山行記録: 武甲山、若御子峠、浦山ダム

記録ID: 109383

全員に公開

ハイキング

奥武蔵

武甲山、若御子峠、浦山ダム

2011年05月02日(月) ～ 2011年05月03日(火)

埼玉県

seikimi86 その他1人

GPS: 11:30
距離: 16.6km
登り: 1,453m
下り: 1,757m

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コースタイム

[一日目]
一の鳥居8:30-9:20大杉の広場(休憩)-10:10武甲山
武甲山10:40-11:30長者屋敷ノ頭(昼食)
長者屋敷ノ頭12:00-12:50長者屋敷登り口(橋立川河原で休憩)
長者屋敷登り口13:05-不動名水-14:00浦山口駅
[二日目]
武州中川駅10:30-11:25憩いの広場-11:30若御子峠-11:35国見の広場(休憩)
国見の広場11:45-12:15浦山ダム・うららぴあ
浦山ダム12:25-12:45浦山フレッシュセンター(蕎麦打ち体験)
浦山フレッシュセンター14:00-14:20浦山ダム-14:50浦山口駅

天候	1日目:晴れ　2日目:曇り、夕方から雨
過去天気図（気象庁）	2011年05月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車タクシー [一日目] 池袋6:30-(特急ちちぶ1号)-07:50西武秩父　1,370円西武秩父08:05-(タクシー)-08:25一の鳥居駐車場　2,690円浦山口14:42-14:48武州日野 [二日目] 浦山口15:10-15:16お花畑西武秩父16:00-16:48飯能飯能21:28-22:15池袋アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	昨年の11月以降、首の調子が悪くすっかり山行と無縁になっておりました。山に行きたいモードになっていた相方は文句も言わず根気強く回復を待ってくれてました。(ありがとー) と言うわけで久しぶりの奥武蔵歩きは1泊2日のんびりハイクです。 [一日目] 武州日野の宿に泊まるので、浦山口へ下りる武甲山ルートを選びました。当初は横瀬から一の鳥居まで1時間半歩くことも考えましたが、ダンプの通行と石灰工場の粉塵でしんどいといろいろな方が書いてありましたので、西武秩父駅からタクシー利用に決定。ちなみに横瀬駅には通常、タクシーはいません。送迎代を払って予約すれば別ですが、まあここは無難に西武秩父駅から。 8:00前に到着した西武秩父駅のタクシー乗り場は全く待たずに乗れました。一の鳥居までの車道は2人ほど単独の方が歩いてました。タクシーの運転手さんは地元の方で途中の旧登山道入り口や武甲山の様子を説明してくれて、ぺちゃぺちゃ喋ってるとほどなく一の鳥居に到着。一の鳥居の駐車場は8:30前で既に満車に近い状態。一の鳥居から有名な?「転落自動車」を過ぎて登山道入り口へひたすら登りを続けて、大杉の広場に到着。見事な大杉が迎えてくれて、休憩にはとても良い場所です。ここからまた登り一本調子。ストイックな私は上級者向けと書いてあった階段コースを期待していたら「通行止め」。。なんでだろう?? 泣く泣く一般コースで意外とあっさり頂上へ。御嶽神社の脇から第一展望所に行くとそこには絶景が。。。ん??あれ?? ガスってるぞ。今日晴れだろぉ。ナンデ～後で知ったのですが、この日は黄砂が飛んでたらしい。うっそぉ～両神山、浅間山・・全然見えませんでした。でもピンク色した羊山の芝桜は良く目立ってました。第二展望所も同様、かすかに丸山らしき展望所の建物が見えたような。。仕方ないですね頂上のトイレは利用できました。頂上で昼食にするには時間が早いので下りのどこかで場所を見つけようと話し、下山開始。下りてすぐの武甲山の肩はベンチがありますが、通り道で落着かないのでパス。この肩は十字路になっていて、やはり階段コースは通行止め。シラジクボ、小持山方面はまっすぐの下り。我々は右の浦山口コースを進みます。長者屋敷ノ頭まで来て「う～ん」。この場所、そんなに広くなく平坦でもありません。小さなあずまやがありますが、陰気臭くパス。でもこの先、食べれる場所がないと悲惨なので小持山が見える崖側でシートを敷いて昼食としました。座る位置がちょっと傾斜してましたが、遠く斜面に咲く山桜が綺麗だったりとナカナカの場所かと。結局、この場所は他の1組(3人)も昼食をとられてました。定番のカップラーメンと相方が作ってくれたおにぎり。デザートはやはり山行には欠かせない?バナナで。今回からしっかりバナナケースに入れて持参。おにぎり美味しかったなぁ。長者屋敷の頭を出発してしばらく下ると、ところどころで山桜がまだ咲いてました。小さな花びらひらひらと舞い落ちて都会の桜とはまた違った美しさがあります。下り途中で、展望はないのですが平坦なちょっとした広さがとれる場所が数箇所あり。こっちも昼食場所に利用できると思います。展望なら長者屋敷の頭で。平坦地でゆっくりしたければもう少し下ったところで。ジグザグの下りが嫌になってきたところで長者屋敷登り口に到着。ここは橋立川の河原が目の前で、小さな滝もあります。のんびり休憩するにはとても良い場所です。お勧め。一人の方が岩の陰でのんびり景色を鑑賞されてました。浦山口駅までの道は単調な林道と舗装道路です。駅近くに不動名水があり、車で乗りつけていくつものタンクに汲んでいる方が数名いらっしゃいました。不動名水は線路を超えた側ですが、線路手前でやはり水が汲める場所があります。不動名水は施設料200円と書いてましたが、こちらの水は何も表示はありません。我々もペットボトルに詰めてちょっと味わって見ましたが、ほんのり甘い感じの水ですね。 [二日目] 温泉宿でゆっくりご飯食べて10:00過ぎに出発。今日は浦山ダムに向かいます。武州中川駅から千手観音堂まで民家の間を歩きます。千手観音堂のすぐ脇の砂利道ではなく、次の舗装道を右に折れ、しばらくこの舗装道を登ります。この辺りは登山道などの標識はありません。下記の市街地マップを見ながら判断しました。舗装道をダラダラと登っていくと途中、若御子遊歩道入口の案内が左側に出てきて山道に入ります。参考:秩父市ハイキングマップ http://navi.city.chichibu.lg.jp/walk/images/walk_map.pdf (山と高原地図5万分の1には載ってません) 意外とキツイこの登り、他の登山者とは国見の広場まで一切どなたとも逢いませんでした。ところどころの登山道脇斜面にヤマドリゼンマイやワラビが顔を出しています。ただ、ワラビは全体が茶色になっているのが多く、おそらく遅霜にやられたのではないでしょうか息を切らして登りついたのが憩いの広場。福寿草で有名らしいのですが、花は当然・・終わってました。。ベンチやテーブルがある広場には誰もおらず、この登りで憩いになるほど人が来るのかなぁ・・と勝手に心配を。展望は武州中川方面が望めます。広場を過ぎた先の階段を登るとすぐに若御子峠へ。若御子山は上級者向けとガイドにあります。後ろ髪引かれながらそのまま国見の広場方面へ向かいました。国見の広場で秩父市街の展望を楽しんで、浦山ダム側へジグザグの坂をダム脇の舗装道路まで下ります。舗装道路の登山口からダムまで歩いて5分。浦山ダムが作る秩父さくら湖は下ってからみるより、登山道の途中から見た方が圧倒的な迫力があります。浦山ダム・うららぴあでトイレを借りて、いよいよ本日メインの浦山フレッシュセンターへ向かいます。いざ蕎麦打ち体験へ。 http://www.chichibu.ne.jp/~urarapia/page004.html ダム湖畔の車道をひたすらテクテクと歩きます。車で行く方が多いのですが、ダムからさほど苦も無く歩けます。フレッシュセンターで蕎麦打ち体験。500円の指導料?とその場で食べたので大盛蕎麦の支度代?1,000円と天ぷら100円。 2人で2,700円です。地元のおばちゃんが先生となってそば粉4割 (ちょっと少ないですが)小麦粉6割の手打ちを丁寧に教えてくれます。センターといってもこじんまりとした施設。おばちゃん2人で切り盛りしています。蕎麦打ちは事前に電話予約が良いと思います。おばちゃん先生が15:00で帰ってしまうので要注意。その他、名物は秩父まんじゅう。肉まんの生地に中身が秩父特産のしゃくし菜を少し甘くした具材が入ってます。これもとっても美味しい。一つ110円。フレッシュセンターを後に浦山ダムまで戻り、ダムのエレベータは休業中のため、ダム脇の490段?階段を下っていきます。下の道に出て、標識に従い川を渡る橋を越えしばらく歩くと浦山口駅に到着。西武秩父まで戻った時にパラパラ雨が降ってきたのと、芝桜の観光客でごった返していたこと、さらに16;00ということもあり打ち上げは飯能駅で決定。各駅停車に乗り、飯能駅近くの居酒屋で4時間近く居座って帰路につきました。久しぶりの秩父路。とっても満喫。また山行の血が騒ぎだしました。