西湖を一周してみよう! 〜十二ヶ岳へ〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,523m
コースタイム
11:00足和田山登山口-12:10足和田山頂(ランチ)-13:40三湖台-14:00紅葉台レストハウス(コーヒータイム)-14:30紅葉台-14:50龍宮洞穴-15:40野鳥の森(根場村民宿宿泊)
《第2日目》
8:30鍵掛峠登山口-10:00鍵掛峠-11:00鬼ヶ岳山頂-11:40金山山頂(ランチタイム)-13:00十二ヶ岳山頂-14:25一ヶ岳山頂-14:30毛無山山-15:25西湖東口バス停
天候 | 1日目:くもり(残念) 2日目:くもり(さらに残念) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:西湖東口バス停→河口湖駅(富士急山梨バス"レトロバス") |
コース状況/ 危険箇所等 |
●西湖南側ルート(一本木〜足和田山〜根場) 道はいたって良好。ファミリーハイクにうってつけ。 ●西湖北側ルート(根場〜鍵掛峠〜鬼ヶ岳〜十二ヶ岳〜毛無山) ・鍵掛峠までの登山道は整備されています。 ・鍵掛峠から鬼ヶ岳までは道が細い尾根道です。眺めはいいですが、かなり高度感があります。 ・十二ヶ岳へは梯子と鎖場あり。十一ヶ岳へは吊り橋あり。その後も鎖、ロープによる昇降が多数。 |
写真
感想
さて、畦ヶ丸から中1日。足の疲れも多少残したまま、山登り強化週間の第三弾は
西湖一周ハイキングです。計画したのはもちろんclioneさん。
1日目はかる〜く足和田山ハイキング、2日目に以前から目を付けていた十二ヶ岳
縦走で終えるといった予定。ところが私、実は高所恐怖症の気がありまして、皆さ
んのヤマレコをチェックしてからというもの、少々緊張気味。対してclioneさんは
鎖場・梯子大好きなものだからテンションアップなのでした(笑)
【1日目】
足和田山、行くまでは大した山ではないと思っていました。でも実は標高1355m。山
梨百名山の立派な山だったのですね。一泊分の荷物を背負っての標高差400mの登り
は結構こたえました(汗)「いや〜今日はかる〜くハイキングだったよね?」明日
のコンディションがちょっと心配になります。汗だくで山頂に着くとテーブルとイ
スが数個と展望台がありました。しかし、この日の曇り空、肝心な富士山は残念な
がら雲の中。「あ〜ショック〜」clioneさんの声が山頂にこだましました…
肌寒い山頂でのランチ後は緩やかな稜線を下って三湖台、紅葉台へ。道は広いた
め、のんびりハイキング気分です。これで天気が良ければ最高なんですけどねぇ。
それにしても今日は平日のせいか、すれ違う人はゼロ。とってもいい道なのにもっ
たいない。三湖台では富士山こそ見えませんでしたが、青木ヶ原樹海と西湖をきれ
いに見下ろせます。足和田山よりこちらのほうが眺望いいです。また明日行く鬼ヶ
岳、十二ヶ岳方面も確認。へんてこなコブがいくつも連なっているように見えます
よぉ。不安倍増…
その後は青木ヶ原樹海を通って根場民宿村へ。樹海遊歩道は入り口も出口も何も表
示がないのです。これ、一人だったらちょっとためらっちゃいますね(苦笑)ここで
も結局誰にも会わずじまい。静かな樹海歩きでした。あとは寄り道で野鳥の森公園
に行きましたが、ここはいいところです。野鳥はたくさんいるし、クニマス発見で
話題になった「さかなクン」の色紙も展示してあります。
【2日目】
8時ころ、宿を出発。足の具合は二人とも大丈夫そう。まずは登山口のある「いやし
の里」に向かいます。ここはかやぶき屋根の民家がたくさんならんでいるので、目
印にはもってこいです。いやしの里の入り口に来ると脇の空き地にヤギさん発見。
ちょっと子ヤギと戯れてからいざ出発! 登山口はいやしの里の左わきにあります。
しばらくは林道の砂利道、そして本格的な登山道へと入っていきます。坦々とした
登りが続いて行きますが、道の状態はいたって良好で迷うこともありません。1時間
半で鍵掛峠に到着。すでに汗だくでしたが、今日はここからが本番なのでした。
まず向かうは鬼ヶ岳。稜線歩きは眺めがよくていいのですが、道が細くて切り立っ
た箇所が多いし、所々にでてくる岩場もかなり気を使います。高所恐怖症気味?の私
はすでに緊張状態。clioneさんは楽しそうかというと、今日も富士山が雲に隠れて
しまい、かなり悔しいみたい。
さてさて、そうこうしつつ、やっとの思いで鬼ヶ岳に到着(汗)山頂には一人の男
性がいるのみ。更に薄暗さが増して、あまりテンション上がりません。富士山が見
えないと分かった時点で雪頭ヶ岳への往復も取り消しにして次の金山へ向かっちゃ
います。金山でランチのあとはついに十二ヶ岳へ。十二から一へ逆に歩くのはどう
なのか?と何となく考えてはいたのですが、十二ヶ岳、十一ヶ岳がやはりメインイ
ベントだったようです。十二ヶ岳へ登るのに足場の悪い梯子を下りて、垂直に近い
壁をロープをつたって登る。たしかにアスレチックみたいですが、かなり緊張しま
す。落ちたらタダじゃすまないですもんね。やっとこさ着いた十二ヶ岳山頂の祠
に、賽銭を入れて本気でお参りをしましたよ「無事に山を下りれますように」と。
十一ヶ岳へのつり橋を渡り、ロープ場を登り、十ヶ岳を越え…緊張の連続でした
が、進むにつれ何だか徐々に道の危険度が下がってきたよう。八・七・六・五…ス
ムースに数を減らしていき、ついに一ヶ岳へ! 厳しい試練も何とか乗り越えました
よ…ほっとしている私の横でclioneさんは“十二ヶ岳アスレチック”を存分に楽し
んだようでした(苦笑)
毛無山でもやはり富士山は拝めず。
「快晴だったらものすごく眺めのいい山だよね」clioneさんが残念そうに呟いたの
が印象的でしたが、無事に西湖一周を果たしたのでした。
めでたしめでたし。
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