湖南アルプス (堂山 太神山 矢筈ヶ岳)

2017年04月02日(日) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 16.0km
• 登り: 920m
• 下り: 919m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 0:28
• 合計: 7:14

距離 16.0km 登り 920m 下り 920m

9:04 スタート地点
9:13 帝産バスアルプス登山口
9:21 9:28 渡渉地点
10:22 10:23 堂山
11:01 11:04 鎧ダム
11:23 迎不動
12:25 12:35 太神山不動寺
12:37 12:39 太神山
12:42 12:43 太神山不動寺
14:34 矢筈ヶ岳
15:18 15:19 御仏河原
15:56 渡渉地点
16:06 16:09 帝産バスアルプス登山口
16:18 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：京都自宅 - [自家用車] 名神高速道路 瀬田西IC -(約5.7km) 田上公園
復路：田上公園 - [自家用車] 名神高速道路 瀬田西IC - 自宅

田上公園　滋賀県大津市枝3丁目9

コース状況／危険箇所等

堂山：西側の登山口が若干分かりにくかったです．(迎え不動近くの東側登山口は明瞭でした.)　登り始め、下り終わりの辺りは水の流れる岩場で、滑りやすいので要注意と感じました. また山頂近くは花崗岩の岩場が続き、特に堂山とすぐ東にあるピークとの間の吊り尾根は距離は極短いものの切り立った岩場が続き、要注意と感じました. (巻き道のようなルートもありましたが、今回は確認できていません．)
太神山：道は明瞭かつ歩きやすく、特に危険と思われる箇所はありませんでした.
矢筈ヶ岳：御仏河原辺りからの下りには水の流れる岩場が多く、注意が必要と感じました．

写真

4/2 9:05

[田上公園]
ここに駐車させて頂きました. 公衆トイレあり.
ここから登山口まで舗装路歩きになります.

4/2 9:08

[枝の風景]
菜の花が綺麗でした.

4/2 9:13

暫く道なりに歩いて行くと天神川に架かる橋があります．
橋を渡って真っすぐ進みます．この橋の少し手前右手に駐車出来そうなスペースがありました．

4/2 9:14

[湖南アルプス案内板]　
東西を逆に地図を描くのは手間だったでしょうね〜　見やすくて有難いです.

4/2 9:16

この辺りまで来るともうすぐです.この少し先に公衆トイレがありました．

4/2 9:21

[天神川渡渉地点付近]
この看板がある少し手前に河原に降りる道があります．(白いテープあり．)
河原に降りたら向かって右手に進みます．

4/2 9:23

[天神川河原]
湖南アルプスらしい、独特の景観が楽しめます．

4/2 9:24

[天神川河原 渡渉地点]
少し進むと飛び石が積んであり、渡渉できるようになっています．対岸に渡ってから左手に進みます．

4/2 9:29

[堂山　取り付き　付近]
道は不明瞭ですが、頑張ってテープを辿っていくと

4/2 9:30

[堂山　取り付き]
明瞭な踏み跡になります．羊歯の生い茂るいい道でした．

4/2 9:33

[堂山]
岩と流れ、松と羊歯などが日本庭園の様な趣きを醸し出していました．
独特な景観がじっくり楽しめる素晴らしい道でした．渡渉が多いですが、岩が流れで丸みを帯びていて滑りやすいので御注意下さい.

4/2 9:35

[堂山]

4/2 9:41

[堂山]

4/2 9:43

[堂山]

4/2 9:44

[堂山]
湖南アルプス独特の景観を楽しみながら、暫く登ると堰堤に着きます．

4/2 9:47

[堂山] (振り返って)

4/2 9:48

[堂山]

4/2 9:50

[堂山]
お！噂の人面堰堤！
今日はよだれのみで、泣いてはいませんでした 笑

4/2 9:51

[堂山]
人面堰堤を超えると道は流れを離れて、花崗岩の岩・砂メインの道になってきます．

4/2 9:54

[堂山]　
堂山の姿が見えてきました．

4/2 10:01

[堂山]
これが馬酔木(あせび)の花なんですね〜！

4/2 10:04

[堂山]　
尾根道に出ました．これぞ湖南アルプス！という風景が楽しめました．

4/2 10:08

[堂山]
山頂近くなると、岩場がメインになってきます．若干登りにくいところもあり、滑りやすい岩なので御注意下さい．

4/2 10:10

[堂山]
琵琶湖側の素晴らしい眺望を横目に楽しみながら、岩場を登っていくと

4/2 10:14

[堂山山頂]
すぐに堂山山頂に到着しました．山頂は眺望がとても良いです．休憩できるようになっていました．

4/2 10:15

[堂山山頂]
山頂にはコンクリートをうって護られた立派な一級基準点・三級水準点がありました．

4/2 10:15

[堂山山頂からの眺望]
大津・琵琶湖・比叡山方面の眺望．

4/2 10:16

[堂山山頂からの眺望]
蓬莱山・武奈ヶ岳は残雪がありますね．

4/2 10:24

[堂山 吊り尾根]
山頂から東隣のピークに向かいます．いきなり急な下りが始まります．

4/2 10:26

[堂山　吊り尾根]
(振り返って) ここはちょっと降りにくかったですが、じっくり進めば問題ないと思います．

4/2 10:27

[堂山　吊り尾根]
一旦下った後、登り返します．この岩の右手は崖になっていて、矢筈ヶ岳や笹間ヶ岳がよく見えました．
左手に迂回路の様な道がありました．(間違えていたらすみません．確認できていません．)

4/2 10:29

[堂山　東ピーク頂上]

4/2 10:31

[堂山]
東ピークをこえると歩きやすい尾根道になります．

4/2 10:32

[堂山からの眺望]
やはり三上山は目を惹きますね〜！

4/2 10:33

[堂山]
奇岩が沢山あり、楽しめます．

4/2 10:35

(振り返って) 堂山東ピーク

4/2 10:37

[堂山]　
花崗岩が風化して砂になり、滑りやすい箇所も多かったです．御注意下さい.

4/2 10:38

[堂山]
どういう経過を経てこういう風に積みあがったのでしょうか？不思議です。

4/2 10:39

[堂山]

4/2 10:43

(振り返って)　堂山と堂山東ピーク

4/2 10:44

[堂山]
う〜む絶景！そして不思議。

4/2 10:43

[堂山]
そうきつくない下りを経て、この登りを上り返すと

4/2 10:48

[堂山]
平坦に近い穏やかな道になります．

4/2 10:50

[堂山]
そのうちに流れが寄り添ってきます．

4/2 10:56

[堂山]
『きれいやな〜』と景色を楽しみながら穏やかな道を進んでいくと

4/2 10:57

[堂山]
鎧ダムの広河原に出てきました．ここを流れに沿って右手に進みます．

4/2 10:59

[堂山　広河原]
開放感があって、すがすがしいところでした．

4/2 11:01

[堂山　広河原]
暫く進むと鎧堰堤が見えて来ます．堰堤を右手から回り込みます．

4/2 11:02

4/2 11:02

[鎧堰堤]
美しい堰堤でした．

4/2 11:03

[鎧堰堤　説明書]

4/2 11:07

[堂山]
鎧堰堤を過ぎると、再び日本庭園の道になります．

4/2 11:10

[堂山]

4/2 11:16

[堂山]
滝も沢山ありました．

4/2 11:17

[堂山]
小規模ですが跳ね滝もありました．

4/2 11:19

[迎不動堰堤]
ここまで来たらもうすぐ元の舗装路です．

4/2 11:20

[迎不動堰堤説明書]

4/2 11:20

[迎不動堰堤]
こちらの堰堤もシンプルな様式美を感じさせる、よいものでした．

4/2 11:22

[迎え不動近く]
降りて来ました．

4/2 11:24

[堂山登山口 (東側)]　(振り返って)
こちらは入口が明瞭ですね．コースにもよりますが、堂山のみ登られる方や太神山の後に登られる方はこちらから登られた方が分かりやすいのではないかと思いました．

4/2 11:25

[太神山へ]
林道を進み太神山に向かいます．

4/2 11:27

[太神山へ]
ここからは車両通行禁止の様です.もう少し舗装路歩きが続きます．

4/2 11:28

[太神山へ]
暫く進むと仏像があり、この向かい側に駐車スペースがありました．

4/2 11:32

[太神山へ]
この辺りの岩はやっぱり面白いな〜

4/2 11:32

[太神山へ]
舗装路を歩いていると案内があり、ここを右に曲がります．ここからは山道になります 嬉

4/2 11:34

[太神山へ]
橋を渡って

4/2 11:37

[太神山]
花崗岩質の緩やかな登りを上っていきます．

4/2 11:37

[太神山]
途中比叡山がよく見えました．

4/2 11:39

[太神山]

4/2 11:45

[太神山]
暫く進むと歩きやすい樹林帯の道になります．徐々に参道らしい雰囲気が出てきました．

4/2 11:47

[地蔵堂]

4/2 11:52

4/2 12:01

[泣不動]　
苦しみや痛みを身代わりになって引き受けて下さる有難いお不動様のようです．

4/2 12:10

[太神山]
いい雰囲気の道でした．

4/2 12:11

[太神山不動寺 二尊門]
訪れてみたかった御寺なので、かなり嬉しかったです.

4/2 12:13

[太神山不動寺　二尊門　制多迦童子(せいたかどうじ)]
写真を見て気付いたのですが、胴の部分に薄っすらと赤い彩色が残っていますね．
制多迦童子は元気な姿で表現されることが多いようなのですが、考え事をしているような珍しいお姿だなと思いました．何か謂れがあるのでしょうね．

4/2 12:13

[太神山不動寺　二尊門　矜羯羅童子(こんがらどうじ)]
優しそうな穏やかなお姿でした.

4/2 12:20

お地蔵様の像が見えたら、もうすぐ不動寺です．

4/2 12:22

[太神山不動寺　山門]

4/2 12:22

[太神山不動寺]

4/2 12:23

護摩供を是非見に行きたくなりました．9月もしくは来年の1月に是非再訪したいです.

4/2 12:24

[太神山不動寺]

4/2 12:24

[太神山不動寺]
凄くいい雰囲気でした．

4/2 12:26

[太神山不動寺]
ここで護摩供が行われるのでしょうね.

4/2 12:26

[太神山不動寺]
迫力満点のお不動様でした．

4/2 12:28

[太神山不動寺]
広場の右手の階段をあがります．

4/2 12:29

[太神山不動寺]
本堂が見えて来ました．切り立った岩場に建てられていて驚きました．

4/2 12:34

[太神山不動寺　本堂]
中には不動明王様と賓頭盧(びんずる)尊者(でしょうか？)の像が安置されていました．

4/2 12:41

[太神山不動寺　本堂]
本堂は山頂付近の巨岩と一体化するように造られていました．元々あった磐座信仰が不動信仰と結びついたんだなということを実感しました.

4/2 12:32

[太神山不動寺　本堂]
巨岩には仏様の彫刻が施されていました．

4/2 12:40

[太神山不動寺本堂の巨岩]
巨岩の隙間を通り抜けられるようになっていました．

4/2 12:36

[太神山不動寺本堂の巨岩]
折角なので、中を通り抜けさせて頂きました．

4/2 12:37

本堂を後に少し登ると

4/2 12:38

[太神山　山頂]
すぐに太神山山頂に到着します．

4/2 12:54

昼食は簡単にカレーメシと無印良品のトマトの酸辣湯を頂きました．
どちらも美味しかったです．

4/2 13:07

[太神山不動寺]
お手洗いもありました．

4/2 13:46

[矢筈ヶ岳へ]
もと来た道を戻り、矢筈ヶ岳分岐を左に進みます．

4/2 13:59

[矢筈ヶ岳へ]
小さな木々からなる明るい樹林帯で歩いていて気持ちよかったです．道は明瞭でした．

4/2 14:05

[矢筈ヶ岳へ]
緩やかなアップダウンを繰り返しながら進みます．

4/2 14:08

4/2 14:41

[矢筈ヶ岳への分岐]
分岐から矢筈ヶ岳山頂まで往復します．

4/2 14:23

[矢筈ヶ岳へ]
分岐を進むと急登となりますが距離はさほど長くありません．

4/2 14:28

[矢筈ヶ岳　山頂]

4/2 14:29

[矢筈ヶ岳　山頂]
展望は木々の間から少しありました．

4/2 14:44

[矢筈ヶ岳]
こちらの山にも巨岩が点在していました．

4/2 14:45

[矢筈ヶ岳]
すごい巨岩！

4/2 14:50

[矢筈ヶ岳]
快適な道でした．

4/2 15:20

降りてくると湖南アルプスの特徴的な景観が広がってきます．

4/2 15:21

4/2 15:24

濡れている岩も多く滑りやすいので十分御注意下さい．

4/2 15:32

4/2 15:59

元の舗装路まで降りてきました．

4/2 16:18

無事に戻ってきました．心配していた左膝も痛みが出ず、とても嬉しかったです．

4/2 17:22

[腸脛靭帯炎 対策]
マクダビッド社 『ランニングニーバンド M4193』
膝外側にパッドを当てて圧迫するシンプルな構造ですが、かなり効果があった印象です．
結構きつめに巻きましたが、歩いていても一度も痛みやずれは無く、窮屈さも感じませんでした．

4/2 17:37

[腸脛靭帯炎 対策]
Super Feet社 『Green』
�′�がしっかりホールドされ、��土踏まずの部分を支えてくれる　タイプのインソールを使用しました．元々ついていたインソールがあまり良くなかったのもあると思いますが、今回変更して踵のブレが殆ど無くなって歩行が安定し、膝の負担が大分減ったと実感しました．

撮影機器：

X-Pro2 FUJIFILM

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ガスカートリッジ コンロ コッヘル

感想

petit-prince

[感想]
　以前から湖南アルプスは気になる山でしたが、最近の山行で左膝が腸脛靭帯炎(ランナーズニー)を起こし、今どの位迄歩けるのか不安がありましたので、コース変更がしやすいという点でも湖南アルプスがいいなと思い、歩いてきました．色々と対策をしたのが良かったのかどうか分かりませんが、幸い痛みを感じずに歩くことが出来てかなり嬉しかったです．

今回は3つのピークを超えるコースを楽しんできましたが、それぞれの山でキャラクターが違いとても楽しく充実した山行になりました．

堂山はあまり整備されてない少し危険のあるコースでしたが、湖南アルプス独特の景観が堪能出来、眺望もよく、ちょっとスリルのある岩登りも楽しめて、最高に楽しかったです．また是非訪れたい山がまた一つ出来ました．

太神山は古くからの磐座信仰と仏教が結びついたことが実感できる山で、雰囲気が素晴らしくいいところでした．
9月か1月の護摩供にはまた是非訪れたいと思います．

矢筈ヶ岳は樹林帯歩きが大部分を占める山ですが、細い木々がメインの明るい林は歩いていて爽快でした．

[腸脛靭帯炎対策について]
1. 腸脛靭帯のストレッチ：痛みが引いてから、腸脛靭帯の柔軟性を増すべくストレッチを行いました．

2. サポーターの使用：マクダビッド社 『ランニングニーバンド M4193』
膝外側にパッドを当てて圧迫するというシンプルな構造ですが、かなり効果があった印象です．結構きつめに巻きましたが、歩いていても一度も痛みやずれは無く、窮屈さも感じませんでした．ランニング用と書いてありましたが、特に問題なく使用できました．

3. インソールの交換：Super Feet社 『Green』
�′�がしっかりホールドされ、��土踏まずの部分を支えてくれる　タイプのインソールを使用しました．元々ついていたインソールがあまり良くなかったのもあると思いますが、今回変更して踵のブレが殆ど無くなって歩行が安定し、膝の負担が大分減ったと実感しました．

4. 歩き方：今回は足になるべく負担がかからないようにゆっくり歩くことを心がけました．また膝や足が内反しないようフォームにも注意を払って歩きました．