小秀山 〜三の谷コースから〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,228m
コースタイム
駐車場5:45→ゲート5:55→登山口6:18→二の谷・三の谷分岐8:57→頂上11:24 計5時間39分
下り
頂上12:24→二の谷・三の谷分岐14:27→16:09→ゲート16:29→駐車場16:42 計4時間18分
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この季節の入山者をあまり想定していないからだと思いますが、赤テープなどの目印が少ないです。 |
写真
感想
前回2年半前には、変化に富んだ二の谷コースから登っているが、今の時期にそこから登るのはちょっと難しそうなので、比較的楽な三の谷コースから。
ただ、気になるのはコースタイムがちょっと長いことと、分かりにくい所が何箇所かありそうなこと。
踏み跡が残っていることを期待しながら、3時、我が家を出発。
一般道を走ること2時間ちょっと。5時を少し回ったところで登山口のある中津川市の乙女渓谷キャンプ場に到着。
駐車場には他の車は止まっていない。
軽く朝食を摂って、5時45分、登山届けをボックスに入れて出発。10分ほどで林道ゲートに到着。どうせならここまで車を持って来るんだった。後の祭りだが。
ゲートから20分ほど林道を歩いて三の谷登山口に到着。
ここからしばらくは檜と杉の針葉樹林の中を登っていく。雪はまだ少ないが、道が半分凍った状態なので早々にアイゼンを装着。
有り難い。数日前のもの(それぞれ単独者のものか)と思われる二人ほどの踏み跡が先に続いている。
九十九折の長い樹林帯を抜けると、道は雪に埋もれて道なき道に変わる。雪も次第に増えてくる。
あたりはどこを歩いても似た感じで、こうなるとコース取りは踏み跡を作る人の勘次第。少し進んでは引き返したような跡を見るとその苦労がよくわかる。
こちらは、その跡を辿らせていただくだけ。何か申し訳ないような気持ちだ。
登山口から2時間40分。「二の谷」との分岐に到着。ここでアイゼンからスノーシューに履き替える。
ところが、そこから少し歩き出したところでパッタリと踏み跡が途絶えた。
どうやら、足跡の主さん(達)はここでUターンされたようだ。
この先どうするかちょっと迷ったが、ここまできたからには行けるところまででも、ということで気を取り直して再び出発。
このコース一番の難所、兜岩直下の急坂を登りきると、後は頂上まで比較的なだらかな尾根が続く。
尾根伝いに伸びる、吹き溜まりのように盛り上がった雪の通り道は、思ったより締まっていて深く潜ることはないが、上がったり下がったりの連続で、思うようには前に進めない。が、それよりも、美しい風紋を崩しながら進むのはなんとも勿体ないような。
その名の通り、広々とした高原の趣を感じさせる「第二高原」と呼ばれる
あたりでは、目前に広がる林を前に、この先どっちに向かったらいいのかまったく分からなくなってしまった。右に行ったり左に行ったり、あちこち彷徨いながら、ようやく林の中に雪の上からちょこんと顔を出した標識を見つけた。
夏道なら踏み跡に沿って何気なく通り過ぎてしまうところも、この時期は半分勘頼りなところが多くなる。
そして、最後は山頂までの坂を登りきって、11時24分、小秀山頂上(1981.7m)に到着。
目の前の御嶽山は、あいにく頭を雲が覆って全体を望むことはできないが、まあ、これだけ見られるだけでも良しとしなければ。
いや、ちょっと待て、予報では確か今日の天気は晴天だったはずのような・・・。
東方向には、春霞の向こうに中央アルプスの山並みが見えている。
昼食を摂りながらのんびりしていると、関市からという単独男性が登ってきた。
聞くと、以前この時期に来たときは、第二高原あたりのところで目印が分からなくなって引き返したとのこと。
確かに、このコースの中でも一番分かりにくいところかもしれない。
それにしても、頂上を目前にしながらも引き返すという決断力。
また一つ教えられた。
ひとしきりの彼との山談義の後、一足先に頂上を後にした。
右前方には1月末に登った白草山が見えていた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する