラブル、修理と補強
http://turbo-restore.seesaa.net/article/447622890.html
をごらん下さい、冗談半分の5回まきが、ふみごたえがあって力強く、安心して歩けました。)
( 途中、ベルトと靴の位置調整を3度ほど行いました。)
・ 浮力アップをねらった平ベルトも、効果はたしかにあったと思いますが、歩いている間にずれてきて、片方によってしまって効果半減、アルミパイプに星型にむすんだのですが、ずれないよう固定する工夫が必要です。
・ 写真8で、今回は試験的に左右の足を置く位置を変えています。
( 左足は、かかとがわかんの後ろひもの上にして前後均等過重に、右足はかかとのでっぱりを後ろひもにひっかけて、土踏まずで体重を後ろひもメインでささえる感じにはいています。)結果は登りも下りも右足が良好、左は数回すべって不安定を感じることがありました。
・ 雪のない斜面で、杉のはっぱがつもったやわらかい斜面では、わかんをはいていたことがかえってあるきやすく感じました。
( 岩や舗装路のかたい道でも、右足のセットのほうが、両方のつめとかかとの3点で三角形にささえることで歩きやすかったです。
<注意>
・ のぼりでは、尾根芯さえはずさなければ、自然に尾根合流して、山頂に行けますが、下山時は要注意です。
・ 上から尾根を下っていくと、メインの尾根しか見えず、ついまっすぐ直進してしまいそうな枝尾根への分岐がいくつもあって、油断して調子よくくだっていると、岩本洞方面や、門原方面の深い谷にさそいこまれます。
( どこの尾根でも同じことですが、特にここの北尾根は要注意と感じました。 )
・ 写真の最後に、国土地理院のオンライン3Dマップで、北尾根から山頂を見上げたものに、のぼりの->矢印と 下りの▽矢印を手書きで書いてみました。
( 今回もルートミスして、下山データにいのししのしっぽのような痕跡を残してしまいましたが、まちがったところまで上り返して軌道修正ができました。)
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